宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和3年度登米地域園芸特産振興研修会を開催しました

2022年03月31日 17時12分36秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和4年3月8日(火)に,登米合同庁舎で「令和3年度登米地域園芸特産振興研修会」を開催し,生産者,関係機関等30名ほどの参加がありました。
研修会では,講演として,東松島市の農事組合法人おおしお北部の大崎康代表理事を講師に,「土地利用型園芸を取り入れた農業経営」と題し,転作作物主体の経営に土地利用型園芸品目のばれいしょを取り入れた経緯等について,お話をいただきました。
また,事例発表として,管内のばれいしょ生産者で組織した「登米ぽてと組合」の取り組みについて,登米市豊里町の佐藤瑛彦氏からご自身の取り組みも含めてお話をいただきました。
今回の研修会では,ばれいしょ作付けに当たっての機械装備や労働力の確保,輪作する品目の組み合わせなど,土地利用型経営体の中でばれいしょ栽培をどのように組み入れていくか,参考となる事例をお聞きすることができました。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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令和3年度みやぎ農業未来塾「経営感覚向上研修会」を開催しました

2022年03月31日 17時04分35秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和4年2月25日(金)に,みやぎ農業未来塾「経営感覚向上研修会」を登米合同庁舎で開催しました。研修では,新規就農者の経営感覚を高めることを目的として,先輩経営者による講演と農業経営カードゲーム「農トレ」によるワークショップを行いました。
 講師に,株式会社石ノ森農場 代表取締役 山内健太郎 氏を招き,自身が法人化や経営規模拡大といった新たな挑戦の際に考えたことを,分かりやすく話していただきました。
 参加者の多くが現在又は将来経営に関わる若手農業者であったこともあり,先輩経営者の話を熱心に聞き入っていました。
 また,参加者が2チームに分かれ,農業経営の全体像がゲームを通じて感覚的に理解できる体験型シミュレーションゲーム「農トレ」によるワークショップに取組みました。
 ワークショップでは,利益を得るための土地条件にあった作物の選択や自然災害等のリスク回避への投資について互いに意見を交わし,実際に経営している感覚で取組んでいました。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 

  

             講演の様子                   ワークショップの様子

 

 


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令和3年度農事功績者表彰「緑白綬有功章」の伝達式が開催されました。

2022年03月31日 15時37分01秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 公益社団法人大日本農会が主催する「令和3年度農事功績者表彰」において,加美町の加藤重子氏・孝志氏夫妻が「緑白綬有功章」(りょくはくじゅゆうこうしょう)を受章しました。
 重子氏は地域に生活研究グループを設立するなど,女性農業者の組織化に寄与したほか,宮城県指導農業士や女性農業者組織の役職を歴任し,本県の女性農業者のリーダーとして,農業後継者の育成や,農村における男女共同参画の推進に尽力しました。産直施設「やくらい土産センター」の設立に寄与し,農産物の直売活動を通して,農村と都市との交流や,地域の農業者の所得向上に貢献し,平成13年には,夫の孝志氏や仲間らと農家民宿「花袋・天王」を開業し,伝統食や農業体験の提供を通してグリーン・ツーリズムを実践するとともに,農村の魅力発信に努めてきました。
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,東京都内で秋篠宮殿下ご臨席のもと開催予定であった表彰式が中止となったため,宮川農政部長から加藤氏へ表彰状の伝達が行われました。
 加藤氏からはこの受章により背中を押された気持ちであり,今後とも積極的に活動していきたいとのお話を頂きました。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター   地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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名取のカーネーションの産地紹介のしおりが作成されました

2022年03月31日 08時43分26秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

  宮城県花と緑普及促進協議会では,名取市花卉生産組合,関係団体,生花店の協力を得て,県産花きの産地表示販売の実証に取り組み,その一環として名取のカーネーション産地紹介のしおりを作成しました。 そのしおりの作成に当たっては,名取市花卉生産組合内の女性農業者が中心となり,名取市や名取市観光物産協会,亘理農業改良普及センターを参集した編集会議で検討を重ね,カーネーションの特徴や魅力,産地の歴史等を紹介する内容にすることとしました。
 作成したしおりは,令和4年2月から3月に協議会が実施した産地表示販売実証において,生花店で,POPとしての活用や来店客への配布が行われました。
 また,名取市観光物産協会では,しおりの作成に合わせて,当協会ホームページに名取のカーネーションの特設ぺージを開設し,地元特産品としてのPRも開始しました(特設ページ:https://www.kankou.natori.miyagi.jp/carnation/)。
 普及センターでは,今後も,花きの産地表示販売の定着,発展に向けた取組を推進していきます。

 

産地紹介しおりの編集会議の様子

 

産地紹介しおりを活用した地元生花店による産地表示販売の様子

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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「亘理・山元果樹産地構造改革計画」が制定されました!

2022年03月30日 17時48分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 亘理町,山元町は県内有数の果樹産地です。

 令和4年3月29日(火),JAみやぎ亘理本店で「亘理・山元果樹産地協議会」の臨時総会が開催され,今後5年間の活動内容等を定めた「亘理・山元果樹産地構造改革計画」が制定されました。

 当協議会は,亘理町・山元町内の生産者組織と両町,当農業改良普及センター,農地中間管理機構,JAの7機関で構成され,昨年12月に設立し,今回の計画策定に向けて,生産者アンケート実施による現状把握や今後の担い手対策,振興品種の選定等の打ち合せを重ねてきました。

 今後は,今回の計画に基づき,当産地の維持・発展のため,当協議会の担い手対策や優良品目や品種への改植,小規模園地整備など果樹経営の基盤を強化する取組等を推進していきます。

 普及センターでは,今後も果樹産地の維持・発展に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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スナックえんどう現地検討会が開催されました

2022年03月28日 11時13分20秒 | ④園芸産地の育成・強化支援


 令和4年3月22日(火),JA新みやぎ栗っこスナックえんどう部会の現地検討会が,栗原市瀬峰のほ場2か所で開催されました。現地検討会には,部会員13名とJAの担当者,種苗会社,普及センターの担当者が出席しました。
 種苗会社からは,日照不足による結果不良を防ぐため,混み合うところは早い時期から整枝して花や莢に光が当たるようにすること,極端な乾燥や低温は曲がり莢の発生につながるので注意すること等の説明がありました。
 普及センターからは,土づくりや除草等の管理作業による耕種的防除や,ハウス外張りフィルムや防虫ネット等による物理的防除など,化学農薬だけに頼らない防除方法について説明しました。また,病害虫と農薬の特徴を踏まえた薬剤選定の提案を行いました。
 普及センターでは,JA新みやぎ栗っこのスナックえんどうの安定生産に向けて,今後も継続して支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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生育ステージ確認の麦現地検討会が開催されました。

2022年03月24日 16時03分26秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和4年3月16日に石巻市の稲井・蛇田地区で,JAいしのまき転作部会石巻支部主催の麦現地検討会が開催されました。検討会には生産者約15人が参加し,ほ場を巡回しながら茎の中にある幼穂の長さを計測し,生育状況を確認しました。今回巡回したほ場の多くは,もち性大麦の「ホワイトファイバー」で,食物繊維である「β-グルカン」を多く含んでいるほか,炊飯すると通常の麦より色が白く,香りや食味が良いといった特長があります。 麦類の収量・品質の向上には10月中旬頃の適期に播種することが重要で,巡回したすべてのほ場は10月中に播種されていました。追肥や麦踏みなどは,気象状況や生育状況から早めに作業を実施しており,普及センターからは,4月以降の追肥も適期に行うことで,収量・品質向上につなげるよう呼びかけました。生産者は熱心に麦の生育状況を確認し,今後の管理について積極的に意見交換をしていました。
 普及センターでは今後も高収量・高品質の麦生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 


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枝もの用クロマツ栽培希望者向け研修会を開催しました

2022年03月24日 11時54分30秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 枝もの用クロマツについては南三陸町内を中心に栽培に取り組まれており,県内他地域の農業者等からの関心の高まりを受け,去る令和4年3月14日に,みやぎクロマツ生産拡大連携協議会及び県園芸推進課と共催で「枝もの用クロマツ栽培希望者向け研修会」を開催しました。 

 県内13市町から農業者や関係機関など85人が出席し,南三陸町スポーツ交流村ベイサイドアリーナ及び南三陸町内のクロマツ栽培ほ場を会場に,実際の栽培方法やこれまでの取組内容について連携協議会及び普及センターから説明しました。枝もの用クロマツは,種をまいてから出荷に至るまでに4~5年かかる品目であることや一定の機械の整備が必要であることから,各年次で必要な栽培管理や機械の共同利用体制整備の可能性等について,出席者から多くの質問が寄せられました。

 枝もの用クロマツ栽培の取組は,まだ始まったばかりであり日々試行錯誤しているところですが,新たな園芸品目として当管内での期待が高まっています。普及センターでは,引き続き南三陸地域に適した栽培方法の確立による安定生産に向けて支援をしてまいります。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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「農業法人運営管理に関する勉強会」を開催しました。

2022年03月24日 11時50分36秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和4年3月7日,管内で露地園芸作物の生産拡大に取り組む2法人を対象に,気仙沼合同庁舎を会場に「農業法人運営管理に関する勉強会」を開催しました。中小企業診断士の本田茂氏(HS経営コンサルティング株式会社代表取締役)を講師にお迎えし,経営目標達成のための計画的な法人運営管理について検討しました。 

 財務諸表をもとにしたヒアリングにより,専門的な視点から営農状況を改めて把握するとともに,将来的な収支計画の試算等を行いながら,売上向上のための販促活動の必要性や規模拡大,新規雇用等の方針を検討することで,法人の目指す将来像を考えました。

 法人運営に関する様々な事例を紹介いただきながら積極的に議論が行われ,経営発展に向けて意欲の高まりが見られる有意義な勉強会となりました。

<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 

      TEL:0226-25-80698 FAX:0226-22-1606

 


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登米地域農業経営力向上セミナーを開催

2022年03月24日 11時12分43秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和4年3月14日,登米合同庁舎で,登米地域農業経営力向上セミナーを開催しました。

 第1部の事例発表では,有限会社耕佑 代表取締役 伊藤秀太氏,株式会社よつばファーム 代表取締役 熱海光太郎氏,株式会社石ノ森農場 代表取締役 山内健太郎氏の3名から各社の経営概要及び人材育成の取り組みについて御紹介いただきました。また,第2部のフリートークでは,「これからの経営発展に向けた働きやすい職場づくりとは」をテーマに,従業員(社員・パート)の確保・育成などについて具体的な取組や今後の課題などを参加者も含めて意見交換しました。

 各講師は,会場から次々と出された質問に対して具体的な事例などを取り上げて回答し,予定時間を超えて質疑が交わされました。参加者からは,「代表それぞれの考え方が勉強になった」,「各社とも人材教育に気を配っていることが分かった」,「社員の意見を出しやすくするためにワークショップを導入したい」などの意見が聞かれるなど,働きやすい職場づくりの重要性への理解を深めるセミナーとなりました。

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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