先日、久しぶりに奈良 石上神宮へとお参りに行ってきました。県道51号線沿いの
駐車場に車を停めて参道を通って境内に入ると、砂利道の上にはいつものように多
数の鶏が放し飼いになっていました。
境内の中を自由に歩き回っている鶏は多種多様。全身真っ白で顔や嘴が真っ黒な
烏骨鶏や、真っ赤な鶏冠(トサカ)に白い羽の、いわゆる”ニワトリ”と呼ばれている
レグホン。そして、一際色鮮やかで美しい羽を持ってるのがこちらの写真、東天紅。
背筋をピンと伸ばし、尾を真上に掲げながら石灯籠の間を思うまま、自分の足取りで
歩いている姿は、威厳に満ち溢れています。私は他の鶏たちと私は違うんだ、という
力強いオーラがひしひしと伝わる、凛とした姿。鳥の世界にも品格があるのだ、
と感じました。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。