東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

【完】ほぼ定刻、品川到着

2020-10-23 21:47:05 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 湯本を出ると、泉、勿来(なこそ)。ここまでは福島県。今度は茨城県の高萩、日立、常陸多賀、大甕(おおみか)、東海、勝田、水戸。あたりはもう真っ暗になり、写真は撮らず。
 JR東日本の駅なのに「東海」駅があるのは珍しいなと思ったら、JR九州も「東海」の付く駅名が・・。豊肥本線の「東海学園前」駅。

 水戸を出ると上野までノンストップ。「ひたち」は速達タイプで水戸始発の「ときわ」は友部、石岡、土浦、柏も停車する緩急タイプ。
 「ひたち」は上野までノンストップとはいえとも、土浦から首都圏方面の本数が多く、混み合っている線路に特急が割り込むのでどこかで速度を落としたり、調整。取手からは複々線になり、地下鉄の千代田線と併走する風景も見られ、東京に戻ってきたんだと実感。
 北千住、南千住、三河島、日暮里は快速&普通電車が停車するので、特急も一時停車。
 やがて上野。山手線とは別線の上野東京ラインを通り、東京。
 「特急」なのに、やけに停まるな・・・と思ったら、快速線と常磐線普通列車も停まるので、特急も合わせて徐行したり、駅に停まってもドア扱いせず。
 

 さっきから停まってばかりだったけど、ほぼ定刻通り品川到着。

 正式名称は「東海道本線」だけど、常磐線からそのまま直通しているので、駅名票は常磐線の終着駅仕様。
急いで羽田空港へ向かい、アクアラインを通って自宅へ。

 福島の途中下車印、東京に近づくところがわざわざ岩沼(宮城県)に北上して、常磐線全線。本当に長旅でした。

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驚愕!広野駅東側の都市開発

2020-10-22 00:00:05 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 富岡駅を出ると、竜田、木戸、平成時代最後の新規開業駅として話題を呼んだJヴィレッジ駅(平成31年4月20日開業)は通過。JRの駅名に「ヴ」が付くのも初めて。駅前周辺はサッカートレーニングセンターが広がっています。これらの施設はサッカーだけではなくあらゆるスポーツの合宿も可能。

 まもなく、広野駅。
 あれれ?広野駅って都会でしたっけ!?

 広野駅は国鉄時代から使われているこぢんまりとした駅舎なんですけど、震災3年後の2014(平成26)年から当駅まで再開。

 ・広野駅東側開発整備事業 2018(平成30)年から始まった事業の一環として


 真新しいホテルの「ハタゴイン福島広野」。
 楽天トラベルやじゃらんなどのネット予約の口コミでは★が4つもついている。
 新しいモノに目がない私は今すぐにでも泊まりに行きたいんですけど、ここに用事を作らないとちょっと厳しい。

 次は「いわき駅」。

 ここで、「祝 東日本旅客鉄道株式会社全線完乗!

 全国で唯一未乗区間は、JR北海道の滝川から富良野間。(令和2年のゴールデンウィークに達成予定だったのに延期)

 ここは福島県いわき市なんですけど、温泉のわき出るおおもと(湯本)の付く駅名の本家。山口県・美祢線の「長門湯本」、神奈川県・箱根登山鉄道の「箱根湯本」。あとはどこでしたっけ?湯本は全国で3ヶ所。

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大野駅・富岡駅

2020-10-20 00:42:13 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに


 復旧開通2日後の2020(令和2)年3月16日撮影。もうすぐ昼と夜の長さが同じになる春分の日なので、17時50分頃になってもまだ明るいです。
 大野駅も9年間も帰還困難区域でした。解除されたのは3月5日。

 サクラが咲いています。

 双葉郡大熊町の中心地なので、震災前は「みどりの窓口」あり。

 しかし、今は無人駅になり、顧客がご自身で操作したり、遠隔のオペレータを通じて発券する「話せる券売機」設置。自分で操作して発券できるメニュー以外は遠隔のオペレータになってしまいますが、ろう者や機械の取り扱いが苦手なお客さんは無人駅ではどう扱えばよいですかね・・・?乗車駅証明書を取り、車掌さんが巡回してきたら車内で購入するか、クレジット決済したいときは途中駅の「みどりの窓口」で購入する形になるかと・・。

 次は富岡駅。被災前は太平洋側にありました。津波で駅舎ごと流失したため、北へ100メートル位置をずらし、線路を付け替え。

 ここでも被災前は「みどりの窓口」あり。現在は無人駅の「話せる券売機」。インターネットのえきねっとで予約し、乗車前に「話せる券売機」で話しかけはせず「えきねっと予約の発券」のボタンを押すだけで出てくる。
 東京電力福島原発に近いせいか、現在の放射線量はどのくらいなのかデジタルの数字で表示(左側の赤いもの)。現在は0.07マイクロシーベルト。ミリより小さな単位なので、人体には全く影響の出ない数値になっています。富岡を出るともう日没。「停車駅は広野・いわき・湯本・泉・勿来・高萩・・・・」、品川までまだまだ遠い。およそあと3時間くらい。仙台から富岡まで113.5キロ、富岡から品川まで260.4キロも・・・。260キロは東京から浜松までとほぼ同じくらい。目的地まで同じJR東日本とはいえとも、運転士さんはぶっ通しではなく各運輸区ごとのリレーになっているかと思います。私の憶測では原ノ町運輸区(仙台からいわき。岩沼を通過していたので、始発から原ノ町運輸区)→いわき運輸区(いわきから水戸)→水戸運輸区(水戸から上野)→大崎運輸区(上野から品川)かも。

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帰還困難区域解除12日後の双葉駅

2020-10-18 00:38:53 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに


 まもなく双葉駅。

 2020(令和2)年3月4日に帰還困難区域解除されたばかりです。解除されたからといって、9年間も時間が止まったままなので、他の地域ですっかり根を下ろし、すぐ帰って来られる状況ではないかと思う。

 双葉駅も新しくなり、東西自由通路も設けられました。

 復興の希望を託す常磐線全線開通の記事は こちら


 こららの建物は震災前からあった「町コミュニティセンター」。

 もともと「みどりの窓口」のない駅でしたが、再開後は特急停車駅になったことから「話せる券売機」を新設。

 次は大野駅。双葉駅と状況は似ていて、3月5日に帰還困難区域解除されました。復興は始まったばかりなので、住宅に人が戻りますように・・・。

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3.11で止まったまま

2020-10-16 00:32:41 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 2011(平成23)年3月11日14時46分、東日本大震災発生。被害が少なかった首都圏から取手まで快速が再開されたのは翌日の12日から。段階的にいわきまで復旧できたのは震災1ヶ月後の4月11日。岩沼から相馬まで復旧したのは同年の12月。岩沼から浪江までは2017(平成29)年4月1日復旧。上野から富岡までも2017(平成29)年12月復旧。浪江から富岡まで最後まで不通区間であった理由は東京電力福島原発から半径20キロ以内にあり、帰還困難区域および居住制限区域とされた区間であったため、復旧工事もかなり遅れていた。2019(令和元)年12月、その区間の線路が連結し、送電開始。特急の試運転を繰り返し、2020(令和2)年3月14日より全線開通。

 間もなく浪江駅。2017(平成29)年4月1日から再開したところなんですが・・・

 以前暮らしていた住民が戻ってこないみたいです。

 浪江駅停車。ここから富岡までは長い間帰還困難区域であり、かつ立ち入りも禁じられていた。

 震災前は「みどりの窓口」がありましたが、再開後は再び駅員を配置することはなく、話せる指定席券売機が置いてあるだけの無人駅。

 震災前の浪江駅は特急通過駅だったのですが、現在は、9年も不通であった各駅に住民が戻って来られるように停車します。

 日が暮れる前に部屋の明かりが灯るはずなんですが、灯っているところは1つも見当たらず・・・。

 3.11のままです。

 次は双葉駅。

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南相馬市

2020-10-14 00:32:58 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに


 仙台から東京方面なら左側の座席にすれば海が見える。えきねっとのマップシートで自分の好きな位置を選択。自宅のパソコンを「みどりの窓口」代わりに利用されている方が多く、有人発売の「みどりの窓口」の閉鎖が相次いでいる。1日の乗降客が7万人近くの海浜幕張駅も10月末で「みどりの窓口」閉鎖。その代わり、「話せる券売機」で対応するとのこと。私としては相次ぐ閉鎖は反対します。例えば、経路が長くて複雑な乗車券も対応できるか。おそらく、客:「目的地までの経由は、まず、何々線で、何々駅まで行きます」オペレータ:「はい。〇〇駅まで〇〇線ですね」客:「その駅から何々駅までは何々線」「はい、今度は〇〇駅から〇〇駅まで〇〇線ですね」と1つ1つずつ確認しながらの会話形式になると思うけど、エクセルでとりまとめた表を見るよりも時間がかかるんじゃないかな。

 ずーっと向こうは太平洋の海なんだけど、このような風景が続きます。

 2020年3月なので田んぼは田植え前。夏だったら、あたり一面「みどり」になっているかも知れません。

 仙台を出て最初の停車駅、相馬駅。仙台から54.3キロ地点。時刻表とおりならおよそ40分だけど、岩沼付近で何かのトラブルが起き、10分遅れ。

 ここは福島県相馬市。3月14日は9年ぶりに常磐線全線運転再開です!!

 今気づきましたが、「そうま」も男の子の名前に多い。女の子の駅名は、「ゆき」(由岐)。JR四国の牟岐線にあります。「吉川美南」も埼玉県の武蔵野線。そうまの次は、日立木と書いて「にったき」。「ひたちき」かと思った。

 ここは南相馬市の中心駅、原ノ町駅。相馬を出て、次の停車駅になります。仙台から74.4キロ地点。

 磐城太田駅通過。

 3月16日17時20分頃。春分の日間近なので、昼と夜の長さは同じくらい。もう少しで日が暮れそうです。

 桃内通過~!!次の停車駅は浪江。

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仙台駅出発!

2020-10-12 00:31:06 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 両親が帰ってくる便のダイヤ
 当初予定 北九州19:30→東京羽田21:15 この便に乗っていれば仙台16:11発の「ひたち26号」なら羽田空港でちょうど落ち合うことができるけれど、19:30発の便はコロナのせいで急遽欠航したため、1本早い便に繰り上げし、北九州17:45発→東京羽田19:25で帰ってくる。品川に着くのは20:52、京急線に乗り換え、羽田空港には21:30頃到着見込みなので、およそ2時間も待ちぼうけになってしまう。特急もどうにか定刻とおり品川に着けますように・・・。

 16時11分。仙台発特急ひたち26号品川行きは静かに動き出しました。あたりは着席率が少なく、まばらな状態。

 2日前の3月14日(土)はダイヤ改正が行われ、初日はファンの方がたくさんいらしていたのに、2日すればもう誰も見向きせず・・。仙台を出て、東口の風景。


 次の停車駅は東北本線および常磐線の分岐駅、岩沼に停まると思ったら、福島県の相馬に停車。原ノ町、浪江、双葉、大野、富岡、広野、いわき・・・・(かなり長い)・・・終点品川ですと流れる文字で案内。
 浪江、双葉、大野、富岡各駅は東京電力福島原発の近くにあり、わざわざ停車させているのは被災地につき、復興推進のため、停車する必要のある駅と定め、原発疎開で他地域に住んでいる住民が帰郷できるようにというJR東日本さんの取り計らいもあります。

 特急「ひたち」「ときわ」は全車両指定席で事前に指定席券を購入していれば、頭上のランプが「みどり」。車掌さんが巡回するときに赤いランプがついている座席にお客さんが座っていたら、声かけて特急座席未指定券を持っているか確認する必要があります。特急券を購入せず飛び入り乗車した場合も車内購入時の指定席を発券。赤いランプがついても、素通りする車掌さんは仕事を全うしていない。特に中央線特急の八王子から新宿間。八王子を出るとあっという間に新宿に着いてしまうので、いちいち検札はやっていられない気持ちは理解できるが、JR西日本みたいに複数の機動改札隊も乗務させ、一網打尽に実施すれば新宿までには間に合うはず。どうせ検札に来ないから中央特快より速い特急でサツマノカミ、という輩はきっと多いかも。私が車掌だったら、ビシバシと検札するかも。

 岩沼駅手前で数分間停車。「品川に着くのに大幅に遅れると困るから早く動けっ!!」

 気づかないうちに逢隈通過。亘理駅で徐行運転。

 ゆっくり通過していたので、駅名票もぱちり。

 まだまだ宮城県内。富岡あたりだと両親の乗っている飛行機が北九州空港離陸。1時間半後羽田に着いてしまいますが、この特急は羽田に着く頃は水戸あたり。2時間かけて羽田空港ってことになります。 

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仙台発品川行き

2020-10-09 00:13:37 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 仙台から品川行き(上り)
  ひたち14号 仙台10時13分 → 品川14時51分
  ひたち26号 仙台16時11分 → 品川20時52分
  ひたち30号 仙台18時02分 → 品川22時53分

 品川(上野)発仙台行き(下り)
  ひたち 3号 上野 8時00分 → 仙台12時31分
  ひたち13号 品川12時45分 → 仙台17時26分
  ひたち19号 品川15時45分 → 仙台20時28分

(2020年3月ダイヤ改正より新規運行、2020年10月8日現在も時刻の変更なし)

 このダイヤを見て、旅行のプランに頭をひねったのは確か。出発日の朝、両親を羽田空港で見送ったあと、上野8時00分発「ひたち3号」に間に合うかちょっと微妙。もう少し余裕を持たせ、1時間後の9時発なら間に合う。途中の「いわき」行きの特急に乗り、各駅停車で仙台の方法を考えたが、くるりと回るにはちょっと不便。
 ならば、帰りの16時11分に乗れば、両親が羽田空港21時15分到着する便に間に合い、一緒に羽田空港の駐車場で停めているマイカーで自宅に帰ることも可能。と思いましたが・・・
 3月16日はコロナの感染者が急増中のさなか、飛行機の便も旅行の数日前に減便決定。21時15分より1本早い飛行機で戻るとのこと。今さら仙台10時発に変更するのに3日間のスケジュールを大幅に予定変更しなければならず厳しい。羽田空港で数時間も待ちぼうけとはちょっと不憫なので、急遽、国王様が迎えに行ってくれることに・・・。

 特急「ひたち」は在来線なので、

 この1枚だけ自動改札機を通せばいいんですが・・・

 入鋏印で「確かに乗車しました」の証明が欲しくてわざと有人通路。
「品川まで乗るのに乗車券は岩沼!?」と怪しまれないように

 この切符も一緒に3枚。

 列車がまいります。

 2011(平成23)年3月11日以前なら旧型の651系が上野から仙台まで走行していたのであろう。茨城県の取手駅で直流と交流に分かれているので、どちらも使えるタイプです。今の新しいE653系がデビューしたのは震災翌年の2012(平成24)年。常磐線が次々と復旧しているさなか、福島原発の近くにある浪江から富岡間はおよそ9年間かかりました。線路が全線連結できたのは2019(令和元)年12月頃。E653系の試運転も兼ね、何度か仙台駅入線。3月のダイヤ改正から本運用に入りました。

 品川まで4時間半の旅。「のぞみ」なら東京から山口県内を走行する頃。

 7号車は「モハ」でした。

 東京行き!?

 電機メーカーを連想してしまいそう。

 しばらくしたら、正しい表示に切り替え。

 特急「ひたち」のネーミングからにすると、山口県下松市の日立製作所がふさわしいのに近畿車輛でした。

 モハは車両を駆動させる「モーター」付き。何も付けない「サハ」のほうが静かかも・・・。

 せっかく常磐線全線が開通しているのに、ガラガラ。4時間半かけて東京に行くよりも1時間半の新幹線「はやぶさ」のほうがマシなのかも。

 よっしゃー!!8番は予想のとおり、見え方が邪魔にならない位置でした。最初は7番かなと思い、予約したものの、座席図を再度確認。2つで1組なので、8番はこの位置になるんじゃないかなと変更したのが正解。JR九州の787系は座席ごとの単独の窓なので、どの席でも大丈夫だけど、JR東日本の特急は悩んでしまいます。

 鉄道が好きなら4時間半でも苦にならないと思いますが、そうでない方は退屈に感じるかも知れません・・。





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仙台駅に戻って・・・

2020-10-06 00:00:00 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 利府駅まではまだ乗っていないのを片付けるだけなので、乗ってきた同じ電車で仙台へ。利府から仙台へ直通する電車はなく、ほとんど岩切で東北本線に乗換。

 連続1は岩沼から利府まで、連続2は利府から仙台まで。連続乗車券は片道でも往復でもなく、A駅を出発して、B駅。折り返して同じ路線で重複し、C駅までといったようになります。連続1と連続2の有効期限を合算しているので、近距離でも2日間有効。
 旅行を中止し、払い戻すときは連続1と連続2でセットなので、1枚分の払戻手数料になります。

 岩切駅の利府支線バージョンの駅名票。

 2番線に貨物列車停車中。ED75電気機関車ですが・・・これを見て思い出すのは今は無き、北斗星やカシオペアの津軽海峡線専用のED79。上野から黒磯までは直流、これより青森までは交流。上野からどちらも使える交直流のEF510が担当し、青森に着くとJR北海道のED79に付け替えて青函トンネルを潜って函館。函館からはDD51の重連(2両)。急行「はまなす」は1両。特急の「北斗星」や「カシオペア」は1両だけだとパワー不足なので、2両つなげて速度を若干アップ。
 今の時代、機関車に牽引される客車はJR九州の58654号機、1922(大正11)年製造の日本最古の蒸気機関車。2005(平成17)年頃、老朽化により、故障が相次ぎ、牽引する力もなくなりました。奇しくも日立製作所が当時の設計図を残していたため、小倉工場でボイラーなどの部品を新しく付け替え。
 御年98歳の機関車になりますが、肥薩線が7月の集中豪雨により、鉄橋が流されたりして現在は運休中。11月に熊本から博多まで臨時SLを運行する計画があり、指定席は1ケ月前の10時打ちでも瞬時に完売。
1席840円だけど、ヤフーオークションなどで転売する悪質なテンバイヤーがいる。840円なのに、45000円で落札。840円はJR九州の収入になりますが、残りはテンバイヤーの懐に入るでしょう。
 2019年6月14日から施行されたチケット不正転売禁止法により、高額転売等が禁止されています。
 もし、運行中止になった場合の払い戻しは定価の840円のみになり、高額支払った差額は悪質なテンバイヤーが払い戻しに応じるわけではなく戻ってこない可能性が高いです。補償もなく不利益を被ってばかりなので、テンバイヤーからは絶対に買わないほうがいいでしょう。

 仙台駅の西口は新幹線側。宮城県庁や仙台市役所は西口側なので、たぶん、ここが玄関口。

 在来線側の東口。自由通路で往来が可能になっています。西口にはなかった、家電具やパソコンなどの大型専門店が東口にあります。ヨドバシカメラ仙台店。最近、ネットでポチっとすることが多いし、仮にここで何か買ってきても、帰りが荷物になってしまう。

 やっと、ありつけました。食べたがった仙台名産の牛タン定食っ!!羽田空港に車を停めたため、自宅まで車を運転する必要があるので、お酒ではなくウーロン茶。
 注文してから1枚ずつ焼くので、ちょっと時間がかかりました。わずか4,50分の空き時間に牛タンはちょっと無理があるようです。

 速達タイプの新幹線「はやぶさ」なら1時間半だけど、特急「ひたち」はなんと4時間半もかかります。わざわざ時間のかかる「ひたち」を選んだのは、岩沼からいわき間の134.3キロが未乗区間であり、特に福島原発付近の浪江から富岡間が令和になってからやっと復旧。それまでは代行バスで運行していましたが、できるだけ鉄路で全線乗り通してみたいという気持ちが強かったからでしょう。

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東北本線の利府支線も完乗

2020-10-03 00:00:52 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 利府支線は東北本線の一部であり、岩切を出ると新利府、終点利府。距離はわずか4.2キロ。なんで中途半端な状態で行き止まりになっているか調べてみたら、1894(明治27)年、東北本線の中間駅として利府駅開業。この先も延びる予定はありましたが、品井沼までが勾配が急なので、工事は断念。明治時代といえば、蒸気機関車なので、ちょっとした勾配があるとどんなに石炭をくべてもこれ以上のパワーを発揮することはできぬ。ジグザグに敷かれたスイッチバックよりも、海側経由にしたほうが経済的だったのか、利府駅は終着駅となった経緯があります。

 岩切駅。駅名票に「仙」マークがついているので、仙台市内の駅。仙台市内は仙山線の秘境駅、奥新川駅も仙台市内に含まれているのに、北へ進むと仙台市内はここまで。

 利府支線といっても、けっこう利用者は多い。2020年3月ダイヤ改正より昼間のダイヤを間引きされては沿線利用者は不便に感じるかも知れません。

 利府行きの701系。車掌さんは乗務しておらず、ワンマンでした。

 岩切駅ホームからの眺め。仙台市宮城野区でした。岩切を出ると、宮城郡利府町。

 新利府駅改札口。

 新利府駅の向かいは「はやぶさ」のE5系などがたくさん停泊しているのが見えます。新幹線車両総合センターに接しており、JR関係者がすぐ車両センターに出られるように東北新幹線開業時に「新利府駅」設置。

 折り返しに乗るつもりだろうが、利府行きには乗らず。

 終点、利府駅に到着。

 利府町といっても、面積は小さく人口は3万5千人。利府駅のまわりは住宅地になっており、都会っぽい風景。「市」になるための条件は5万人以上。ここは満たさないため、「町」のままになっています。周辺市町村と合併し、「市」にする平成の大合併もありましたが、利府町は合併に同意しなかったかも知れません。

 明治時代、向こう側も平らなところが続いていれば、線路は続いていたかもしれません・・・。

 利府駅は委託業務駅、自動改札機設置。

 駅の真向かいに高層マンション。

 外装工事中なのか、足場が組まれていました。仙台に何度も来ているのに、利府方面に用事がなかったので、なかなか乗る機会がありませんでした。全国各地を旅しているうちにほぼ全国のJR全線完乗を達成できそうなので、用もないのにあわてて利府支線に乗って未乗区間を片付け。(令和2年10月現在、未乗区間はJR北海道の根室本線、滝川から富良野間の54.6キロのみ)

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仙台駅の改札出られずエキナカでランチ

2020-09-30 00:05:49 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 
  伊達駅を出ると次は桑折駅。桑は「くわ」と読めるのに、ここでは「こ」。

 桑折駅はかなり貫禄のある駅舎です。 明治20(1887)年12月に開業されているので、もしかしたら、駅舎も築133年!?日本一古い駅舎はJR東海の半田線、亀崎駅(愛知県)明治19(1886)年建築となっているので、ここは2番目??

 次は藤田駅。

 ここも古くて味のある駅舎だったのに、2019(平成31)年3月ダイヤ改正から新駅舎になりました。
 (途中駅は撮らなかったので、省略)
 あっという間に仙台駅。福島から79キロ、1時間15分。新幹線は25分だけど、そんなに急がなければ快速も便利です。

 11時55分到着、3月のダイヤ改正で利府支線の本数が減便させられ、うまく接続できない。12時45分小牛田行きに乗れば利府支線に接続ができる。
 待ち時間50分なので、いったん改札から出て牛タン街道でランチ!!と思い、
 有人改札通路で立っている若いお姉さんに

 この切符と、

 「すいません、利府行きは50分待ちなので、改札の外でランチしたいんですが・・・」と2枚差し出し。
 きょとんとした表情で「何なんですか!?盛から東京?」
 経由欄でどこを通るか、確認。最後の東北・逢隈(おおくま)の部分は岩沼で分岐して、2枚目は岩沼からの別途連続乗車券だと事情をやっと飲み込める。
 岩沼からの切符は100キロ未満なので、下車前途無効。仙台でどうしても降りたいときはその乗車券は回収されるので、利府まで改めて購入しなければならない。
 「確認しますので、少々お待ちください」とちょっと奥へ。年配のおばちゃま駅員と事情を説明している様子が見える。おばちゃまは口を「へ」の字に曲げている様子だったので、ダメなのか・・・。
 「申し訳ございません、ここで途中下車はできません」と低頭平身で申し訳なさそうな表情。
 たぶん、若い駅員さんは50分待ちなので、途中下車を認めてあげたいんだけど、旅客営業規則の適用外になり、あとになってトラブルを起こしては困る。上司に確認するやり方は正しい。
 「改札を出ないでランチができるところありますか?」
 「それなら、あそこのパン屋さんになりますね」と案内され・・・

 サンドウィッチと牛タン入りのパンを注文。よく考えてみれば、50分の待ち時間で牛タンは食べられるのか。注文してから焼くので運ばれてくるまで時間がかかるはず。改札を出ないで、エキナカで食事したほうが良さそう。

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快速仙台シティラビット

2020-09-24 00:50:55 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに


 3月16日(月曜日)コロナのせいなのか、福島駅も閑散。

 新幹線と並行する在来線に「快速」が走っているところは、仙台から福島間、黒磯(栃木県)から熱海(静岡県)間、豊橋から岐阜までの名古屋圏、京阪神圏、小倉から博多間だけど、熾烈な競争が行われているところは京都から大阪まで。新幹線はJR東海、在来線はJR西日本の新快速。新幹線は沿線の騒音防止のため、320キロは出せず170キロ前後に速度制限なので14分。新快速は途中の高槻のみ停車して120キロ前後で飛ばすので24分。差はわずか10分なので、新幹線より新快速を選んでしまいそう。
 ここでも快速がありますが、新幹線もJR東日本。競争関係を作らないので、1日3往復のみ。

 「福島」尽くしの駅名。

 発車直前の電車もガラガラだと思ったら、意外とまあまあ混んでいて着席率は高め。4人掛けボックスはもう全部埋まっていたため、ロングシート着席。

 東福島は通過して、伊達駅停車。そういえば、北海道の室蘭本線も伊達紋別駅。

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峠駅や赤岩駅撮影無理でした

2020-09-22 00:14:14 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに


 米沢から福島間の本数を調べてみると、山形新幹線は1時間に朝夕は2本、昼間は1本程度ですが・・・各駅停車の普通列車は1日6本しかありません。峠駅周辺は豪雪地帯のため、スノーシェルターの中に駅があります。今の山形新幹線は通過してしまいますが、各駅停車で降りてしまえばスイッチバック時代の遺構をじっくり観察することもできます。昔は少し離れた場所に駅があって、列車が到着すると峠名物の力餅の立ち売りが行われていたと同じようにシェルターの中に移転した現在も普通列車が到着するたびに昔からのスタイルで販売中とのこと。現在の情報はこちらのサイトにあります。「峠駅の立ち売り

 赤岩駅も秘境駅にランキングされていますが、普通電車はすべて通過。時刻表には載っていますが、1日止まる電車は皆無。試しにえきねっとで「福島から赤岩ゆき」の乗車券を発券できるかテストしてみたところ、「あかいわ」を入力すると気仙沼線の「BRT赤岩港」が候補として上がっているので、実質発券は不可能。時刻表の巻頭路線索引に「赤岩」と載っているのに廃止にしない理由は何でしょうか・・・?Googleマップで赤岩駅周辺の様子を確認したところ、ほとんど廃屋ばかりでした。

 さっきまでは雪景色だったのに、急にこの風景。

 庭坂駅通過。

 ここでも1日6本ですが、福島に近づいているので、家が建ち並んでいる様子が見えます。

 まもなく福島駅。奥羽本線の始発でもあります。在来線もレールの幅が同じなので、高架の新幹線ホームまたは在来線ホームに入線できる線路の切り替えポイントがあります。新幹線の中で足湯を楽しめる観光列車の「とれいゆ」も新幹線だけど、終点が「福島」なので在来線のホームに降りて入線。

 先に到着した東北新幹線の「やまびこ」と連結し、東京へ。秋田新幹線も盛岡で「こまち」と「はやぶさ」連結。東京からだと、つばさは福島で引き離して山形方面へ、こまちも盛岡で引き離し、秋田へ。

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3月はまだ雪が残っていました

2020-09-19 00:19:41 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 ついに9月18日、小笠原村で2名、コロナ感染者が出ました。内地へ出かけた帰りに9月13日(日)発の「おがさわら丸」に乗船された方だと思います。乗船前のPRC検査では陰性。島に着いてから陽性になったそうです。これがコロナの厄介なところ。

 伊豆諸島 大島町5名・御蔵島村1名・八丈町4名・小笠原村2名 
 西多摩郡 奥多摩町0名・檜原村1名・日の出町2名・瑞穂町8名 (9月18日現在)


 山形を出ると、次は「かみのやま温泉」。

 まだまだ雪が残っています。

 まもなく、赤湯。

 そういえば、ここ。山形鉄道への乗り換え。2017(平成29)年5月に来訪済。

 よねざわ駅。この漢字を見ただけで「米沢牛」を連想。



 米沢駅はフル規格の自動改札機ではなく通せんぼ扉が付かない簡易改札機。ここの駅弁を調べたら、もちろん「米沢牛」。

 米沢を出ると、「次は福島」とドア上の案内表示。もう福島なんですかっ!?と秘境駅の峠や板谷はもちろん通過だけど、しっかりこの目で捉えたい。

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2020年3月16日の山形駅

2020-09-16 00:28:53 | 2020_春_東北の未乗区間を片付けに

 日本一豪勢な朝食を出してくれるホテルでした。山形方面へお越しの方は是非このホテルへ!駅から徒歩10分、少し離れているところですが、市街地を散策するのに適しているところです。

 おや!?3月16日の朝だというのに、がらがら・・・。2017(平成29)年のゴールデンウィーク、山形駅改札口から0分のJR東日本ホテルのメトロポリタンで泊まったときはかなり賑わっていたというのに、コロナのせいか!?

 本当はここから普通電車で福島の予定だったんですけど、2020年3月のダイヤ改正後の東北本線利府支線がかなり減便。うまく接続できるるようにするには福島まで新幹線利用。

 山形新幹線(奥羽本線)は新幹線と在来線一緒なので、新幹線乗換口はないかと思ったら、県庁所在地の山形駅では新幹線専用ホームあり。新幹線車両なら1、2番線ホームへ。在来線車両なら3番以降のホームといったようにポイントの切り替えを行っているようです。

 前日、スマホのえきねっとで自由席を申し込み、非対面の指定席券売機なら予約のときに使ったクレジットカードを挿入し、「えきねっと予約」のボタンを押すだけで発券。えきねっとはスマホまたはパソコンが「みどりの窓口」。マルスに入力する感覚で予約しておき、駅の券売機であっという間に発券。
 「(北)福島」は、大阪環状線にも同じ駅名があるので、両方を区別するため。ちなみに大阪環状線の福島駅は(環)福島と印字されます。こちらは、東北本線の(北)。
 JR東海およびJR西日本のEX予約は自由席、指定席同額なので、指定席を選んでしまいますが、ここはJR東日本。自由席と指定席の価格が異なります。東京から北陸新幹線で金沢に向かうときはJR西日本のおでかけネットで予約したほうが安くて、えきねっとは若干高い。北陸新幹線のJR東日本完結であっても、西日本で予約したほうが安くなるなんて、そんなのあり!?両社の取り決めはどうなっているの!?


 東京行きだけど、途中の福島で東北本線の下りに乗り換えて仙台へ。

 自由席、誰もいない!貸切の状態・・・。


 なぜか「5」の数字が好き。自由席の5番D席に着席。

 山形から福島まで87.1キロ、普通電車は途中の米沢で乗り換えて1時間40~50分くらい。新幹線なら乗換無しで1時間15分。30分くらいの差だけど、普通電車も新幹線のレール規格なので、かなりスピードは出る方です。

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