宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

復旧農地の土壌物理性の改良に関する現地検討会を開催しました

2017年12月28日 17時25分43秒 | ③先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
震災後,管内では復旧農地を活用したねぎ栽培が行われていますが,一部では水はけが悪いために適期作業ができなかったり,湿害でねぎがうまく育たない等の問題が生じています。
そこで,11月28日に,湿害が発生しているねぎ畑の土壌断面調査を行うとともに,改良方法について検討するため現地検討会を開催しました。
土壌断面調査では,作土に使われている土は保肥力と水はけが比較的良く客土材として適当であったことや,作土の下にある石混じりの重粘質土が不透水層となり湿害を引き起こしていることなどが明らかになり,アドバイザーとして参加していただいた前日本土壌肥料学会副会長の安西徹郎氏からは,水はけを改善し作物の根域を広げるためのいくつかの提案をいただきました。
今後は,ねぎの生産性を向上させるため,提案していただいた改善策の実践に向けて,関係機関と協力して取り組んでいきます。


<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8068・8069 FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

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南三陸農協花卉生産協議会によるキク親株ほ場巡回が行われました

2017年12月28日 17時22分06秒 | ③先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成29年12月15日,南三陸農協花卉生産協議会主催のキク親株ほ場巡回が開催され,生産者7名が参加しました。
最初に南三陸町志津川字田尻畑に今年11月に完成した苗生産用ハウスを巡回し,次に大船沢2軒,戸倉1軒を巡回しました。各ほ場で親株伏せ込み状況や,病害虫発生状況を確認しました。親株の伏せこみは11月下旬までに終わっていることが望ましく,多くのほ場で終了していました。病害虫に関しては,一部で白さび病やスリップスが見られました。
苗半作というように,苗作りで次作の作柄が決まります。特に白さび病やハダニ類は親株から次作に持ち込まれることが多いため,病害虫に侵されていない株を親株とすることや,親株防除が重要であることを改めて認識していました。
生産者の間では,古いべたがけ資材をハウスの隙間風対策に使用するなどの工夫や,使用農薬の話も聞かれ,情報交換の場ともなりました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

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県内最大規模のワイナリー「了美vineyard and winery」醸造所が完成しました

2017年12月28日 14時58分07秒 | ⑨農村地域の振興に向けた取組支援


株式会社みらいファームやまと(仙台市青葉区,代表取締役 早坂了悦)は,宮城県黒川郡大和町吉田地区に整備を進めていたワイナリーが完成したことから,平成29年12月20日に関係者を集めて落成式を開催しました。施設整備には6次産業化ネットワーク活動交付金を活用しました。
 同社の代表は建設業など複数の事業に取り組んでいますが,生まれ故郷である大和町の中山間地域の活性化と新たな観光資源や特産品の開発,若者の定住化などを目的にワイナリー事業に着目し,平成27年に同社を設立するとともに,翌年から醸造を目的としたぶどうの栽培に取り組み始めました。
 ワイナリーとぶどう畑は標高340mに位置し,冷涼な気候や豊富な日照量はワイン造りに適している条件を活かし,ぶどう畑を4ha程度まで栽培を拡大していく計画です。また,自然豊かな絶好の景観を活かして,地元食材を使った料理とワインが楽しめるレストランや宿泊施設を整備する計画もあります。
 平成30年春から,白ワインとシードルの販売を予定しています。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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みやぎ未来塾ステップアップスクール仙台編を開催しました

2017年12月28日 14時55分22秒 | ⑦地域農業を支える意欲の高い担い手確保
平成29年12月20日に「みやぎ農業未来塾ステップアップスクール」を開催しました。今年は初の試みとして,農業大学校の講義とコラボを行い,若手農業者や農業大学校学生等54名が参加しました。
 前半は,農業・園芸総合研究所から試験ほ場の視察研修や「先端技術を取り入れた野菜栽培」の講義を受講し,技術の習得に努めました。
後半は,多賀城市の指導農業士(Flower Farm 四季彩代表)佐藤敏充氏から「稼げる農家になるための考え方」について講演をいただき,経営構想や市場を見据えた品目の選定方法などを学ぶことができました。
佐藤氏の講演では,消費者や商品バイヤーとのやりとりから得ることができた自らの体験談を随所に入れ,いかに「お客さんとコミュニケーションをとるか」,そして「自分の商品に個性を持たせる」「独自の情報発信力」の重要性を説かれました。
 若手農業者,学生,それぞれが将来の経営構想や進路の参考とすることができた有意義な研修会となりました。
    
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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パソコン農業簿記を活用した経営管理講座が始まりました

2017年12月28日 14時51分50秒 | ④競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
仙台農業改良普及センターでは,平成29年12月から3月までの第1・3水曜日に,当普及センターオープンラボを会場として,『パソコン農業簿記を活用した経営管理講座』を開催しています。
 12月20日(水)は基礎研修として,複式簿記やパソコン農業簿記の基礎知識習得を希望する農業者を対象に集合研修を開催しました。
 今年パソコン農業簿記ソフトを導入し初めて青色申告を行う方がほとんどであったため,農業簿記特有の仕訳について戸惑いの様子も見られましたが,事例の演習を行う事により理解が進んだようでした。普及センターからは,農業簿記を記帳するのみに留まらず,決算書を今後の経営改善に活かして欲しい,といった説明を行いました。
 参加された農業者の方々からは,「複式簿記を記帳することで財務諸表を作成し,経営計画に活かしていきたい」「初めてのパソコン農業簿記なので不安だったが,参加者のみなさんと話合いながら勉強することができて良かった」等の声がありました。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター
先進技術第二班
〒981-8505
仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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農事組合法人における組織管理研修会を開催しました

2017年12月28日 13時03分45秒 | ⑦地域農業を支える意欲の高い担い手確保


11月28日(火),12月12日(火)に,今年3期目の経営を行っている土地利用型農業法人((農)せんだいあらはま,(農)六郷南部実践組合,(農)岩切生産組合,(農)グリーンファーム松島)の理事を対象とした「農事組合法人における組織管理研修会」を開催しました。
 講師に秋田県立大学生物資源科学部アグリビジネス学科准教授藤井吉隆氏を招き,2日間に渡り,「これまでの組織運営の振り返り」をテーマに演習を中心とした研修会を行いました
 1日目は,組織運営の経営管理項目について,目標値に対する現在の達成状況を知るために,法人毎に「農業経営管理表」というチェックシートを用いて自己診断を行いました。2日目は診断結果を基に法人の課題について抽出を行い,課題解決策について話し合いを行いました。
 自己診断により取り組みが弱い項目が明らかになり,活発な意見交換が行われ,法人の経営を見直す良いきっかけになったようでした。普及センターでは,来年以降も,これら法人を対象に重点的に支援するプロジェクト活動を展開する予定です。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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複式簿記講習会を開催しました。

2017年12月27日 16時02分26秒 | ⑦地域農業を支える意欲の高い担い手確保
12月8日から12月18日まで4回にわたり,複式簿記の初心者向け講習会をJAみやぎ仙南本店で開催しました。簿記講習会としては,8月に5回開催していましたが,今回はパソコンソフト利用に焦点をあてて実施しました。

今回の講習会では,平成31年に施行される収入保険制度を前に簿記の基本から決算,青色申告書作成までできるようになることを目指しました。

講習会後,参加者の方々から「複式簿記の勉強になった」や「今年度から青色申告を行いたい」「棚卸など簿記の内容をもっと深く知りたい」等の感想がありました。


手書き講習会


パソコン簿記講習会


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第1班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

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農業法人人材育成推進セミナーを開催しました。

2017年12月27日 09時30分40秒 | ①次代の農業を担う経営体の育成・支援
 石巻農業改良普及センターでは,平成29年12月19日に,震災後に急増した農業法人の経営者を主な対象として,社員の人材育成,定着を促すための基本的な知識等について学ぶことを目的に,農業法人人材育成推進セミナーを開催しました。セミナーには53名が参加し,人材育成の必要性及び手法等について研修しました。
 講師を務めたすずき労務経営コンサルタンツの鈴木代表及び(有)山波農場の山波代表取締役からは,近年の労働者意識の変化を背景にした「褒めることの重要性」や「OJT充実の必要性」,社内の仕事を「他人事」から「自分事」に変える「作業別責任者制度」等について,具体例を交えながら解りやすく説明いただきました。セミナーに参加した方々からは,「鈴木先生の説明が大変解りやすかった。」,「県外の先進事例の話が聞けて参考になった。」等の感想が聞かれ,好評でした。普及センターでは今後も法人の発展に不可欠な,雇用就農者のキャリア形成に関する支援に取り組んでいきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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第5回宮城県米づくり推進気仙沼地方本部会議を開催しました。

2017年12月26日 14時03分52秒 | ③先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成29年12月21日に宮城県気仙沼合同庁舎において,第5回宮城県米づくり推進気仙沼地方本部会議が開催されました。宮城県米づくり推進気仙沼本部では,気仙沼・本吉地方の行政及び農業関係機関・団体が米づくりを推進するため,管内における水稲の生産振興に関わる業務や栽培技術指導を行っています。
 本年は,7月中旬から8月中旬にかけ低温・日照不足で経過し,水稲の作柄・品質への影響が懸念されましたが,関係機関の情報共有・発信や農家の皆さんの努力により,前年並みの米の品質を確保することができました。
 本会議ではまず今年の作柄について振り返り,次年度へ向けた対策を話し合いました。会議のなかでは,食味向上のための土づくり,来年本格デビューとなる「だて正夢」の栽培,雑草防除などについて話し合われました。
 農家の所得向上のための省力・低コスト稲作の推進が求められていますが,来年度,宮城県米づくり推進気仙沼地方本部では関係機関と連携し,疎植栽培等の省力・低コスト栽培管理技術の現地実演会の開催を予定しています。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

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大崎農業士会第2回研修会

2017年12月25日 13時12分44秒 | ⑦地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 大崎農業士会は地域農業の振興や後継者の育成などを目的に活動を行っている団体で,会員の資質向上を図るため毎年2回の研修会を開催しており,平成29年12月14日に今年度2回目の研修会を開催しました。
 今回はより消費者に求められる農畜産物生産のために流通サイドから見た農業のあり方をテーマとし,講師に株式会社ウジエスーパーの吉田芳弘常務を迎え「これからの農畜産物の生産と販売を考える ~消費者ニーズのとらえ方~」と題した講演を頂きました。
 最新の売れ筋商品のトレンドは「食の安全」,「ターゲットは女性」,「地産地消」,「健康志向」等の複数の要因を有していること,究極の差別化とは価格決定権を持てるオンリーワン商品をつくること,顧客の満足とともに顧客の顧客を満足させることが重要である等のお話があり,生産物の高付加価値化や最新のトレンドのとらえ方が習得でき,今後の生産・販売のあり方を考える上で大変参考となる内容でした。
 また,宮城県農業共済組合大崎支所の酒井支所長と三澤総務課長から平成31年に開始が予定されている収入保険制度と現行の農業共済制度との比較に関する情報提供を頂きました。
普及センターでは,今後も様々な研修会を開催し地域農業をリードする農業士の資質向上に努めて行きます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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