宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

気仙沼地区第1回みやぎ農業未来塾を開催しました

2018年04月27日 16時55分39秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
平成30年4月27日,宮城県農業大学校の管内出身1年生を対象とした第1回みやぎ農業未来塾を開催しました。今回は農業大学校の卒業生や気仙沼地区4Hクラブ員などの世代の近い農業者を視察し,出身地域の農業をより深く理解することを目的としました。
視察先は気仙沼市階上地区でいちごを栽培している2名の施設で,それぞれ経営の概要や栽培状況,4Hクラブの活動,農業大学校での生活に関するアドバイスや就農時の悩みや注意点など幅広く説明していただきました。
4Hクラブ員から細かくアドバイスがあったことに加え,学生からも4Hクラブへの入り方や学生生活中にやるべきことに関する質問や,さらに広範囲な管内農業の概要や普及センターの業務内容に関する質問が飛び交い,出身地域の農業をより深く理解できた有意義な視察研修となりました。




<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6
TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606
E-MAIL:ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

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開花したなしの授粉作業が進む

2018年04月27日 10時28分44秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

蔵王山麓のなし園も春を迎えて花が咲き出し,園主たちは授粉作業に励んでいます。
  平成30年は3月の高温多照により,なしの開花始めが平年より10日近くも早くなりました。
 JAみやぎ仙南が運営する果樹開葯所も予定を繰り上げて4月11日から開所し,なし園の園主たちが摘んで持ち込んだ授粉用の花の乾燥調製が始まっています。
  現在では,昔ながらの梵天を使った授粉に代わって手持ちの電池式授粉機が普及しており,一昨年からはスピードスプレーヤに取り付けて使う授粉器具も登場しました。
  この器具はスピードスプレーヤの後部に取り付け,小型の送風機で圧送した増量剤入りの花粉を大きいファンの風圧で飛ばすもので,大面積なし園での作業や,開花がいっせいに始まって授粉を急がなければならない場面などで効果を発揮するものと期待されています。
  こうした器具を駆使したなし園の授粉作業は今が盛りで,4月下旬まで続く見込みです。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
      TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

    


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露地栽培向けズッキーニ栽培講習会が開催されました!

2018年04月26日 11時11分47秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

<栽培講習会の様子>

平成30年4月20日(金)にJA栗っこ築館支店で「ズッキーニ栽培講習会」がJA栗っこズッキーニ部会の主催で開催され,生産者26名が出席しました。

今回の講習会では,種苗メーカーから基本的な栽培技術について,普及センターからは病害虫防除と収量を向上させるためのポイントについて説明し,参加者は一人一人が真剣に聞いていました。

現在,露地栽培のズッキーニは,播種・育苗が始まったところです。また,露地栽培において単価の高い時期に出荷するため,より早く出荷できるようにトンネル栽培で早出しする試験を行っていて,ほぼ順調に生育しています。今年のズッキーニの出荷は,ハウスのもので昨年よりも15日ほど早まっており,既に栗原産ズッキーニが出回っています。

ズッキーニはカボチャの仲間でビタミンC,ビタミンK,葉酸を含み,カロリーの低い野菜です。お好みの味付けで,炒め物やスープ,千切りサラダなど,様々な食べ方でお召し上がりください。栗原産ズッキーニはこれから夏にかけて出荷量が増え,直売所やスーパー等にどんどん並びますので,見かけた際にはぜひお買い求めください。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-6144


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モーランド・本吉 放牧開始

2018年04月26日 10時38分25秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  気仙沼市営放牧場モーランド・本吉で,4月20日に入牧式が行われました。モーランドは昭和44年の開牧以来,草地除染の取り組時期を除き気仙沼・本吉地域の酪農,畜産振興の拠点施設として,放牧事業を実施してきまた。                                                                     

  今回は南三陸町,登米市,栗原市の酪農家3戸から12頭を受け入れ,東部家畜保健衛生所による衛生検査と馴致放牧の後,既に入牧して越冬した28頭と一緒に50haの牧草地に放牧されました。広い放牧場で運動することで,足腰の丈夫な乳牛になり,農家の期待に応えられるよりよい牛を農家に返せるよう大事に管理していくことにしています。


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平成30年産そらまめ現地検討会の開催

2018年04月26日 08時41分51秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成30年4月25日,JAいしのまき稲井地区園芸生産組合の30年度産そらまめ現地検討会が開催されました。生産ほ場は石巻市水沼・沼津地区で,雨が降る中の現地検討会でしたが参加者は積極的に意見交換をしていました。
 11月下旬定植の秋まきそらまめは,一部欠株が見られるものの順調に開花・分げつしていました。ほ場によっては赤色斑点病やさび病の発生が見られたため,早めの防除を呼びかけました。また,近年は,シカの被害が多いとのことでほ場周辺にはネットを張るなどの対策が実施されていました。
 早ければ収穫は6月上旬から始まりますので,楽しみにお待ち下さい。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班  TEL:0225-95-1435

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石巻地区4Hクラブの青空市が開催されました。

2018年04月25日 11時06分08秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 石巻地区4Hクラブ連絡協議会では,消費者との交流活動として直売活動を積極的に行っています。中でも宮城県石巻合同庁舎内での「青空市(あおぞらいち)」は当クラブ恒例のイベントとなっており,月1回程度の開催を目指して活動しています。今回は,平成30年度の1回目として,4月19日(木)に,キュウリ,レタス,中玉トマト,いちご,花苗等を販売しました。石巻合同庁舎移転後初の青空市ということもあり,客足などの懸念もありましたが,売れ行きは比較的好調で,前年同時期とほぼ同様の売上げとなりました。今後は水産漁港部の「みやぎ水産の日」の販売会との同日開催なども検討しており,より地域に密着した直売活動を展開したいと考えています。
 石巻地区4Hクラブは今後も青空市やみやぎまるごとフェスティバル等での直売活動を通じた消費者交流を行い,農業経営者としての資質向上に取り組んでいきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999

 


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「JAあさひなぶどう部会」通常総会及び栽培講習会が開催されました

2018年04月23日 09時31分33秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

                                              ぶどう部会 通常総会の様子

 平成30年4月17日にJAあさひな営農総合センター(大和町)において,JAあさひなぶどう部会通常総会並びに栽培講習会が開催されました。
 当部会は平成28年4月に設立され,現在,22名が種無しブドウの栽培に取り組んでいます。部会設立時に定植した「シャインマスカット」が3年目を迎え,本格的な収穫が始まることから,商品性の高い房作りのための講習会や視察研修会が計画されるなど,部会活動の益々の盛り上がりが期待されました。
 総会終了後には講習会が開催され,普及センターから芽傷処理等の栽培管理や病害虫防除について実演を交えて説明をしました。
 今年度は年5回の栽培講習会が計画されており,普及センターでも黒川地域のぶどう栽培が軌道に乗るよう部会活動を支援していきます。

    芽傷処理の実演

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374 FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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第9回全日本ブラックアンドホワイトショウで加美町高橋真さんがチャンピオンを獲得

2018年04月23日 08時08分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年4月13日及び14日に静岡県御殿場市で,5年に一度の「第9回全日本ブラックアンドホワイトショウ」が
開催されました。本共進会は,酪農家の全国組織が主催し,
 ・乳牛の体型や資質を比較審査して改良を進めることにより,酪農生産基盤を強化すること
 ・高校や農業大学校が出品してその飼養管理技術を競うことにより,酪農後継者を育成すること
 ・全国の酪農家が一堂に会して交流親睦を図ること
を目的に開催されています。

 全国35都道府県から12部門に206頭,うち宮城県からは6頭(大崎市2頭,加美町2頭,角田市1頭及び丸森町1頭)が
出品され,審査の結果,加美町高橋真さんが出品した「インデシブル フイーバーイレブン」が見事に第9部のチャンピオンを
獲得しました。宮城県の出品牛が部門別チャンピオンを受賞したのは,大会史上初のことです。さらに,同牛は第6部から
第9部を総合したインターミディエイトクラスでもリザーブチャンピオン(第2位)に選ばれました。

 今回出品した酪農家の皆さんは,乳牛の遺伝的改良や飼養管理技術の改善に積極的に取り組み,その成果を競う場として
共進会を目標にしています。
 平成32年10月31日から11月2日には,同じく5年に一度の「第15回全日本ホルスタイン共進会」が宮崎県都城市で
開催されます。同大会でも宮城県出品牛の上位入賞や日本一獲得が期待されます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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丸森町で農業チャレンジ研修開講式が開催されました

2018年04月13日 15時35分48秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成30年4月12日に丸森町で農業チャレンジ研修の開講式が行われました。

 農業チャレンジ研修は,丸森町農業創造センターが主催する農業研修で,農業に関心のある方や就農を考えている方を対象に野菜作りのための知識や技術の習得を目的として,平成25年から毎年開催されています。
野菜作りの基本的な知識や技術を学ぶ初級編Aコースと,生産販売を目指す方で自ら野菜の栽培計画を立て実践する初級編Bコースの2コースがあり,毎年どちらのコースも定員を超える応募があり,農業への関心の高さがうかがえます。

 開講式終了後には第1回目の研修が開始され,じゃがいも,春にんじん,ねぎの播種作業が行われました。今後,研修は11月まで毎月1回行われる予定です。
 

 普及センターでは,今後とも担い手の育成・確保に向けて支援をしていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
              TEL:0224-53-3419 FAX:0224-53-3138

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新たな高収益作物栽培への取り組み

2018年04月12日 17時18分55秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

   加美町の東鹿原(ひがしかのはら)地区は薬菜山の南東部の中山間地帯に位置し,稲作を中心とした農業が行われています。
  現在,平成19年に設立された東鹿原集落営農組合を中心とした営農が行われていますが,今後の地域営農の活性化のためには高収益が見込める作物の栽培が必要と考えられるため,組合員とJA,土地改良区,普及センターなどの関係機関で新たに共同で取り組む高収益作物の栽培について話し合いを重ねてきました。
  いくつかの候補の中から作期が短く他の園芸作物と組み合わせ春秋2作体系が可能なこと,全国的な端境期となる7月に収穫でき高値販売が期待できること,さらにJA加美よつばでは、園芸作物振興強化のため機械化一貫体系が整備されていることなどから,春たまねぎの栽培に取り組むことになりました。
  平成30年4月4日に春たまねぎの共同栽培に取り組む5名の組合員がJA職員の指導の下,JAからリースされた定植機を用いて約6aのほ場に定植を行いました。ほ場は東鹿原地区で最も通行量の多い道路沿いの他の組合員の目に留まりやすい場所にあり,「きれいに植えられたね」,「共同作業がとても楽しそう」などの反応があったとのことでした。
  普及センターでは,今回定植された春たまねぎが無事に7月の収穫を迎えられるよう技術的な支援を行うとともに,今後も中山間地帯の特色を活かした東鹿原地域の活性化に向けた支援を行っていきます。

 

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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