GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

RICOH AUTO HALFの魅力

2015年08月30日 09時22分18秒 | GOO MONO クラシック

ハーフサイズカメラ、RICOH AUTO HALFの魅力は?と問われれば、その「四角いカタチ」
が好きだから!と言いたい。グリップも、鏡筒も、軍艦部も無い四角いブロックのよう
なそっけない形。でも手の中にがっちり収まるコンパクトな躯体は、ヘビー級で機能
満載の一眼レフとは一線を隔すカジュアルなデザイン。

必要な機能を絞り込んで、できる限り操作をシンプルに、という思想で設計された
オートハーフは、使い方もカジュアル。「オートハーフ」の名前の通り、操作の基本は
オート。天面の円形ダイヤルを赤色の“A”にセットして、あとはシャッターを押すだけ!
明るい屋外なら問題なく綺麗に写せます。

オートハーフには、フィルムカメラにあるべきはずのフィルム巻き上げレバーが見当たり
ません。そうです、 キヤノン ダイヤル35と同様、ゼンマイ式の自動巻き上げ機構が
搭載されているのです。フィルムをセットし終えたら、本体底面部にあるWINDノブを
回しておき、後はパシャパシャとシャッターを切るだけ。ゼンマイの巻き上げ分だけ
自動的にフィルムを巻き上げてくれる、オートワインダーのカメラへと早変わり。
とにかく、「撮る」ことだけに集中できる、シンプル操作で簡単便利。でも意外に
ストイックなスナップシューター。それが、オートハーフの魅力なのです。

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>>>camtips -ポロのハーフサイズ-

喜光寺の舞姫蓮(まいひれん)

2015年08月28日 21時34分08秒 | トラベルフォト

7月から8月にかけて行われる、奈良 西ノ京のロータスロード。喜光寺、薬師寺、
唐招提寺の三つの大寺が、蓮の花をテーマにしてそれぞれが繋がる夏のイベント。
8月半ばを過ぎると、さすがに鉢植えの蓮の方は、見頃を過ぎつつあります。

この日訪れたのは、喜光寺。200鉢はあるという本堂の西側にずらりと並んだ鉢植え
の蓮をひとつひとつ眺めていきます。東の空から顔を出している、夏の陽ざしが燦々
と降り注ぐ中、数ある鉢の中ではこの一輪!という蓮を見つけました。その名は
舞姫蓮(まいひれん)。

この蓮の花が静かに閉じる様子を眺めていたある人が、まるで女性の舞い姿のようだ
と思い、舞姫蓮と名付けられたのだとか。このふくよかでキュートな形の花びら、
先端だけがピンク色に染められた花の色。舞い姿に見えるかどうかはともかくとして、
他の鉢の蓮とは異なり、とても繊細で可憐な美しさを放っていたのは確かでした。

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>>>camtips -花鳥風月、奈良の色。-

OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II

2015年08月25日 22時04分24秒 | デジタルガジェット

オリンパス ミラーレス一眼のエントリーモデル、OM-D E-M10がフルモデルチェンジ。
Mark IIになって登場です。その最大のポイントは、オリンパスが得意とする5軸手ぶれ
補正の搭載。兄貴分のE-M5 Mark IIに続いて、エントリーミラーレスまで手振れに
強くなりました。

一眼レフのファーストユーザーに向けたエントリーモデルだからこそ、手振れに効く
強力な機能が必要です。元気キッズをキレイな写真に残したいパパママや、コンデジ
を卒業して初めて一眼でスナップに挑戦したいカメラ女子など、高精細、高解像度に
なったからこそ、ブレは阻止したい!

機能も上位機種譲りなら、デザインもそう。コンパクトな躯体ながら、ギュギュッと
凝縮感のある、ソリッドでマッシブなデザイン。操作のキモであるダイヤル部分は、
限られたスペースの中でも上方向にタッチ面を伸ばすことで操作性を高め、道具感を
そそるポイントにもなっています。

一眼エントリーモデルの雄、EOS Kissとは異なる方向でアプローチするオリンパス。
エントリーモデルにしておくにはもったいない!

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>>>camtips -新製品ニュース-

ブルーボトルコーヒー 青山カフェ

2015年08月24日 21時55分33秒 | トラベルフォト

昨年から巷でちらほらと言われるようになった”サードウェーブコーヒー”。これまで
日本には存在しなかった「コーヒー」という飲み物が一般化した時代を第1の波。
スタバ等のシアトル系コーヒーチェーンの台頭が第2の波とされ、厳選された豆と
ハンドドリップによるこだわりで淹れる丁寧な珈琲時間を提供するショップの出現を
第3の波:サードウェーブとしています。

サードウェーブコーヒーの中で最も注目されているショップが、サンフランシスコで
生まれたブルーボトルコーヒー。今年の2月にオープンした日本第一号の清澄白河店に
続き、3月にオープンしたのが、ここ青山店。お昼ご飯を兼ねて、”マイクロブリュー”
と言われる丁寧なコーヒーの味を確かめに行ってきました。

お店の前に置かれたブルーボトルの看板。この鮮やかな水色のボトルがお店のアイコン。
一度見たら、絶対に忘れられないインパクトです!

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>>>camtips -東京スナップ!-

尾道 猫の細道の猫

2015年08月22日 11時55分03秒 | Street Cat

広島 尾道は坂の町。路地の町。そして猫の町。瀬戸内海を望む山肌に細い路地が縦横に
走り、一本の路地を曲がるたびにその表情が変わる、それが尾道の魅力。文学のこみちや
レンガ坂、千光寺新道等を歩いていると、ひょんなところでさまざまな猫に遭遇します。

天寧寺を過ぎ、艮(うしとら)神社まで、これまた細い路地が続きます。その小路、
猫の細道です。路地が舗装される前に猫達が歩き回り、その足跡が残ってしまったこと
から名付けられたというこの細道。実際に、猫達が気ままに過ごしている姿を見かけ
たりします。

路地散策の途中、とある民家と民家の間の細い用水路に目を向けた時です。坂の町らしく、
立体的な奥行きのある味わい深い光景だなぁ…と思っているその風景の中に、鋭い眼光を
光らせている一匹の猫が。ラフな風景にワイルド・キャット! のんびりとした尾道の
風景に、緊張感が走りました。

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>>>camtips  ☆スマ・フォト☆

おふさ観音 ぎやまん風鈴

2015年08月19日 21時57分42秒 | トラベルフォト

奈良 おふさ観音では8月の終わりまで「風鈴まつり」が開催中。2500個もの風鈴が
境内中に吊るされていて、おふさ観音の中は風が吹く度に涼しげな風鈴の音色で
いっぱいになります。また、本堂前では約90種類の日本各地の個性豊かな風鈴が、
その場で展示即売されています。

奈良風鈴や夜光星風鈴など、色彩の豊かな美しい風鈴がある中、なんとも涼やかな
姿をしていたのが、このぎやまん風鈴。「ぎやまん」とは「ダイヤモンド」が訛った
もの。江戸時代に、ガラスを切るのにダイヤモンドを用いたことから、ガラスやガラス
細工のことを総じてギヤマンと呼んでいたそうです。そのガラス製の風鈴に、かわい
らしい花火の絵付けがされていたのがこの風鈴。

夏と言えば花火。その音色で涼をとる風鈴には、ぴったりの夏らしい絵柄です。しかし、
ふと目が惹かれたのは、その絵柄だけではありませんでした。よく見れば、花火の
絵付けに金色の蒔絵が施されていたのです。だからどこかキラキラしていたんだ…、
と感心。人の目を惹くその美しさにはきちんと理由があったのです。

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>>>camtips -花鳥風月、奈良の色。-

中村藤吉 平等院店の生茶ゼリイ

2015年08月16日 17時20分07秒 | スウィーツ

中村藤吉と伊藤久右衛門。

この二つのお茶の老舗。宇治を訪れる度に、今日はどちらへ寄ろうか大いに迷って
しまうのです。中村藤吉は安政創業、伊藤久右衛門は天保創業。どちらも古くから
京都 宇治のお茶づくりを支えてきた、歴史深い名門中の名門。

訪れたこの日は初夏。気温は午後からぐんぐん上がり、お昼ご飯を食べ終えた頃には
気温30°近く。平等院表参道をしばらく散策したあと、今回は中村藤吉平等院店!
と決めました。参道の途中にあるお店の前まで来てみると、案の定入口に行列ができて
います。暑さに負けずに待ちました。

運よく宇治川沿いの窓際の席に案内され、色々迷ったあとに注文したのが、この生茶
ゼリイの抹茶。約1時間、暑い日差しの中、待ったかいがありました!ゼリイの
ふるふる感、抹茶の香りと味わい、程よい甘さの小倉餡。どれを取ってもパーフェクト!
涼感たっぷりの器も、とても素敵でした!

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>>>camtips -古都、京都の雪月花。-

倉敷 美観地区 エル・グレコ

2015年08月09日 14時17分10秒 | トラベルフォト

この緑もじゃもじゃの家は、スーモの家!?色といい、もさもさ感といい、なんだか
そっくりです!こちらは、倉敷 美観地区にある喫茶店、エル・グレコ。美観地区入口
の交差点から小路に入り、倉敷川沿いの柳並木を歩いていると、ふいに現れるのがこの
緑の家。

大原美術館の隣に位置する喫茶 エル・グレコは、大正15年に建てられた建物で、元は
不動産管理の事務所であったそうです。倉敷川をはさんだ向かいの家が、創立者の
大原邸。自宅前の事務所の外観が気に入らず、このように蔦を絡ませて景観を和らげた
のだそう。確かにこの外観、和みます。

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>>>camtips ☆スマ・フォト☆

喜光寺の古代蓮

2015年08月06日 22時18分11秒 | トラベルフォト

7/1から8/25まで、奈良 西ノ京の三ケ寺(喜光寺/薬師寺/唐招提寺)で行われて
いる蓮の催し、ロータスロード真っ最中。期間中は、それぞれのお寺で蓮の見せ方も
色々。三ケ寺のうちのひとつ、喜光寺では鉢に植えた蓮を、本堂西側の境内に約二百鉢!
ずらりと並べています。

訪れたのは7月初旬。台風が抜けた後の週末だったので、朝からすっかり晴れ上がり、
晴天に恵まれました。ところが、大雨の後だったためでしょうか、二百ある鉢の中で、
花を咲かせていたのはほんの数えるほど。喜光寺の蓮を見に来て、こんなに数少な
かったのは初めてでした。

しかし、その残された蓮はどれも元気。黄色い八重の白万々(ハクマンマン)や白地に
ピンクの覆輪が美しい瑞光蓮。そしてタイトル写真の古代蓮。透き通るような透明感の
あるピンクの花びらが目に飛び込み、思わずレンズを向けました。生命感溢れる美しさ。
妖艶な咲き姿でした。

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>>>camtips -花鳥風月、奈良の色。-

京都 平等院の青鷺

2015年08月03日 22時28分16秒 | トラベルフォト

平等院 鳳凰堂の境内へ入り、堂内への入館受付時間までの間、境内を散策していま
した。鳳凰堂は周囲を池に取り囲まれています。従って、どこから眺めても宝池に
浮かぶ極楽浄土の尊いお堂。境内北側から時計回りに、阿字池の周囲を歩きながら
鳳凰堂の周囲を散策していました。

鳳凰堂はお堂全体がユニークな作りをしています。上空から鳳凰堂を眺めてみると、
お堂全体のシルエットが翼を広げた鳥のような外観をしています。鳥の体にあたる中堂、
左右の翼にあたる北翼廊、南翼廊。そして長い尾にあたる西の尾廊の4棟からなるの
ですが、この尾廊まで来た時です。

西側に長く突き出た尾廊の一部は橋脚のようになっていて、阿字池の水が下を通り
抜ける作りになっています。見ればその下に、一羽の青鷺。足元に視線を向け、池の
中の魚を狙っている様子。魚を追いながら尾廊の下を潜り抜け、徐々に移動して南翼廊
の横まで来たところを撮りました。その後も、鳳凰堂の周囲を悠然と歩く青鷺のしぐさ
にしばらく見入っていました。

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>>>camtips -古都、京都の雪月花。-