GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

SONY XBA-A2 レビュー −カスタマイズ−

2016年06月29日 23時37分48秒 | デジタルガジェット

デジタル・オーディオ・プレーヤーをワンランク上のものに換えると、次はその
音質に見合うイヤホン/ヘッドホンに換えてみたくなってきます。そして次は
ポタアン(ポータブルアンプ)やケーブル、遂にはオーダーメードのカスタム
イヤホンへ…。金額に上限のない底なし沼へとまっしぐら!XBA-A2で高音質体験
をしてしまうと、こうしたパーツカスタムの世界へと夢が広がっていきそうですが、
ちょっと待った!その前に試してほしいことがあるのです!

まず初めに、XBA-A2に付属されているシリコンフォームイヤーピースを試して
みてください!パッケージに同梱の別箱に入っているサイズ別イヤーピースの中で、
内側に赤い発泡シリコンが充填されているのがそれ(写真下)。レギュラーの
ハイブリッドイヤーピースから変えてみると、その音質が激変!これが同じ
イヤホンの音?と驚くほどの大きな変化です。

装着時に最も大切なことがサイズです。これが自分の耳に合っていないと、低音部
が抜けてスカスカしたチープな音になってしまいます。また、サイズが大きすぎる
と耳の穴が痛くなり長時間使用はできません。自分の耳にしっかりと合う適正サイズ
を選び、ギュッと奥まで耳穴に押し込んでください。最初はその硬さに抵抗感が
ありますが、しばらくすると慣れてきます。その上でプレイボタンを押してください。
音の世界観の違いにきっと驚くはずです。

①レギュラーのハイブリッドイヤーピースの音は、思いの外ビートが効いた派手な
印象。Jポップもバラードもこなす”上品な”ドンシャリ系。BAによる繊細な音表現も
併せ持つ、欲張りな音です。

②一方、シリコンフォームイヤーピースの場合、低音域のビート感と音圧が消えて
しまいますが、代わりに中域から低域にかけて残っていた音の雑味がなくなり、
全体が晴れ渡るよう。第一印象では低音の迫力不足で、全体的に物足りない印象が
先に立つのですが、よく聴き込んでいくと、音の上質さのレベルは一段上。
エンジニアの狙いはこちらだったのか、と思わせる音なのです。

何よりもまず、イヤーピースを変えるだけでこんなにも音が変わることに驚き!
音は個人の好みがはっきりと現れるので、この2種類の音が使い分けられるという
ことは、嬉しい機能です。

XBA-A2だけでなく、他のイヤホンも聴いてみたいな…と思う前に、
是非一度お試しを!
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>>> 製品レビュー


率川神社 三枝祭(さいくさのまつり)

2016年06月27日 21時10分02秒 | トラベルフォト

奈良 率川神社にて毎年6月16、17、18日に執り行われている、由緒あるお祭りが
あります。本殿の神の御前に笹ゆりを飾ってお酒を奉納するこの行事を”三枝際
(さいくさのまつり)”、又、笹ゆりを奉納することから、”ゆりまつり”と呼んで
います。

今年は6月18日が土曜日ということもあり、三日間のお祭りの中でも、”後宴祭”と
呼ばれている後の祭りに行ってきました。週末なので人でいっぱいになるのかと
思っていましたが、拍子抜けするほど閑散としています。本殿前の簡易テントには
宮司さんと女性が一人いるだけでした。

なぜ三枝祭が”ゆりまつり”と呼ばれているのか。率川神社のご際神である、媛蹈韛
五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)が住まわれていたのが三輪山。その
ふもとにはたくさんの笹ゆりが咲いていたそうです。そのため、笹ゆりが咲くこの
季節に三輪山から採取し、酒樽とともに奉納する。それがゆりまつりの所以だ
そうです。

見れば、本殿の前にはたくさんの笹ゆりが生けてあります。周りを歩いていると、
巫女さんの詰所やおみくじ売り場の脇にも花器に生けた笹ゆりが見られます。ふと
気づけば、社殿の前の柱の脇にも、竹の花器にそっとさしてあります。この儚くも
淡いピンク。まさに笹ゆりの色。見る人に向かって語りかけるような仕草が、
とても素敵でした。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

鹿苑(ろくえん)の赤ちゃん小鹿

2016年06月25日 16時48分14秒 | トラベルフォト

毎年6月、奈良の鹿は赤ちゃんラッシュで大騒ぎ!新しく生まれてくる小鹿たちが
安全に育つよう、春日大社境内にある鹿苑(ろくえん)と呼ばれる、奈良の鹿の保
区域で飼育されています。鹿苑では、このベビーラッシュに合わせて、6月1日から
30日まで小鹿特別公開が行われています。

鹿苑は、毎年秋に行われている奈良の恒例行事「鹿の角きり」の会場。横幅100m
ほどの芝生のトラック。観客たちは、トラックの周囲の一段高くなったコンクリート
の塀越しに、母鹿と生まれたての小鹿、それに身重の雌鹿たちが静かに草を食べて
過ごしているのを眺めることができます。

小鹿、小鹿、小鹿

小鹿特別公開に参加したのはこれが初めて。鹿苑では意外に高さのある塀の上から
眺めるので、小鹿たちの姿を間近に見ることはできません。そこで200mmの望遠
レンズを取り付けて見てみると、向かいの塀の脇で体を休めている小鹿たちの
あどけない姿がしっかりと見えました。母親の隣で安心して座っている小鹿たちの
姿を見ていると、ほっと癒されます。

生まれたての赤ちゃん鹿のほとんどは、まだ好奇心よりも警戒心が強い時期なので、
木の陰やコンクリートブロックの脇等でじっとしています。しかしこの鹿、気が
つくと日陰のシェードからとことこと歩き出し、大勢の観客のいるこちらの方へ
やってきました。ミルクが欲しくて母親を探している様子。キョロキョロ辺りを
見渡しています。ペロリと出した小さな舌が何とも微笑ましい、好奇心旺盛
な赤ちゃん鹿でした!
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

SONY XBA-A2 レビュー −デザイン−

2016年06月23日 23時26分25秒 | デジタルガジェット

円と矩形と円柱が組み合わされたユニークなハウジング形状。中の構造を見て
みると、12mmのダイナミックドライバーユニットのすぐ横に、2基の
BAユニットが縦に並んでいます。こんなに近くに並べて、よく音のバランスが
保てるなぁ…と思いますが、実際に音を聴いてみると音域の分離は微塵も感じ
させず、一体感のあるチューニングがなされています。

このハイブリッド構造こそが、XBA-A2のデザインのソース。円と矩形を並列
させて組み合わせ、エンド部分の円柱で両者をジョイントさせたプリミティブ
な外観。3つの異なるドライバーを効率的に配置させた構造を生かして、最も
ミニマイズさせた構成そのものが形に表れています。

2種類の構造体を内蔵している為、躯体の長さとボリューム感はどうしても
否めません。その為、XBA-A2を装着してみると、両耳から本体が左右に
突き出る形になり、まるで頭に釘が刺さったフランケンシュタインのようにも
見えてしまうのです!音質が素晴らしいだけに、身に付けた時のスタイルも
クールに決めて欲しかった!モノのデザインはもちろん、装着している人の
姿をデザインすることが、次モデルの課題でしょうか。
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>>> 製品レビュー

熱田神宮の大楠

2016年06月21日 22時59分00秒 | トラベルフォト

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、八咫鏡(やたのかがみ)、草薙剣(くさなぎの
つるぎ)。

言わずもがな、日本古来から伝わる三種の神器です。多くの謎に満ちたこの神宝。
ほとんど全ての日本人のはもちろんのこと、皇族や天皇家でさえも実見を許されない
と言われています。現在のところ、勾玉は皇居、鏡は伊勢神宮、そして剣は熱田神宮
にあると言われています。

草薙剣を御神体として祀る熱田神宮。神話の時代から続く古(いにしえ)の神社で
あり、本宮や神楽殿はもちろん、織田信長が奉納した「信長塀」や、武将 
真柄十郎左衛門が使用していた2mもの大太刀を展示する宝物館など、広い境内の
中には数多くの見どころスポットがあります。

正門入口の大鳥居をくぐり、参道を真っ直ぐ進んでいきます。宝物殿を過ぎた辺り、
手を清める為の手水舎(てみずしゃ)のすぐ横に、天高く見上げるほどの巨木が
立っています。樹齢一千年を超えると伝わる、熱田神宮のご神木、大楠です。
弘法大師によって植えられたという伝説を持つこの楠は高さは20mを超え、その
太さは7mを優に超えるという大木。また、大きな幹の中には蛇が住んでいるそうで、
幹の下には卵が供えられています。大楠は神の木に相応しい貫禄に満ち溢れていました。
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>>> まち、あち、こち。

SONY XBA-A2 レビュー −構造−

2016年06月19日 21時32分58秒 | デジタルガジェット

XBA-A2の前衛機種、XBA-Hシリーズから大きく進化したポイント、それは新型の
BAドライバー。BA(バランスド・アーマチュア)は、磁性体の合金と磁石との間に
働く絶妙なバランスを調整しながら駆動させる非常に繊細な構造のため、ユニットの
開発も製造も大変に難しく、民生用電子機器でありながら、ミクロン単位の加工技術で
作り上げるという、匠の世界の仕事なのです。

入力された電気信号を振動に変換するアーマチュア(電機子:でんきし)に、
ステンレスの振動板を連動させて音を鳴らすのがBAの基本構造。アーマチュアと
振動板の間に複数のパーツが連結されている一般的なBAに対して、振動板から直に
連結させているのが、XBA-A2。ダイレクトドライブ構造と呼ぶ、従来型では発生
していた微細な振動ロスを極力抑えたこだわりの設計です。

BAの核となるアーマチュアの構造自体にもメスを入れ、縦にクランクするこれまで
の形状から、フラットで上下対象形のシンメトリーな構造に変更することで、音の
再現性を向上させ、これまでよりも更に感度の高い音を表現できるドライバーに
進化しました。

ジャズドラムのブラシが奏でる繊細な掠れ音。曲のエンディングで徐々に消え入る
美しい女性ボーカルのビブラートと余韻。様々な楽器や声の表現力はもちろんのこと、
何よりも”静寂”の空気を描き出すことができる能力が素晴らしいのです。静の空間が
あるからこそ、そこに描かれる音の美しさが際立つ。これこそ、XBA-A2に搭載
されたBAドライバーの真骨頂と言えるでしょう。音のクオリティを実感できる、
一段上のサウンド体験です。
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>>> 製品レビュー

犬山城下町の五平餅

2016年06月16日 22時04分13秒 | トラベルフォト

名鉄犬山線 犬山駅を下車して、一路犬山城へ。観光地図に書かれたルートに従って、
駅前西口から真っ直ぐに伸びる183号線沿いに歩いて行きます。「確かこの辺を右に
折れるはずだったよなぁ…、」と、元町の交差点を曲がってみると、突如現れてきた
連子格子の町家が並ぶ、日本の古い町並み。

木曽川を背に犬山城を北の端に置きつつ、南側へ真っ直ぐに貫く通りを整備して
作られたのが、犬山城下町。平成の現在も、江戸時代と同じ町割のまま、江戸から
昭和にかけての建物が今も残る、情緒たっぷりの町並みが、観光客の目を楽しませて
くれます。

通りをしばらく歩いていると、視線の向こうの小山の上に犬山城の天守が現れて
きました。オォ…!見えてきた!と思ったその辺りでふと右手を見ると、何やら
香ばしい香りが…。犬山の観光情報では必ず紹介されている、山田五平餅店です。
店の前には5人ほど並んでいて、皆、串に刺したお団子型の五平餅が焼き上がるのを
待っています。早速その後ろに並び受け取った焼きたての五平餅がこちら。

熟練の技と直火の炙り加減で、匠のレベルでコントロールされたお焦げの仕上がり。
おかげで食欲回路のスイッチが速攻オン。いかがでしょうか、このシズル感!味噌を
ベースに、ゴマとくるみとピーナツが入った香り立つ甘みと旨さ。犬山に行ったら
ぜひとも一本!おすすめの五平餅です。
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>>> まち、あち、こち。

SONY XBA-A2 レビュー -音質-

2016年06月13日 21時17分40秒 | デジタルガジェット

密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-A2。ソニー ハイレゾ対応シリーズの
イヤホンということで、店頭価格はなんと2万円を超えるワンランク上の価格帯。
であればその音、一般的な付属イヤホンとどれほどの差があるのでしょうか?
購入して、じっくりと聴いてみました!

XBA-A2は、ダイナミック型とBA(バランスド・アーマチュア)型を組み合わせた
ハイブリッドイヤホン。ハイブリッド型を使ってみたのは今回が初めてです。音を
ドライブさせる仕組みが全く異なる2つの構造。それが一体となっているという事は、
それぞれが得意とする音質が分離しているのでは?という懸念がありました。ところが
意外なほどの一体感。バランスのとれた音表現と、立体感のあるサウンドにすっかり
驚かされました。

BAが得意とする、非常に透明度の高い中高音の音質、特にピアノやバイオリンが
奏でる艶やかな響きや、女性ボーカルの繊細な吐息の表現など、余すところなく
生き生きと再生してくれます。また、ダイナミックドライバーによる迫力ある低音や、
脳内にグッと迫る音圧は、イマドキの音楽をよりスリリングに聞かせてくれます。
もちろんウッドベースの深みと広がりのある、大人な音表現もバッチリ。とにかく
聴くたびに楽しい、常に新たな音の発見があるのです!

繊細な音色の表現に弱みのあるダイナミック型と、低音の迫力が不足気味のBA型の
互いの弱点を補い合いながら、相互の良いところを引き立たせたグッドバランスの
チューニング。音の深みと広がりは、確かに付属のイヤホンとは別次元です。豊かな
情報量をしっかりと描き分けて表現してくれるその実力。なるほど、ハイレゾの魅力
をしっかりと実感させてくれる本格派イヤホンです。
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>>> 製品レビュー

Eone Time BRADLEY

2016年06月11日 10時49分35秒 | デジタルガジェット

”ユニバーサル・デザイン”。年齢、性別、国籍の差を超えて、更にハンディキャップを
持つ人にとっても使い易い形。あらゆる人にとって、使い方に垣根のない道具の
デザインを、そう呼んでいます。そしてここに、新たなユニバーサル・デザインの
腕時計が誕生しました。

視覚障害者のための腕時計は過去にもありました。時計をカバーするガラス枠を開いて、
直接文字盤に触れて確かめるタイプや、音声で時を知るものもあります。しかし触診
タイプは動作部分の針の強度が必要であったり、音声タイプは周囲に気を使うという
問題があります。そうした課題を解決し、しかも端正なルックスで登場したのが、
この Eone Time BRADLEY

見て納得。チタンケースの外周と内周に嵌め込まれた金属球の位置が、それぞれ時と
分を示し、親指と人差し指を使って時を知る。ガラス枠を開ける手間もなく、針とは
違って金属球の手当たりも優しく、中のメカに負荷をかけることもありません。球は
ケース内側のマグネットによって動作しているので、強く触れると球は時分から外れて
しまうのですが、外れた球はまた一周回って元の場所へと磁力で吸い寄せられます。

視覚障害者のために開発された腕時計ですが、このシンプルさ、分かり易さ、健常者
にとってもグッドデザイン!大事な会議中や大切な友人との食事中、腕時計をチラ見
してしまうのは失礼なこと。指でさりげなく時を知るなんて、実にスマート。つまり
これって、超アナログなスマートウォッチなのでは?!思想がいいと顔もいい。
これこそ正に、理想的なユニバーサル・デザイン。
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>>> GOOなMONOたち。

名古屋城 本丸御殿 竹林豹虎図

2016年06月06日 21時07分56秒 | トラベルフォト

名古屋城 本丸御殿。かつては、国宝の第一号に認定されていたという、由緒ある
日本建築ですが、昭和20年の空襲によって、名古屋城天守閣とともに跡形もなく
焼け落ちてしまいました。しかし現在、昭和半ばに完成した天守閣再建に続いて、
この本丸御殿も再建の途上にあります。

御殿全体では平成30年(2018)に工事完成を予定していますが、全3期に分かれた
工期の中で現在第1期が完成。これに伴い、この5月末から玄関・表書院を公開して
います。一之間・二之間・三之間へと向かうほど徐々に格式が高くなるというこの
エリア。ワクワクした心持ちで、出来立てホヤホヤの本丸御殿を早速見に行きました。

超一級の宮大工たちが建てた本丸御殿。中へ足を踏み入れると、その技術力の高さに
目を見張ります。どこまでも真っ直ぐに延びる床板と梁。一切の遊びがないゼロ嵌合
(かんごう)の木組みを見ていると、真新しい木の香りと共に、心の奥から気持ちが
浄化されてくるのを感じます。

玄関は”虎の間”とも呼ばれ、謁見する者たちが控える場です。玄関 一之間に入ると、
三方から強烈な視線の洗礼を受けます。襖絵は金箔を背景にした沢山の虎たち。
中でも北面の二匹の虎、その眼光の鮮烈さはこれまで日本画で見たことがないほど。
何しろその目、外からの光を得てギラリと輝いているのです!この迫力、生々しい!
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>>> まち、あち、こち。

SONY WALKMAN NW-ZX100 レビュー -おすすめアーティスト-

2016年06月05日 09時46分30秒 | デジタルガジェット

アルミ切削のモノコック構造。銅メッキ+金メッキを施したステンレス鋼板のリア
シャーシ。大型コンデンサー「OS-CON」の採用や、アルマイトの切削パーツで
強固に作られたヘッドホンジャックなど、プレミアムサウンドを実現する様々な
パーツで構成されたNW-ZX100。いい音を聴かせてくれるのは確かですが、
中でもおすすめのアーティストは何でしょうか?

音の分離が良く、キレとレスポンス性に優れるZX100にぴったりなジャンルはズバリ、
80′-90’!アーティストの個性と才能が豊かで、メロディーラインが明快なエンター
テイメントミュージック全盛の時代。マドンナやマイケルジャクソンはもちろんのこと、
ホール&オーツ、ジェネシス、エクストリーム、イエスなど、当時FMで聞いていた
あの音が、実はこんなに素敵な音色だったのだと、目から鱗の驚きです。中低音の
厚みが豊かな再生能力によって80′-90’は生まれ変わります!

端正な外観からはちょっと想像もつきませんが、エネルギッシュなサウンド表現が
得意なZX100。おすすめはパフューム。中田ヤスタカの驚異的なマスタリング技術
によって生み出される、力強い音圧サウンドがグイグイと展開されます。音像の
一つ一つがクリアなので、パフューム・ワールドはよりリアルに迫ってきます。
もちろんHALCALIやmoumoonもグッド!

フランク・シナトラ。ナット・キング・コール。チェット・ベイカー。古き良き
時代のジャズ・ボーカリストたちの声が、こんなにも素晴らしかったのか!と、
じっくり聞き惚れてしまうのです。ヘッドホンでその世界にはまりながら、
スコッチを傾けてくなること間違い無し!
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>>> 製品レビュー

犬山城と伊木山(いぎやま)

2016年06月02日 21時32分57秒 | トラベルフォト


犬山城の天守に入るとまず最初に、質実剛健で飾り気の一切感じられない木造の内部が
目に入ってきます。しばらく周囲を歩き、上の階へ向かおうとする目の前に、大きな
障害が立ちはだかります。この階段、縦横の比率が大きく間違っていない?と思って
しまうほど、踏み場は異様に狭いのに、ステップが高すぎる、大変な急勾配になって
いるのです。

手すりをしっかり握りながら三層四階の天守を上るのですが、上に行くほど階段は狭く
急になっていきます。四階へ向かう階段は対面通行も困難なほどの幅。踏み板も滑り
易くて、降りる時の不安が頭を過ぎりましたが、ようやく天守の最上階へとたどり
着きました。

最上階の天守閣は望楼型と呼ばれています。中心の間の周囲をぐるりと回廊が
囲んでいて、360°全方位視界を遮るものなく、犬山の圧巻の景色を眺めることが
できます。小山の上に建つ天守のため、ここから見る景色は、城内にいる時の想像を
大きく超えるほどの高低差があります。

犬山城の本当の高さを最も実感するのは、目の前の木曽川を望んだ時。視線の向こう
には幅広の木曽川を横断するライン大橋。そしてその先にあるのは伊木山(いぎやま)
です。戦国時代にその頂に伊木山城を冠したかつての山城跡。木曽川を挟んで対面する
城と城。そんな光景が想像できるダイナミックな眺めを堪能することができました。
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>>> まち、あち、こち。