GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

石上神宮の東天紅

2016年04月30日 09時34分16秒 | トラベルフォト

先日、久しぶりに奈良 石上神宮へとお参りに行ってきました。県道51号線沿いの
駐車場に車を停めて参道を通って境内に入ると、砂利道の上にはいつものように多
数の鶏が放し飼いになっていました。

境内の中を自由に歩き回っている鶏は多種多様。全身真っ白で顔や嘴が真っ黒な
烏骨鶏や、真っ赤な鶏冠(トサカ)に白い羽の、いわゆる”ニワトリ”と呼ばれている
レグホン。そして、一際色鮮やかで美しい羽を持ってるのがこちらの写真、東天紅。

背筋をピンと伸ばし、尾を真上に掲げながら石灯籠の間を思うまま、自分の足取りで
歩いている姿は、威厳に満ち溢れています。私は他の鶏たちと私は違うんだ、という
力強いオーラがひしひしと伝わる、凛とした姿。鳥の世界にも品格があるのだ、
と感じました。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

白毫寺の桜

2016年04月27日 21時56分36秒 | トラベルフォト

奈良 白毫寺といえば、長い石段。秋の季節には両脇が萩の花で溢れることで有名な
この石段ですが、春には桜が咲いていたとは知りませんでした。五色椿を見に訪れて
みて、石段を登る二回目のクランクを曲がったところで、桜の花に気付きました。

この日は4月の初め。朝から晴天に恵まれ、青空の向こうから顔を出している日差しが、
徐々に気温を上げ始めています。思いの外長い石段を登りながら一息つけて立ち
止まった、途中の山門の手前に桜はありました。見上げればちょうど満開。
見事な咲きっぷりです。

椿を見に来てみたら、満開の桜まで。思わぬご褒美に心の中でガッツポーズ!春の
日差しと太陽の暖かさは、色々な花たちに恵みを与えてくれています。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

椿寿庵(ちんじゅあん) ~のりこぼし~

2016年04月25日 21時28分38秒 | トラベルフォト

3月下旬方4月の初旬、奈良県下の様々な場所で花を咲かせる沢山の椿の中で、
”奈良の三名椿(さんめいちん)”と呼ばれている、特別な椿があります。伝香寺の
”散り椿”。白毫寺の”五色椿”。そしてもう一つはこちらの椿、東大寺 開山堂の
”のりこぼし”。

”のりこぼし”とは”糊こぼし”という意味。奈良 東大寺で行われるお水取りの行の
中で、練行衆達がこの椿を模した造花を作成します。その白と赤の造花を見て、
誤って赤い紙の上に白い糊をこぼして斑点を作ったように見えたところから
名付けられました。

本来ならば、開山堂でしか見られないのりこぼしですが、さすがは長年数多くの
椿を取り扱ってきた椿寿庵。自宅の庭の一角に植えてありました。初めて目の前で
眺めるのりこぼし。伝統と歴史の深い椿の割に、なんだか意外に可愛いな…、
と思ってしまいました。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

コップのフチ子 SUMMER 花火のフチ子

2016年04月23日 11時24分27秒 | インテリア雑貨

先日ふと立ち寄った大丸梅田店のおもちゃ売り場で、たまたま見かけたフチ子の
ガチャガチャがどうにも気になってしまい、うっかり300円を投入してしましました。
狙いをつけて回したのは、季節外れの”コップのフチ子 SUMMER”。

コップのフチ子 SUMMERは、全部で6種類(シークレットは除きます)。中でも
気になったのは花火のフチ子。通常200円のレギュラーモデルとは違うプライス、
300円のシーズンモデルだけあって、食玩フィギュアの作りも凝り方も違います。

着物姿は珍しい!何よりこれが目を引いたのですが、手にした線香花火のパチパチの
チープな表現に、何とも言えない淡い風情があるのです。線香花火の瞬きが徐々に
弱くなり、儚く落ちていくその瞬間を眺める夏の夜。そんな思いと、憂いのある
フチ子の瞳が重なり、懐かしさと郷愁を思い起こすのです。
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椿寿庵(ちんじゅあん) ~月光~

2016年04月21日 22時28分19秒 | トラベルフォト

前回は椿、日光(じっこう)をご紹介。そして今回紹介する椿の名は、
”月光(がっこう)”。見て分かる通り、日光と同じく、花芯のおしべ全体が
小さな花弁に変形した”唐子咲き”の椿です。全身紅色だった日光に比べて、
月光の場合は花芯の先の色が白。鮮やかなコントラストです。

日光とよく見比べてみると、花弁の赤の色も違います。月光の赤はより深みの
ある紅色。その深い紅色を背景に、白く丸い花芯が映えていて、確かに優しい
月の光のようにも見えます。この月光、またの名を「卜伴(ぼくはん)」。

日光と月光。互いに対となる名を持った椿ですが、それぞれの花が持っている
雰囲気は独特で、とても個性的でした。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

椿寿庵(ちんじゅあん) ~日光(じっこう)~

2016年04月18日 21時11分40秒 | トラベルフォト

全身を紅く染めた花の中心に、大きな花弁のぼんぼりをつけた椿。名前を
「日光(じっこう)」。このまあるく膨らんだ花芯は葯(花粉の入った袋)と言います。
その袋が小さな花弁に変形した椿の事を”唐子咲き”と呼ぶそうです。

したがって、花も葯も全てが紅い唐子咲きの日光は、別名「紅唐子」と呼ばれています。
しかしよく見てみると、花の中心、葯の中から小さく雌しべの先端が顔を覗かせている
のを発見!つづら折りで複雑に折りたたまれた花芯の渋い表情に似合わず、可愛らしい
アクセントです。

日光と言えば月光。薬師如来を左右で支える日光菩薩・月光菩薩が思い出されます。
日光菩薩は別名、日光遍照菩薩。太陽の如く光を照らして苦しみの闇を消すといわれ
ています。そういえばこの椿の日光。どこかそんな優しさと温かさを感じさせる、
ありがたい姿をしていませんか?
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>>> 花鳥風月、奈良色。

白毫寺の五色椿

2016年04月16日 15時33分09秒 | トラベルフォト

広く奈良盆地を見渡せる眺めの良い立地。高円山の西の山麓に位置する高台に建てられた
白毫寺。桜の季節になるとそろそろかな?という時期に差し掛かるのが、白毫寺の椿。
中でも境内の五色椿は奈良県の県天然記念物。そして、奈良 三大名椿のうちの一つ
でもあります。

この見事な散り姿を見せてくれる五色椿は、樹齢約450年と言われている古木。五色の
名のごとく、足元に散った花は白、紅、ピンク、白覆輪、絞りと、実に色とりどり。
これらの花がたった一本の木から咲いているのを初めて見た時は、その魔法のような
姿にすっかり驚かされました。

昨晩降った雨の影響で、苔の上にはポトリと落ちたばかりの五色椿が、本当に美しい
花模様を描いてくれていました。「うわぁ、今年も綺麗だなぁ…」と、思わずため息。
花と石仏。自然と歴史。この素敵な風景こそ、まさに奈良。とてもいい時間をもらう
ことができました。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

Panasonic Lumix GX7 Mark II

2016年04月13日 21時36分20秒 | デジタルガジェット

Mark IIは描写力に拘(こだわ)りを。16M Live MOSセンサーは、解像度を据え置きと
しながら、今時の一眼カメラの一大トレンド、ローパスフィルターレス構造としてきま
した。モワレ対策については特に言及がないものの、公式サイトのサンプル写真を見る
限り、澄み切った抜け感のある描写です。

今回新たに採用した手振れ補正システムが実に強力。ボディ側では5軸の手振れ補正。
レンズ側では2軸の手振れ補正。ダブルでブレを抑える、実に頼もしい機能を搭載。
「Dual I.S.」と銘打った手振れ補正で、高解像度な静止画も、4K動画撮影時も任せて
安心なシステムです。

現行機種のLumix GX7で、最も使いやすさを実感したのが、チルト可動式ファインダー。
EVFならではの直角に曲がる可動式のファインダーでしたが、残念なことに今回の
Mark IIでは搭載が見送られてしまいました。コンパクトで圧迫感のないあのボディに
搭載されていただけに、チルト可動式ファインダーの省略は残念でなりません…。
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>>> 新製品ニュース


大和郡山お城まつりの夜桜

2016年04月05日 21時33分26秒 | トラベルフォト

ようやく訪れたこの暖かさで、桜の開花、そして満開情報が、日本のあちこちで聞か
れるようになりました。古都 奈良にも桜便りが届いています。桜の名所の一つ、
大和郡山城跡へ行ってきました。

城址の天守台を中心とした城跡では、今年で56回目を迎える「大和郡山お城まつり」
が、賑やかに行われていました。多くの市民や観光客が集まり、お堀や石垣の周囲に
咲いている華やかな染井吉野の姿を楽しんでいます。

午後6時からは城址内の各所でライトアップが始まります。写真は追手向櫓
(おおてむかいやぐら)。追手門を守るために建てられた櫓で、門から直角に
張り出した石垣の上に鎮座する、凛々しい姿の建造物。夕闇が迫る中、ぼんぼりに
灯がともされて、青の中から桜の白さが浮き出してきました。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

原宿 キャットストリート

2016年04月03日 20時49分26秒 | トラベルフォト

ストリート・スナップを撮りに、ふらりと原宿へ。表参道や竹下通りといった、
原宿を代表するストリートでは、さすがに人の流れが多すぎてスナップどころでは
ありません。そこで、表参道をしばらく歩き、アイランド・ヴィンテージ・コーヒー
の角を右手に折れて、キャットストリートへ。

数段の階段を降り、メインの通りから一段下がったこの通りは、元暗渠。この下
には渋谷川が横たわっています。したがって、現在キャットストリートと呼ばれて
いるこの通りの正式名称は”旧渋谷川遊歩道路”!… カタカナの今風の名前からは
程遠い、なんともお堅い名前。

キャットストリートに降りてすぐ右手に見えるのが「ウールリッチ 表参道店」
の赤い壁。ブラックとレッドを組み合わせたバッファローチェックの大きな壁が、
いかにもスノッブな裏原っぽい雰囲気。早速 iPhone 6 を構えてスナップ
シューティングにトライ!赤と黒が鮮やか!
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>>> ☆スマ・フォト☆

海龍王寺の雪柳

2016年04月01日 22時39分51秒 | トラベルフォト

日差しは徐々に暖かくなりつつありますが、なかなか冬の寒さが抜けきらない日が
続いています。そんな中、外を歩いていると、公園の生垣や空き地の脇などで、
ふわっと風に揺られている雪柳を見かけるようになりました。毎年春を前にしたこの
時期になるとみられる、春の雪です。

雪柳の花で有名な歴史深い古刹といえば、奈良の海龍王寺。平城宮跡の北に位置する
かつての宮廷寺院。天平時代から続く一千年以上もの歴史を持つ、由緒正しき寺院
です。山門から続く参道の両側には、この地で経過した悠久の時間を感じさせる、
鄙びた築地塀が続いています。

境内へと入ると、鈴なりに小さな花をつけた雪柳が、本堂までの道を飾り立てて
くれています。白色で染まった華やかな境内は、奈良に春の到来を告げてくれて
いるよう。青空と太陽の光に照らされた満開の雪柳。いい季節に訪れることが
できた!と、豊かな時間を過ごせました。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。