宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

札幌市内で「みやぎフェア」が開催されました

2020年01月31日 16時00分37秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 宮城県産の野菜は近年札幌圏における需要が高まっており,宮城県園芸作物ブランド協議会では,産地の顔が見える取組として札幌市内店舗にて試食販売会を行い,販売推進を図っています。今回は,県内7つのJAが参加し,1月23日~24日にかけて札幌駅の駅ビル,イオン,コープさっぽろ等で「みやぎフェア」が開催されました。
 管内からは,JA新みやぎあさひな地区から曲がりねぎ,JA仙台から松島トマト,ちぢみゆきな,春菊の販売がありました。仙台普及センターも参加し,店頭で曲がりねぎの試食提供を行いました。消費者からは柔らかくて美味しいとの声が多く,栽培方法についての関心も高いようでした。
 また,札幌市場においても試食PRイベントが開催され,宮城県村井知事や産地代表挨拶の後,曲がりねぎのスープ,ちぢみゆきなとちぢみほうれんそうのおひたし,いちごの試食提供を行いましたが,市場関係者にもとても好評でした。
 2日間を通じて宮城県産野菜のPRや札幌市場関係者との意見交換ができ,販売促進につながるイベントとなりました。



〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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地域営農の継承のために~集落営農ステップアップ研修会開催~

2020年01月31日 09時41分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保


 令和2年1月16日(木)に栗原市志波姫『この花さくや姫プラザ』で「栗原地域集落営農ステップアップ研修会」(栗原市農業経営・生産対策推進会議主催)が開催され,集落営農組織,集落営農法人,関係機関などから約50人が参加しました。
 講師には,全国各地の農業者とともに「2階建て方式の集落営農」によって地域を再生する実践活動を実施されている,農山村地域経済研究所所長の楠本雅弘氏を招聘し,「集落営農による地域づくり-水田営農を継承するために地域で取り組むこと-」と題して講演いただきました。
 楠本氏は,任意組織である集落営農組織を継続することの問題点を提示し,早急な法人への移行を提案しました。その中では,自らが関わった全国の多数の事例の中から,法人では多様な経営・営農形態が可能であること,後継者育成の役割があることについて重点的に紹介いただき,参加者は今後の組織の在り方について意識を高めたようでした。
 当日は研修会と別に,集落営農組合2組織の法人化に向けた個別相談会も実施しました。いずれも集落での話合いをベースに,早い段階で法人設立を目指すよう助言をいただきました。組織の代表者らは集落内での話合いや意識共有の必要性を強く感じたようで,各集落における今後の法人化に向けた活動の進展が期待されます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144

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りんごのせん定・防除暦講習会が開催

2020年01月30日 18時22分01秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和2年1月29日に,JAみやぎ登米りんご生産部会が「せん定・防除暦講習会」を開催し,17人の部会員等が参加しました。
 当日はあいにくの大雨となり,果樹園でのせん定講習会は中止となりました。雨による中止は過去に例がなく,部会員は残念がっていました。
 中田営農センターでの講習会は,農業・園芸総合研究所果樹チームから今年度のりんごの生育状況や試験研究の概要,普及センターからは令和2年度の防除暦や殺菌剤の概要について説明しました。参加者からは果実の日焼け対策や,今年度発生が多かった褐斑病対策について質問が挙がり,せん定講習ができなかった分,活発な意見交換が行われました。
 普及センターでは,病害虫対策や栽培技術支援について,今後も現地巡回や生育情報誌による情報提供等を通して支援していきます。


試験場からの情報提供


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  

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直売所向けの果樹栽培講習会を行いました

2020年01月30日 08時37分31秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

                         

 令和2年1月21日(火)に直売所への出荷者を対象とした果樹栽培講習会の依頼があり,当普及センター職員が雨よけぶどうといちじくの栽培講習を行いました。当日の出席者は,県北部の生産者を主体に約50名の出席がありました。
 雨よけぶどうの栽培については,近年生産が拡大しているシャインマスカットの栽培技術を基本として,育苗ハウス等の雨よけ栽培におけるぶどうの植付けから枝の誘引,ジベレリン処理,病害虫防除など一連の栽培管理方法と導入時の経費概算等について講習を行いました。
 いちじくの栽培については,露地栽培における時期別の栽培管理として,芽かき,敷きわら(マルチ),追肥,摘心,収穫,整枝せん定及び主な病害虫防除について講習を行いました。
 質疑応答では,ぶどうの収穫時期の延長技術や着果量の目安等について質問がありました。また,いちじくでは地域に適した品種などについて質問があり,栽培に対する関心の高さがうかがえました。
 普及センターでは,新たな栽培者が増加するよう,機会を捉えて栽培講習会への出席や情報提供を行っていきます。

 <連絡先>
 宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
 TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

 


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美里地区生活研究クラブで牛乳・乳製品料理講習会を開催しました

2020年01月29日 17時06分52秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

美里地区生活研究クラブ連絡協議会(会員42名)は,地域の女性農業者同士のつながりを大切にしながら知識習得や資質向上に向けた活動を続けています。
 令和2年1月15日(水)に,第2回技術向上講座として,雪印メグミルク東北コミュニケーションセンター食育,普及担当を講師に牛乳・乳製品料理講習会を開催しました。
 16名が参加し,4グループに分かれてチーズを使ったメニュー3品の調理実習を行いました。参加したクラブ達員は,和気あいあいとした雰囲気の中で協力して手際よく調理を進めていました。フライパンの火加減や生クリームの泡立てなど気を遣う作業もありましたが,短時間で納得のいく料理ができあがりました。
 クラブ員からは,「フライパンで栄養たっぷりのおいしいパンが簡単に焼けるなんて,すごい!」「調理が簡単なのにお店で買うようなティラミスができてうれしい。孫に食べさせたい。」などと感激した声が聞かれました。
 試食の後,普段の食事に上手に乳製品を取り入れて栄養バランスを整えるポイントについて講義をいただき,クラブ員達は熱心にメモをとりながら話を聴いていました。
 美里地区生活研究クラブ連絡協議会では,来年度も様々な研修会を開催する予定です。

 

                                                                           

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

                                                                              


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栗原市果樹連絡協議会でりんごのせん定研修会,りんご防除暦説明会及び令和2年度通常総会を行いました。

2020年01月29日 16時01分54秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年1月10日に栗原市果樹連絡協議会で,りんごせん定講習会,りんご防除暦説明会及び令和2年度の通常総会を行い,会員17名が出席しました。

 りんごせん定講習会では,農業・園芸総合研究所花き・果樹部の大沼上席主任研究員ほか担当職員を講師に,出席会員と意見交換し,樹形の方向性を確認しながら,対象樹のせん定を行いました。また,りんご防除暦説明会では,前年12月に実施した防除暦作成検討会で病害虫の発生状況や農薬の登録状況を確認,検討の上,決定した内容について説明しました。

 引き続き実施された令和2年度通常総会へは,栗原農業改良普及センター所長を始めとして関係機関から来賓が出席の上,行われ,令和2年度の議案等について審議の結果,全ての議案が承認されました。

 普及センターでは,議案承認された栗原市果樹連絡協議会の行事運営に対して,適切な技術指導を行いながら当地域のりんごの安定生産を支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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6次産業化・農商工連携推進のための研修会を開催しました

2020年01月29日 11時09分41秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 農業者による6次産業化や農商工連携の取組をスムーズに支援できるよう,管内の市町,JA等関係機関担当者を対象に研修会を開催しました。
 研修会では,地域資源による商品づくりを実践する株式会社ヤマウチの山内社長から講演をいただくとともに,宮城県6次産業化サポートセンターから支援活動の紹介をいただきました。
 山内社長の講演では,自社の製品は地元三陸産の原料を使用し,無添加,手造りにこだわり,原料は最も美味しい時期になる旬のものを使用していることや,商品は第一に自分が納得できるものをつくることなど売れる商品をつくり出すポイントについてお話しをいただきました。
 また,6次産業化サポートセンターからは,現地の支援活動事例や農業者の目標実現に向けた専門家による支援等の活動を紹介いただき,農業者の相談窓口となる担当者と支援機関との連携について理解を深めました。
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0226-25-8069    FAX:0226-22-1606


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女性農業者交流会を開催しました

2020年01月29日 10時26分48秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年1月23日に,「女性農業者交流会~花でつながるこころの絆~」を開催し,7名の女性農業者が参加しました。
 参加者は,まず講師を務めたガーベラ生産者の西條由美恵氏のハウスを見学し,西條氏から,ガーベラの栽培方法や特徴,一日の作業スケジュールの説明を受け,収穫作業と花を保護するためのキャップかけ作業を体験しました。その後,石巻市永井いきいきセンターで,西條氏が栽培したガーベラ等を花材に花束の作成実習を行いました。参加者からはガーベラの栽培方法等について活発に質問が寄せられると共に,実習中は真剣に花材を選び,参加者同士で話を弾ませながら自分だけの花束を作成していました。
 参加者からは,『今まで知らなかったガーベラ栽培について教えてもらい,勉強になった』,『楽しい交流会だった』,『花束作成実習を通して癒やされた』との声が聞かれるなど,楽しみながら学び,交流を深めた実りのある交流会となりました。
 普及センターでは,今後も女性農業者の交流活動について,継続的に支援を行っていきます。

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

      


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水稲直播栽培講習会が開催されました。

2020年01月29日 08時37分24秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年1月23日に,水稲の直播栽培講習会が河北地区で開催され,河北地区の生産者やJAいしのまきの職員が出席しました。石巻管内の直播栽培の取組面積は約780haと県内トップです。直播栽培は,水稲栽培の省力化技術として注目されていますが,石巻管内では,以前から転作の取組が盛んで麦類や大豆の播種用の機械を所有している生産者が多く,それらを応用することができる播種様式の乾田直播の取組が盛んです。
 乾田直播栽培においては,除草対策が栽培管理の重要なポイントで,除草対策の成否が収量に大きく影響します。
 河北地区では湛水直播の取組もみられるため,普及センターからは湛水直播の栽培管理について説明を行いました。湛水直播栽培では,種籾を資材でコーティングします。資材の種類は,種子への酸素供給を目的としたカルパー,籾が浮くことと鳥害を防ぐ鉄,土壌中に発生する発芽抑制物質を押さえるべんがらモリブデンがあります。それぞれの資材の特徴について,長所や短所を中心に,播種時の田面の硬さ,播種後の水管理が出芽や初期生育,雑草防除に大きく影響することについて説明を行いました。
 今回の講習会では,生産者から除草剤の使用方法についての質問が出たり,自身の経験から栽培管理の要点を述べていただくなど,活発な意見交換が行われました。普及センターは今後も高収量・高品質な水稲栽培を支援して参ります。

 

 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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亘理名取地区農村青少年クラブ実績報告会が開催されました。

2020年01月29日 08時24分23秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年1月17日(金),亘理農業改良普及センターにおいて亘理名取地区農村青少年クラブ連絡協議会(4Hクラブ)の実績発表会が開催されました。

 発表内容は,クラブ員が自らの農業経営に関する課題解決に取り組む「プロジェクト発表の部」,農業や地元に対する想いを発表する「意見発表の部」並びに「クラブ活動発表の部」の3部門で,合わせて7名が発表を行いました。

 審査の結果,「プロジェクト発表の部」は亘理町の鈴木知行さん,「意見発表の部」は山元町の岩佐大地さん,「クラブ活動発表の部」は山元町農村青少年クラブの加藤雅庸会長が最優秀賞を受賞しました。鈴木さんと岩佐さんは,令和2年2月1日に開催される宮城県農村教育青年会議に亘名地区代表として発表します。

 今回,最優秀賞受賞者も受賞を逃した他の発表者も,写真を織り交ぜたスライドを使い,ユーモアを交えながら発表していました。その堂々とした姿に,亘理地区の将来を担う農業者として,今後,ますますの活躍が期待されます。


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