GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

マツダ R360クーペ

2015年04月04日 22時40分39秒 | 

戦後の日本車初のクーペ。そしてマツダで初めて発売した乗用車でもあるのが、このR360クーペ。
1960年の大卒初任給が1万3100円。その頃の1000㏄乗用車セダンの値段はなんと100万円と
いう、一般庶民には手の届かない高値の花であった自動車ですが、この年に発売された
R360クーペの価格は30万円! 日本の大衆車、スバル360よりも安い値段でデビューを
果たし、大人気となりました。

大和郡山にあるカフェとカレーのお店”GiGi”。車好きにオーナーのお店の前には、いつも色々な
車が停まっています。この日に見かけたのが、このR360クーペ。ホワイトベースの本体カラーに、
ピラーからルーフにかけてブルーに塗り分けられた、かわいいツートンのカラーリングがポイント。

クーペのスタイリッシュさはそのままに、乗車スペースはきちんと確保している。日本が得意と
するミニマルカーのデザインの良さがそのまま素直に表れているR360クーペ。まるで欧州車高級
クーペのチョロQ版のような、親しみのある雰囲気も素敵なのです!

MAZDA ROADSTER

2014年09月04日 22時24分10秒 | 

誕生から25周年を迎えたマツダ ロードスターが新たな幕開け。

事前にこれほど様々なタイプの予想CGイラストが出回った車は他にありません。
それはやはりこの車が特別な車だから。

初代ロードスターに乗った時に、「なんだ一体この楽しいドライビングは?!」と、驚きを感じた事を思い出しました。

ハンドル操作にダイレクトに反応するクイッキーなレスポンス。路面の感覚が直に伝わってくるようなボディ剛性。
思えば、マツダが常々訴えかけている人車一体感とは、初代ロードスターですでに体現されていたのです。

そして新たに生まれ変わったNew ロードスター。

日本車離れした近代的なスタイリングに、均整のとれた美しいプロポーション。

ロードスターの発売予定である2015年には、ホンダからもビート後継のS660が市販される予定。

来年は、ライトウェイト・スポーツが再び脚光を浴びる、楽しい年になりそうです。

VESPA 946 Vol.2

2014年08月28日 21時58分42秒 | 

この粋なスタイル、これこそベスパ。

優れたデザインは、自身そのものだけでなく、それを使いこなす人の姿までも美しく見せるのです。

その本質を知り尽くしているイタリアならではの、ワンアンドオンリーなスクーター、VESPA 946。

以前、ミラノの市内をぶらぶらと歩いていた時、お腹周りのふくよかなオッちゃんも、頭がツルツルのお兄さんも、ロン毛のラフなダンディも、街中の男性全てが半端ないお洒落さん。

皆、女性に見られること、女性を褒めること、女性を口説き落とすことを、普段の生活の中の一部としているので、たとえどんなハンデを持っていたとしても、自分独自のスタイルに変えてしまう、優れた美意識があるのです。

そんな、生まれつきお洒落人種たちが丹精込めてデザインを仕上げているのだから、カッコ悪い訳がありません。

彼らが全体のプロポーションを決める時、細部のディティールにこだわる時、その無意識下では、必ず人の姿が意識されている。

文化の違いと言ってしまえばそれまでなのですが、そんなイタリア人のデザインに、いつか追いつくことができるのでしょうか。

VESPA 946

2014年08月26日 22時51分22秒 | 

新型ベスパ!かっこいい!でも115万円!

えっ、115万円?

125ccスクーターが、このお値段。

ベスパラインナップの頂点に君臨するVESPA 946ですから、プレミアム・プライスであることは理解できるのですが、さすがに100万円超えとなると…。

ただしかし、ベスパ(蜂)ならではのテールラインにピタリとハマる先進的な円形テールライトや、サドルのマウント部のアルミステーのメカニカルな造形など、近未来的な次世代のスクーターの姿を、見事に表しています。

昨年11月の発売時には、日本で限定20台だったという、超プレミアムな存在。

なるほど、街中で見かけない訳だ。

ピンク色の新型クラウンなら見たことあるんですけどね。

Honda S660 Concept

2013年11月28日 22時45分54秒 | 

「2015年に量産化を目指す。」と、伊東社長のコメント。

2015? 2014年じゃあないんだ…。ちょっと残念。

しかし、東京モーターショー2013のホンダブースは盛り上がっていました。
特にこのS660 Conceptへの感心は高く、ステージへの近づくための人の行列が、ブースの右横を回り込み、裏手のはるか向こう側まで続いているのを見て驚いてしまいました。

S660の名前の通り、軽自動車枠に収まる車体を持ちながら、ミッドシップレイアウトのオープンボディ。

往年のBEATを思わせる身近なスポーツ・コンセプトカーに、ワクワクしないではいられません。

しかし果たしてミッドシップエンジンなのに、これほど大きなフロントグリルが必要なのかとか、市販化の際にフロント側のナンバープレートをどこに取り付けるのかとか、色々と解決しなくてはならない問題がありそうですが、クリーンで洗練されたエクステリアデザインは、エコドライブ時代のスポーツカーに相応しいホンダらしさに溢れています。

Volkswagen The Beetle Cabriolet

2013年04月02日 22時36分18秒 | 

遂に日本でもザ・ビートルのカブリオレが発売に。

スイッチひとつで、しかもたったの9.5秒でフルオープンになるソフトトップを採用。

オープンの楽しさはそのままに、ビートルの基本アイコンとなる、ボディ/前輪/後輪をトリムする三つの半円モチーフのアウトラインは継承しています。

四季の国 日本では、オープン・ドライブを心から楽しむことができるタイミングがなかなかありませんが、逆にそれだけ心地よい風を受けて走る楽しさは格別ということ。

かつて、シティ・カブリオレに乗っていた時期もあるので、オープンカーには格別の思いがあるのですが、9.5秒でフルオープンというのは、実に羨ましい…。

TOYOTA COROLLA Furia Concept(カローラ フーリア コンセプト)

2013年01月16日 22時39分02秒 | 

なるほど、これが時期カローラかぁ…。

っていうか、これ、本当にカローラ!?

デトロイトショー2013でトヨタから発表された、次のカローラをイメージしたコンセプトカー“COROLLA Furia Concept(カローラ フーリア コンセプト)”。

伸びやか且つエッジの効いた造形ライン。エレガントで均整の取れたスタイリッシュセダンのプロポーション。

こんなにもモダンで先鋭的なデザインを身に纏いながら、本当に「カローラ」を名乗るのか。どうにも信じられません。

そもそもこれだけ長きにわたって支持されてきた“カローラ”とは、一体どのようなブランドだったのか、改めて考えさせられる、次世代のケーススタディがこのFuria Conceptです。

Vespa 946

2012年11月14日 22時40分22秒 | 

昨年11月に開催されたイタリアのバイク見本市、EICMA2011で発表していたVespaのコンセプトスクーターVespa 46が、遂に正式にニューモデルとして発表。

13日よりスタートしたEICMA 2012にてデビューを果たしたニューベスパの正式名称は、Vespa 946。

サイドからのシルエットと、リアホイールの丸い膨らみは正に“VESPA(蜂)”!
伝統のフォルムはしっかりと継承されています。

全体的にラウンディッシュな印象でありながら、凹面ラウンドと組み合わせたエッジを効かせて、ニューベスパとしてモダンなデザインへと昇華。

しかし、シートの中は、日本のスクーターのようなボックススペースがどう見ても無さそうなので、実用性は目をつぶらないといけないようです。

洋服と同様、ファッションを先取りしようとすれば、お洒落さんとしては、どこかに我慢が必要なのです。

Volkswagen GOLF 7th

2012年09月05日 23時31分24秒 | 

世界のコンパクトカーの基準、フォルクスワーゲンのゴルフもとうとう7代目。

ドイツ車らしく、デザインの骨格を変えることなく進化を続けてきて36年。

発売前から常にベストセラーを約束させられてきたゴルフですが、ローエネルギーが基本の今の時代が求めている通り、100㎏近くダイエットした上に燃費も23%低く抑えるなど、エナジーセーブの新技術を惜しげもなく投入。

水平基調のシンプルなフロントグリルに、弟分のポロと同様の精悍な眼つき。

よりスポーティーな印象が強まり、今更ファミリーカーと言うのも違和感さえ覚えます。

正当な進化。

実にGOLFらしいイノベーションです。

NISSAN 新型NOTE

2012年07月24日 21時39分53秒 | 

9月の発売が決定した日産の新型NOTE。

ハイブリッドのフィットやアクア、スカイアクティブのデミオなど、今時の低燃費テクノロジーが無ければ、激戦区のコンパクトカーの中では生き残れません。

事実、現行ノートは同クラスの中でもパッとしない存在でした。

しかし、日産の威信をかけて登場する新型ノートは、これまでにないエクステリア・デザインからしてその気合いが違います。

ボディの側面に掘り込まれた特徴的なレリーフはスカッシュラインと呼ばれ、生まれ変わったノートの最も印象的なキャラクターとなっています。

また、車の顔ともいえるヘッドランプとリアランプは、これまでにない立体感を与えられ、エコカー新時代に相応しいフレッシュなフェイスになりました。

肝心の燃費は、新開発直噴ミラーサイクル1.2Lエンジンにより、ノンハイブリッドながらリッター25.2kmを達成し、もちろんエコカー減税対象に。

新しさ満載の新型ノートは、絶好調のアクアをどう追撃するのでしょうか。

HONDA UNI-CUB(ユニカブ)

2012年05月15日 22時34分56秒 | 

とっても人に近いモビリティー、ホンダから新しい提案です。

ASIMOから始まるホンダのロボティックス研究が、エンターテイメントの分野から徐々に人間の生活空間へと入り込みつつあります。

Honda Omni Traction Drive Systemによる驚異のバランス制御運転の実現で話題となった開発モデル“U3-X”をベースに、より安定走行を目指した乗車スタイルを確立。

ベースモデルと同様、人の目線を大事にしたコンパクトなパーソナル・トランスポーターとして、様々な空間やシーンで活躍しそうなマシンです。

人に近いロボット技術は、日本独自のテクノロジー。

ホンダもトヨタもソニーも、次々と世界を驚かせ続けてほしいのです。

HONDA CONCEPT S(ホンダ コンセプト S) 

2012年04月30日 12時12分29秒 | 

北京モーターショー2012で発表されたホンダのコンセプトカー、CONCEPT S(コンセプト S)。

発表の場がアジアの大国、中国ということもあってか、ややえぐみの強いデザインですが、その車格から、ストリームクラスのミニバンであるとのコメントがありました。

そういえば、ホンダのミニバン稼ぎ頭といえば、かつてはオデッセイとストリームでしたが、今ではフリードとスパイク。

5ナンバーのコンパクトボディながらもインテリアは広々、荷室には自転車が軽々入るその使い勝手は、まさに、最高にちょうどいい。

取り回しが良くて使い勝手もいい。でもやっぱり走りのスタイルも手に入れたい、ならばストリーム。

ハイブリッド世代に生まれるNewストリームの姿が見えてきました。

LAMBORGHINI URUS Concept(ランボルギーニ ウルス コンセプト)

2012年04月25日 22時11分40秒 | 

気がつけば、いつの間にか世界最大の新車市場となった巨大国家 中国。

その首都北京で開催中のオートチャイナ2012では、自動車メーカー各社から、力の入った新車やコンセプトカーが次々と登場しています。

プレミアムブランドのランボルギーニからは、遂に発表されたSUVコンセプト、“URUS”が初披露。

思えば、同じくプレミアムブランドのポルシェも、全体の売り上げの半分がSUVのカイエンによって稼ぎ出されているという事実。

どんな名ブランドであっても、スーパースポーツだけでは成り立たない現実があるものなのです。

しかし、4人乗車で快適なユーティリティ性を有しながら、ランボルギーニ特有のエッジの効いたシャープなスタイリングはきっちりとキープされていて、居住性とデザインを見事に融合させたその仕上がりは見事。

コンセプトカーではあるものの、もう市販が目の前と言わんばかりの出来です。


CITROEN NUMERO 9 Concept

2012年04月14日 08時37分35秒 | 

量感溢れるエレガントなフォルム。

どこかしら線の細かったこれまでのシトロエンとは一線を画す新たなデザインスタディーが、このNUMERO 9 Concept。

ワイド&ローの低重心ボディに、一見クーペと見紛うかのような流麗なシューティングブレーク(ツーリングワゴン)の新たなプロポーション。

繊細なディティールを効かせた日本車とも違う、マッシブで力強いドイツ車とも違う、新たなアイデンティティを示した今度のシトロエン。

大きな変革期を迎えている最近のプジョーと共に、フランス車が今また独自の存在感を現しつつあるのはとてもうれしいことです。

フロントマスクの中央、クリアカバーの中に納まったシトロエンのCI、“ダブルシェブロン”がこれまでになく凛々しく見えるのです。

Touring Superleggera Disco Volante Concept

2012年03月19日 22時38分37秒 | 

ジュネーブ2012で登場した、アルファロメオ“8C コンペティツィオーネ”ベースのコンセプトカー、ディスコ・ボランテ コンセプト。

イタリアのカロッツェリア、トゥーリング・スーパーレッジェーラ社の手による優美でグラマラスなエクステリアデザイン。

久しぶりにコーチビルダーの素晴らしい仕事を見ました。

とにかく理屈抜きに美しい車体を作り上げることこそが、カロッツェリアの本能。

その腕を余すことなく見せつけてくれたこの仕上がりに溜め息ばかり。

デザイン大国イタリアは、やっぱり凄い!