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沖縄戦争の生々しい展示

2013-11-30 00:49:29 | 2013沖縄&古宇利島

201311300001 沖縄戦争は日米軍だけではなく、子どもからお年寄りまで多くの一般住民やひめゆり隊なども巻き添えし、多くの方々が亡くなられた地上戦です。
 その頃の朝鮮半島は今の北朝鮮も大日本帝國。明治時代に「韓国併合」の調印が行われ、ハングルを撤廃、日本語を使え!と抑圧。
 さらに・・・アメリカ領のハワイを大日本帝國領にしようと、アメリカへの通告なし真珠湾攻撃。アメリカからの報復により、太平洋戦争勃発。小笠原諸島最南端の硫黄島も、戦前までは1000人以上の住民がいた、「東京府硫黄島村」。サトウキビ栽培など平和な島なはず、戦争がきっかけで硫黄島を日本国土への攻撃基地にしようと日米軍合わせて2万人が亡くなられる激戦地。戦前まで住んでいた一般住民の帰島は許されず、現在は自衛隊のみが暮らしています。あんなに小さな島だというのに2万人が亡くなられ、多くの遺骨もまだ見つかっていない。戦後60年以上経っても、自衛隊宿舎に兵士の亡霊が現れるため、就寝前に一杯のコップを英霊に捧げなければならない風習があります。硫黄島は湧き水がないため、水を求めながらお亡くなりになられた兵士さんも多いと伺っています。大日本帝國が仕掛けた蛮行が最終的に降伏という結果になりました。
 「米國軍は多くの住民たちを殺すことは望んでいません。日本軍が無駄な抵抗するために皆さん達も食べ物が足らなかったり、住むところがなかったりすることはあろう。日本軍が降伏すれば、皆さんの家を壊しません。日本軍がさらに戦えば、米國軍も戦い、皆さんも気の毒ですが、他に方法はありません。日本軍が沖縄の人々を殺したり、住み家を壊したりしていることは明らかでしょう」と沖縄の住民に飛行機からばらまかれた、米軍が日本語で書かれたビラ。
 これを読んでも、日本軍は最後まで無駄あがきを続けたため、多くの方々が犠牲になられました。
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 耳が聞こえない人でもれっきとした日本人。当時の日本軍は残念ながら障がい者に対する理解はなかったようです。 
 日本軍にスパイだと疑いをかけられそうになり、身振りで聞こえないことを伝えたが、なかなか伝わらずに紙に書いて渡したとのこと。
 日本軍に捕まり、「何をしている?」と殺されるかも知れないという緊迫とした雰囲気もあったようです。
 1923年の関東大震災は、大日本帝國下に置かれた朝鮮人の暴動だ!ととんでもないデマがあり、朝鮮人っぽい人を捕まえては「50円50銭」と言ってみろ!朝鮮人は日本語の「濁音」が苦手のようで「こちゅーえんこちゅーせん」。その発音であれば殺していたようです。もちろん、ろう者は「ごじゅうえんごじゅうせん」という正しい発音ができるわけがありません。「発音が違う!」だけで、多くのろう者も犠牲になったという話も聞いています。
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 沖縄戦争中の残骸を無造作で置かれていました。


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 一般住民の家まで巻き添えになり、破壊された食器も・・・。


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 貫通された壁。実物を展示。


201311300006  遺骨収集。危機にさられた兵士は、見つからないように自決を図っているので、南部あたりで、まだ見つかっていないところもあるそうです。1日でも早く見つかり、遺族のもとにお返しできるように願っています。

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