宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

石巻管内の農業法人で土地利用型作物の勉強会を開催しました

2021年03月23日 14時36分22秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 令和3年3月18日に,東松島市の(株)めぐいーとで土地利用型作物の勉強会を開催し,役員と社員合わせて8名が出席しました。
 普及センターでは,(株)めぐいーとを対象にプロジェクト課題「組織力強化による農業法人の経営ステップアップ」に取り組んでおり,今回はその活動の一環として開催した令和2年度2回目の勉強会でした。
 前回は麦や大豆の作業暦の整理を実施していたので,今回は除草や肥培管理の詳細やポイント,また,これから本格的に栽培が始まる水稲の作業をテーマに勉強をしました。勉強会では,社員全員で麦の幼穂長確認作業に挑戦したり,配布した資料により畑地雑草や水稲乾田直播栽培において重要となる播種~入水までの除草体系について説明しました。
 勉強会中も役員や社員からは質問や活発な意見交換がされ,メモを取りながら熱心に説明を聞いていました。
 普及センターでは今後も技術指導や社内制度整備等,多方面からの指導により経営のステップアップを支援してまいります。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班,先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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そばや米等を使った新商品発表会が行われました

2021年03月17日 09時36分36秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 亘理農業改良普及センターでは,農業生産者の起業活動や6次産業化支援の一環として,今年度,名取市の農業法人である「株式会社今慶農産」の新商品開発を支援しました。
 今年 1月,そばや米等の自社農産物を使った新商品(そば乾麺や米麹を使った漬物等)が完成し,自社直売所やイベント等にて販売を開始しました。
 令和3年3月12日には,地元での認知度向上や今後の企業連携を模索する目的で,地域内企業等を対象にした新商品発表会をが開催し,発表会では,参加者から販路拡大につながる意見や地域連携のアイデア等,たくさんの意見をいただきました。
 普及センターでは,今後も農業生産者の起業活動や6次産業化の支援を行います。

 

 

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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農業法人向け人材定着・育成に関するセミナーを開催しました

2021年02月08日 10時57分52秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

  令和3年1月26日に,石巻合同庁舎大会議室にて「農業法人のための人材定着・育成に関するセミナー」を開催しました。管内農業法人の役員・社員や関係機関から47名が出席されました。
  本セミナーは,栗原市の農業法人(有)耕佑 専務取締役 伊藤 秀太 氏を講師に迎え講演をいただいた後,管内農業法人の(有)高須賀農産 代表取締役 細川 公 氏及び(株)よつばファーム 代表取締役 熱海 光太郎 氏と共にトークセッションをしていただきました。
  講演では「社員と取り組む会社作り GGAPワークショップの実践」と題し,耕佑でのこれまでの取組みや新型コロナウィルスによる影響,そしてこれからの目標についてお話をいただきました。年に数回社員全員でワークショップを開催し,現場の声を会社の改善に活かすことで,現場も責任感を持って仕事に取り組めるようになったと紹介いただきました。
  トークセッションでは,パネリストの各法人における人材定着・育成で抱えていた課題と解決に向けて取り組んだこと,その結果と新たな課題についてお話しいただいた後,パネリスト間でそれぞれ質疑応答していただきました。各法人とも会社が安定して持続することが社員も地域を守ることにつながるという信念を共通して持っていることが分かり,そのために失敗や試行錯誤を重ねながら人材の育成や確保に取り組んでおられるのが印象的でした。
  普及センターでは今後も地域農業の担い手であるアグリビジネス経営体の育成・支援をしてまいります。


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女性農業者を対象にドライフラワー加工研修会を開催しました

2021年02月01日 11時37分16秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 美里農業改良普及センターでは,自家生産物を利用した商品づくりなど,研修会を通し,女性農業者のスキルアップを支援しています。
 令和3年1月15日には,女性農業者キャリアアップ研修会として,多賀城市で鉢花や花苗を生産している佐藤敏充氏を講師に,ドライフラワー加工についての講義と演習を行いました。
 講義では,花を色鮮やかに乾燥させるコツや素材となる花の収穫方法などについて,具体的に説明を受けました。参加者からはどんな花がドライフラワーに向くのかなどの質問が出されました。
 続いての演習では,講師が加工したドライフラワーを用いて,額の中に花を立体的に装飾するフラワーボードを制作しました。参加者は,講師に好きな言葉を筆耕してもらった後に,書を囲むように思い思いにドライフラワーを貼り付けました。
  普及センターでは,今後も資質向上研修等を通し,女性農業者の活躍を支援します。

  

〈連絡先〉

美里農業改良普及センター 地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


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いちじくの商品開発に向けて専門家派遣を行いました

2021年01月19日 08時38分33秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 亘理農業改良普及センターでは,若手女性農業者の起業活動や6次産業化支援の一環として,令和3年1月14日に山元町のいちじく生産者である「株式会社やまうち農園」へ,いちじくを使った新商品開発のための専門家派遣を実施しました。昨年11月に引き続き,2回目です。

 今回の専門家派遣では,株式会社仙台国際ホテル 土屋貴幸シェフ パティシエを講師に招き,いちじくを使ったスイーツを完成することを目標としました。

 やまうち農園では,1回目の専門家派遣後,試作を繰り返してきました。今回は,土屋シェフ パティシエから,一層の品質向上や省力化に向けた作業工程等の見直しについて,具体的なアドバイスをいただきながら,実習を行いました。

 やまうち農園は,今回のアドバイスをもとに,作業工程の改善に取組み,新商品の製造・販売を開始する計画です。
普及センターでは,今後も当地域の女性農業者の起業活動や6次産業化の支援を行います。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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「亘理地域農産加工研修会」を開催しました

2020年11月27日 09時07分13秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 亘理農業改良普及センターでは,女性農業者の起業活動支援の一環として,11月20日に「亘理地域農産加工研修会」を開催し,令和3年6月から本格的に施行されるHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理について学びました。当日は,農家レストランや農産加工等に取組んでいる生産者19名の参加がありました。
 研修会では,「HACCP義務化への実用的な対応」という題目で,一般財団法人食品環境検査協会東京事業所仙台支所 田中宏朗上席研究員より,新しい制度の概要や,導入に向けたプロセス等の講話をいただきました。
 普及センターでは,今後も研修会等を通じて,女性農業者の起業活動支援を継続していきます。

 



<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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美里地区生活研究クラブ連絡協議会で技術向上講座を開催しました

2020年11月04日 15時37分52秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 美里地区生活研究クラブ連絡協議会では,農村の生活と生産に関する知識や技術の習得を目的とした研修会を行い,相互に資質向上を図っています。
  令和2年10月26日(月)に,株式会社渡辺採種場瀬峰研究農場を会場に,野菜の新品種及び栽培技術について研修会を開催したところ,会員16名が参加しました。
 最初に農場長より,野菜栽培のポイントや,直売向きの品種等について講義を受けました。その後に,研究ほ場に移動し,実際に栽培されているさまざまな秋冬野菜を視察しました。会員からは,栽培方法や生理障害,病害虫防除,土づくり等,多岐に渡る熱心な質問が寄せられました。
 会員の多くは直売所等へ野菜の出荷を行っており,今回の研修で学んだことを生産に活かしていきたいといった感想が出されました。

 

  

 

 <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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女性グループで「手洗い研修会」を開催しました。

2020年10月22日 17時54分35秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 美里農業改良普及センター管内にある小牛田地域精進料理の会は,毎月1回,地域に受け継がれてきた精進料理の伝承として,調理実習を中心に活動を行っています。今年度は新型コロナウイルスの影響でこれまで活動を休止していましたが,10月より感染予防を行いながら再開しました。
 10月20日に行われた第1回目の定例会では,正しい手洗い方法を学ぶための「手洗い研修会」を行いました。普及センター職員から,「手洗いによる食中毒の防止について」講義を行った後に,手洗いの実習を行いました。
 実習は,北部保健福祉事務所からお借りした「手洗いチェッカー」を使用しました。手洗い前に汚れに見立てた専用ローションをまんべんなく付けた後,いつもの方法で手洗いを行いました。手を特殊ライトを使用した手洗いチェッカーの下にかざすと,爪や手のしわのところが青く光り,洗い残りがあることが分かりました。
 会員からは「丁寧に洗っているつもりでも洗い残しがあることが分かった。」「人によって洗いにくい場所がある事を知った。」などと感想が出され,より一層,衛生管理に気をつけて調理をすることを申し合わせました。

 

 

 

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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総合化事業計画の認定交付式が行われました

2020年09月09日 11時11分43秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 山元町は,県内有数のいちじくの産地であり,加工商品の開発も進められています。今回,山元町でいちじくを約1.2ha栽培する「やまうち農園株式会社(代表取締役 山内啓二氏)」は,農林水産省より六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画を認定され,8月24日に同社のいちじく農園にて交付式が行われました。
 やまうち農園株式会社では,地元の亘理高校の生徒が考案したいちじくの加工商品のアイデアをもとに民間会社から商品化の開発協力を受けて,今後,新商品の製造・販売を開始する計画です。
 普及センターでは,今後も当地域のいちじくの栽培技術向上や6次産業化の支援を行います。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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くりはらの食材でステイ・ホーム(おうちで過ごそう)を応援!

2020年05月11日 09時41分59秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 

 新型コロナウイルス感染症の外出制限等の影響により,外食や給食等への食材販売が落ち込み,農業生産への影響も大きくなっています。

  栗原管内の農業者が中心となり,地域の農産物や伝統文化を伝える活動を展開する「くりはらファーマーズプロジェクト」(代表:伊藤秀太氏)では,ピンチをチャンスに!!と消費が落ち込んでいる栗原地域の食材をセットにして市内外へ届ける取組みを行っています。
  家庭で過ごす時間が増えている家族向けに,家庭で楽しく,おいしく,くりはらを満喫できる「おてがる!フライパンでBBQ(バーベキュー)セット」の販売を始めました。
 
漢方三元豚,ケール,サンチュ,サラダ菜,パプリカ,しいたけ,さくらしんこ餅などの食材セットで,やみつき森もりサラダのレシピや餅花の作り方なども入っています。栗原地域の「食」と,農業者の思いが詰まったセットになっています。新聞等で掲載されたこともあり,注文数は増えています。

  新型コロナウイルス感染症の影響により,管内の多くの農業者が営農活動への不安を抱えています。普及センターでは,相談窓口を開設して相談に応じたり,支援策等について農業者へタイムリーに情報提供を行ったりしています。併せて,この苦境を乗り切ろうとアイディアを出し合い新たな取組みを行う農業者を今後も支援していきます。

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL 0228-22-9437
FAX 0228-22-6144


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