日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

吉祥寺LCI主催の第2回ギリシャ・ローマ神話セミナーに行ってきました(2012.4.8)

2012年04月17日 | イタリアの美術館・博物館


吉祥寺LCI主催の 第2回ギリシャ・ローマ神話セミナーに行ってきました



2012年4月8日(日)午後 吉祥寺LCI主催のギリシャ・ローマ神話セミナー 第2回「ギリシャ・ローマ神話とルネッサンス」(通訳付き)に参加してきました:


この日は吉祥寺駅から井の頭公園までず~っと花見客の人の波でぎっしり歩けません(;^_^A
人の波をかきわけながら(笑)ようやく角を曲がってLCIにたどりつきました!!
(満開の日曜日は一年で最も人が多い日ではないかと…) この日イタリアでは復活祭(pasqua)とのこと

まず最初にルネッサンスについて簡単なおさらいをして 1400年代の絵と1500年代の絵の違いなどについて説明があり そのあとギリシャ・ローマ神話を題材にした一つひとつの絵を見ながら細かい解説を聞きました

愛の三美神(le tre grazie)」 「ダナエ(danae)」(ダナエの息子がいずれダナエの父を殺すというお告げにより…という神話にもとづく) 「レダと白鳥(leda e il cigno)」(これは今開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」の目玉のひとつ 白鳥に化けたゼウスが…) 「ヴィーナスとキューピット(venere e cupido)」(共に愛の神であるため親子よりは恋人同士のように描かれた絵が多い) 「キューピットとプシュケ(amore e psiche)」(キューピットの矢が誤って当たり…)等について ひとつひとつの様々な年代と場所で描かれた絵を 丁寧にご説明いただきました


今回嬉しかったのは 1回目の時は緊張していたのかあまり聞きとれなかったのが 少し緊張も解けて説明も大分聞きとれるようになり 質問などもできました
目の前に絵が写っているので具体的に分かるのが嬉しかったですね~ これで美術館でこの題材の絵を観た時に背景がよく分かると思います 
参加して本当によかったです(*^_^*)

帰りは井の頭公園をぎっしりと埋め尽くすお花見客をまたまたかきわけながら(笑) ようやく家路につきました… ←花火大会の帰り道のように とにかく人が動かないのよ… あの広い公園がブルーシートと花見客でぎっしり埋まり どこもかしこも行列で...(*_*)


なお このセミナーで取り上げられた絵が一部見られる展覧会のひとつとして 今回の「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」の他にも 「大エルミタージュ美術館展」が 近々国立新美術館(六本木)に来るそうです(2012.4.25~7.16)

主催いただきましたLCIの先生方に 心よりお礼申し上げますm(_ _)m また色々なセミナー等ありましたら参加したいですね!!
 


*第1回のセミナーのリボートは こちら



*事情により 更新が滞ることがあると思いますが どうかご容赦くださいm(_ _)m


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2 コメント

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贅沢な復活祭の頃でしたね。 (florentia55)
2012-04-17 14:44:44
フローレンスからボンジョルノ
タイトルに惹かれてお邪魔しております。
大変有意義で贅沢なお時間を過されましたね。
復活祭の頃にとはまた素晴らしいです。
でもギリシャ神話って知れば知るほど益々複雑になってきて芸術作品の意味が姿を変えていきますよね。
でも例えば次回のウフィッツィ?楽しみ方が増えたのではないでしょうか?
素晴らしい話題また楽しみにしております!
返信する
Unknown (figlia del sole)
2012-04-26 09:06:37
コメントありがとうございました!! (気付くのがいつも遅くてすみません...!)

これを知ってから見るとやはり少し違うかも...特に今来ている「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」でも「レダと白鳥」が見られますから...
ギリシャ神話は知れば知るほど確かに複雑で 日本語の本を一冊読んでから受けたのですが ハマると面白いですね! 神話のどのシーンを絵にしたのかも興味深いです
返信する

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