
栗原地域の農業農村において,各組織の枠を越えた女性農業者同士の情報交換・交流の拠点として活動を始めた「くりネッ娘(こ)」が発足して3年目になります。これまでは,他地区のグループとの交流などを行ってきましたが,今回は仲間を増やすことと,自己研さんを目的として,コミュニケーションについての講座を開催しました。
講座では,「コミュニケーション力を磨こう」と題し,東北コミュニケーション研究所所長 高橋利夫氏よりお話をいただきました。
人間関係を良くするために,自分を知り相手を知ることは大事なこと。自分にとっての常識は他人にとっても常識と言うわけではない。その違いを認めることが必要であるとのお話の後,実際に「エニアグラム チェック表」を使って自分のタイプを分類する演習に入りました。
分類した後はタイプごとのグループに分かれ,自分の長所や短所について紹介しあうと共に,共通する性格についてグループ討議を行い,発表を行いました。
それぞれの発表が終わると先生から各タイプの特長について紹介がありました。先生からテンポ良く繰り出されるコメントに会場は大いに盛り上がり,あっという間の3時間となりました。
出席者からは,「自分について考える時間もあり,自分以外の人について理解を深める時間もあり,とても有意義だった。またお話を聞きたい。」との声が多く聞かれました。
普及センターでは今後もくりネッ娘の活動を支援していくこととしています。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144