GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

Kia POP Concept Vol.2

2010年08月30日 21時23分43秒 | 

フロントからルーフまで、ひとつながりにした、大胆で巨大なウィンドウグラス。

これまでにない開放感に溢れたドライビング・ビューを想像して、とてもわくわくした気持ちにさせられますが、「でもUV対策はどうなるのだろう?」とか「炎天下の車内は果たして快適なのだろうか」とか「ピラーレスの構造で基本的な車体強度は確保できているのだろうか…」といった、現実的な疑問が次々と浮かんでくるのです。

しかし!だからこそ、Kia POP “Concept(コンセプト)”。

新しい車の提案に対して、堅いことは言いっこなし。

進化の過程に多くの否定と抵抗はつきもの。

果敢な挑戦と冒険なしには、次の道は開けないのです。

Kia POP Concept

2010年08月29日 10時21分32秒 | 

来月9月30日開催のパリ・モーターショー 2010に出展予定の、韓国 起亜自動車の“Kia POP Concept”。

同社がエコ時代におけるこれからの車の在り方を提示する、コンパクトEVのコンセプトカーです。

シティ・コミューターとしてミニマイズされたシャーシーは、2+1の三人乗りシートとして
使用可能。

2+1といえば、その斬新なレイアウトとウルトラコンパクトな車体で話題を呼んだ、TOYOTA iQと同じ。

その限られたセグメンテーションにより、日本国内では商業的な成功を収めているとは言いい難いニッチ・カーと同じ土俵に、敢えてチャレンジするその背景に、どのような思惑が隠されているのか分かりませんが、コンパクトカーそのものは時代の要請によるものです。

エクステリアの大きな特徴でもある、跳ね上げたトラック楕円のサイド・ウィンドウのグラフィックは、その名の通り、とてもポップでファニーな独自のデザインを示しています。

燈花会@大極殿院

2010年08月28日 13時32分49秒 | トラベルフォト

8月20日から7日間のイベント日程を終え、昨日終了となった“燈花会@大極殿院”。

平城遷都1300年祭を祝う、平城宮跡会場における夏季限定のライトアップイベントです。

会場に到着し、大極殿の南門をくぐると、そこには大極殿前庭を埋め尽くす約一万本のろうそくの灯りが目の前に広がっていました。

見渡す限り灯火が灯るこのスケール感は圧倒的なのですが、灯火の中で揺れるろうそくの炎の幽かな揺らめきがとてもやさしく、壮大さと温かさが同時に感じられるこの不思議な感覚は、大極殿という壮大なロケーションならではの光景でした。

今年の夏の酷暑は厳しく、加えて盆地気候の奈良の暑さは一際ですが、この小さな灯りのひとつひとつが、夏の暑さを少しだけやわらげてくれました。

Canon EOS 60D Vol.2

2010年08月27日 21時35分35秒 | デジタルガジェット

40Dから50Dへは、外観デザインを流用したマイナーチェンジでした。

あれから二年。
待望のフルモデルチェンジということで、多くの期待を担った今回の60D発表だっただけに、その思いと内容とのアンバランスさに戸惑ってしまうのです。

60Dの新機能を押しなべて見ると、全体に小粒の感が否めないのですが、冷静に考えてみると、実は悪くない進化だったのでは…。と、思えてきました。

たとえボディがプラスティック製になったとしても、標準レンズキットの組み合わせが18-55だったとしても、たとえばCMOSは7Dと共通であるし、解像度が向上した背面液晶はフリーアングル。
レンズさえきちんと選べば、7D同等の絵を描き出す場面がほとんどではないかとも思えます。

だとすれば、ハイからローまで、これまでにない撮影アングルが広がる60Dのボディをセレクト、という手も十分にアリです。


Canon EOS 60D

2010年08月26日 22時36分16秒 | デジタルガジェット

事前の様々な予想スペックの範囲内ということで、予定調和の感が強い新型EOS 60D。

SONYの新型α55(アルファ55)が提示したデジタル一眼の新機軸といったものはありませんが、前衛機種からはきちんと正常進化。

中でもEOS初の、バリアングル液晶モニター搭載は手放しで歓迎すべきスペックアップポイント。

フレキシブルなだけでなく、3型ワイドで104万画素の高解像度モニターを採用したところも高感度アップです。

ただ、サプライズを詰め込んだアルファ55の直後に、堅実な進化を遂げた60Dの登場、という発表のタイミングが、どうしてもその中身を霞ませて見せてしまうこととなったのは、間が悪いと言えるでしょう。

デビューという時と場は、それだけ重要なのです。

SONY α55 (アルファ55) Vol.3

2010年08月25日 23時00分45秒 | デジタルガジェット

α55(アルファ55)の成否は、ファインダーの出来にかかっています。

光学式ファインダーを廃止する代わりに搭載したEVF(電子ビューファインダー)により、視野率は当然100%。

また、電子式の利点を生かして、ワンボタンでの部分拡大表示も可能。

眩しい日差しの中で目を酷使した後や、疲れ目の状態における撮影時、こうしたアシスト機能はとても助かります。

解像度を高めた高性能なEVFならば、光学式を超えるとも言われる場合があるので、ここはやはり実機で確かめてみたい最初のポイントです。

ソニー 新型アルファの登場に揺れたあとは、予定通りであれば、明日はコンパクトボディに生まれ変わったキャノンの60Dが登場します。

SONY α55 (アルファ55) Vol.2

2010年08月24日 23時04分14秒 | デジタルガジェット

このデジタル一眼が提示する新たな方向性は、紛れもなく革新的で破壊的。

ファインダーや映像素子への光量が減衰するといったペリクル(半透明)ミラーの宿命的な欠点を、“トランスルーセント(透過)ミラーテクノロジー”と銘打ったデジタル技術で克服し、固定式ミラーの魅力を存分に発揮させることに全力を注いだα55/α33。

このクラスレスなマシンの魅力は、とにかく期待を大きく膨らませます。

ミラーアップの振動を無くし、病10コマの高速連写を当り前のものとしたスピード一眼。

このカメラが示す新しい世界観に、一日も早く触れてみたいと言う思いでいっぱいです。

長崎 旧グラバー邸

2010年08月23日 21時31分30秒 | トラベルフォト

長崎といえば、出島、カステラ、長崎ちゃんぽん。
そして、街を見下ろす景色がとても素敵なグラバー園。

“和華蘭(わからん)”で言えば、ここはもちろん蘭(西洋)。

そのグラバー園の中でも、ここはやはり特別な場所、旧トーマス・グラバー邸です。

溢れんばかりの陽光を浴びた、花と緑溢れる美しい洋館として展示されているグラバー邸ですが、幕末の志士たちが数多く訪れた百数十年前のこの前庭は、大筒やライフル銃等洋式兵器の見本市として使用されていたキナ臭い場所であったとは、なかなか想像がつきません。

武器商人としての交易により、巨万の富を手に入れていたとはいえ、幕府側、倒幕側のどちらとも取引を持ちかけながら、かなり危うい橋を渡っていたグラバー。

美しい長崎港を見つめていたその瞳は、一体何を見つめていたのでしょうか。

長崎 孔子廟(こうしびょう) Vol.2

2010年08月22日 16時07分55秒 | トラベルフォト

孔子廟(こうしびょう)の正門である儀門(ぎもん)の屋根を見れば、その装飾は大変賑やか。

日本の屋根飾りでもおなじみの龍はもちろん、鳳凰や獅子、白象や仙人まで、神獣から超人まで、色鮮やかな陶器を用いて作られたとても凝った装飾が並びます。

日本の建築とは全く異なる、鋭角に突き上げられた屋根の反りのエキゾチックなフォルム以上に、明確にその存在感を示している溢れそうな神獣の装飾に、しばらく目が奪われました。

はるか昔の日本人は、このような圧倒されるような力強い建築様式を学びつつも、日本の建築へと消化される過程で、たおやかで繊細な独特の様式へと転化し、日本独自の美意識を構築してしまうのです。

海外から技術を取り入れ、消化し、新たな価値観を創出する日本のテクノロジーは、今でも綿々と受け継がれているのだと、この異国の建築を見て改めて実感しました。

長崎 孔子廟(こうしびょう)

2010年08月21日 16時13分32秒 | トラベルフォト

大河ドラマ「竜馬伝」シーズン3の舞台として注目の長崎。

鎖国当時の日本の中でも海外との交易が行われていた長崎独特の文化を評して“和華蘭(わからん)”と呼ばれています。

和(日本)、華(中国)、蘭(西洋)で言えば、ここ孔子廟(こうしびょう)はもちろん“華”の文化施設。

礼と仁を説いた中国の思想家 孔子をお祀りする長崎の孔子廟を訪れ、日本の美意識とは全く異なる極彩色の伽藍を目にした時は、さすがに驚きました。

朱塗りの壁面は見慣れているとしても、目にも眩しい黄色い屋根瓦!

正門の儀門(ぎもん)から見る大成殿(たいせいでん)の勇壮な姿からは、力強い大陸系の香りが漂います。

1Q84 BOOK 3

2010年08月20日 21時44分43秒 | 

BOOK 1・2での、まるで深い霧の中を手探りで歩いているかのようなミステリアスな展開とは打って変わり、BOOK 3では、青豆、天吾、牛河、その三人が抱えてきた、互いの孤独と向き合う構成へと変化していきます。

それぞれが幼いころから対峙してきた、それぞれの孤独。

孤独に突き当たり、苦しみ、自分のものとして消化していく三人の長い道程は、多くの人が、これまで心に刻んできた人生の道のりとシンクロし、深い共感を得るのです。

孤独の海の中であがきながら、深い絶望の底に沈む牛河と、途切れてしまいそうなほどのか細い一筋の光を辿りながら、最後に希望を手にすることが適った天吾と青豆。

BOOK 3は、全く予想もしていなかった、実にピュアな純愛の物語でした。

天吾と青豆のストーリーが完結を迎えたと思われるBOOK 3。
しかしながら、早くもBOOK 4の出版の噂が囁かれているようです。

その続編の有無は、著者 村上春樹氏にしか分かりません。

SONY α55 (アルファ55)

2010年08月19日 22時04分43秒 | デジタルガジェット

正式発表は来週の火曜日とのことですが、遂に噂のα55が“SONY ALPHA RUMORS”にて画像公開されました。

事前情報で話題沸騰 デジタル一眼初のペルクルミラーの採用かどうかは、正式発表を待たないといけませんが、秒速10枚という高速連写機能が本当ならば、確かにありえる話です。

また、その高速連写を生かして、6枚合成マルチノイズリダクションによる美しい夜景撮影など、新たなハードウェアの特性と、それを引き立たせるソフトウェアとの組み合わせで、これまでにない撮影の楽しみを広げてくれているのは、素晴らしい狙いです。

デジタル一眼ではまだ歴史の浅いソニーには、こうした新機軸を次々打ち出すことで、カメラ業界の進化を促す革命児となり続けていて欲しいのです。

神楽坂(かぐらざか)の猫

2010年08月18日 22時34分33秒 | Street Cat

久々のシリーズ“Street Cat”。

今回は神楽坂(かぐらざか)の猫です。

猫の種類には全く疎いので、このややワイルドルックのイケメンねこが何者なのかは分かりませんが、とにもかくにもこの鋭い視線。

小栗横町(熱海湯通り)にある、くだもの・野菜の平井の前、路地の電信柱の足元に彼はいました。

変わった風貌の猫だなぁ…と思ってカメラを向けているあいだ、画面向かって左側に顔を向け、大きなあくびをしていたのですが、突如右へと振り向きざまに、この射るような眼光。

つられてそちらの方に目を向けたのですが、人や車が通る訳でもなく、特に変わった様子もありませんでしたが、でもその視線の先は固定されたままなのでした。

もしや、人間には見えない何かを見ていたのかもしれません。

TOKYO SKY TREE (東京スカイツリー) Vol.6

2010年08月16日 21時33分21秒 | 建築

世界一の高さとなることを約束された電波塔、東京スカイツリー。

世界一ということは、そのタワーの建設/工法は未だ誰も経験したことがないということ。

先月NHKの「ワンダー×ワンダー」で放送した「ほぼ完全公開! 東京スカイツリー」で、その驚くべき建設現場の秘密を紹介していました。

中でも、超巨大タワーの建設における最も重要なキモは、なんといってもクレーン。

今回のために特注したという、石川島運搬機械製のタワークレーンは、これまでとは使用条件の全く異なる雲上での使用を前提としています。

上空では、真横から飛んでくるという雷や、突然の強風、タワー上部での大きな揺れなど、さまざまな状況を想定しなければならず、そうした数々のリスクをクリアしたのが、このオーダーメードのハイテククレーンなのです

400mの高さへと垂直に引き上げられる鉄骨と、太陽の光を受けて光る、まっすぐに伸びたワイヤーを見ながら、「誰もが成し遂げたことのない前人未到の仕事って、凄いなぁ…」と灌漑に耽ってしまいました。

TOKYO SKY TREE (東京スカイツリー) Vol.5

2010年08月15日 10時40分34秒 | 建築

そして、もうひとつの鏡像といばこのビューポイント。

昨日紹介の北十間川に映る上下のスカイツリーに対して、隅田川沿いの遊歩道から見るスカイツリーは、左右の反転ツリー。

一見分かりづらいのですが、右側の鏡像はといえば、アサヒビールの吾妻橋本社ビル“アサヒビールタワー”に。

琥珀色に輝く巨大なビアジョッキの側面にくっきりと投影され、左右に並ぶ二本のスカイツリーが見事に立ち並ぶのが見えるのです。

工事の進行がこれ以上進むと、実像の方が上に伸びてしまうので、このようにきっちり同じ姿を映し込むことはできません。

この光景も、やっぱり今だけなのです。