宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

南三陸ねぎ料理レシピコンテストの審査会と表彰式が開催されました!

2016年11月01日 15時24分05秒 | ②津波被災地域の営農確立支援

 気仙沼・南三陸では、東日本大震災の津波で被災した農地の復旧にあわせ、震災復興に向け、新たなねぎ産地を目指し地域で取り組んでいます。
 気仙沼・南三陸産のねぎを使ったアイデアレシピを募集し、発信していくことでねぎ料理の普及とねぎの消費拡大を図り、産地の活性化を後押しするため南三陸ねぎ料理レシピコンテストを開催しました。
 主催は、気仙沼・本吉地域農林業振興推進協議会で、本吉農業改良普及センターが中心となり企画・運営を行いました。
 平成28年10月6日、応募総数70作品の予選が行われ入賞作品の10点が選ばれました。また、入賞作品には選ばれませんでしたが、審査員長が別に2点を審査員特別賞として選びました。
 平成28年10月25日には、入賞作品10点の本選(試食審査)が行われ、受賞作品が決定しました。引き続き、表彰式が行われ、最優秀賞1名、優秀賞2名、優良賞7名が表彰されました。また、表彰式に先立ち審査員特別賞2名への表彰が行われました。
 最優秀賞は気仙沼市の小山武流さん(中学3年)が考案した「南三陸ねぎの宮城県米ミルキーグラタン」。
 優秀賞は、石巻市の伊藤靖浩さん(管理栄養士)が考案した「南三陸愛(めぐみ)天丼」と、気仙沼市の熊谷敏男さん(調理人)が考案した「ネギカツサンマ」の2点。
 入賞した10作品の他、入賞には至らなかった作品も含めレシピ集を作成する予定です。
 これらのレシピは一般家庭の他、飲食店、宿泊施設、学校給食などで利用してもらえるように一般公開していく計画です。
 なお、入賞したレシピは下記URLから入手できますので、調理してもてみてはいかがでしょうか。
 普及センターでは、今後も復旧農地で生産されるねぎを中心に地域内で生産されるねぎの作型拡大、良品生産などを支援していきます。

レシピ紹介はこちら
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ks-tihouken-n/minami-negikon.html

(入賞作品の試食)

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL:0226-29-6044   FAX:0226-42-1672
E-MAIL:mynokai@pref.miyagi.jp


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第2回被災農地等の土づくり推進プロジェクト現地調査を開催しました

2016年09月29日 10時41分24秒 | ②津波被災地域の営農確立支援
 平成28年9月7日に気仙沼・本吉地域農林業振興推進協議会の第2回被災農地等の土づくり推進プロジェクトチームによる現地調査を実施しました。
 本チームは,県やJA,市町村などの関係機関によって構成される気仙沼・本吉地域農林業振興推進協議会の中で,震災後の被災水田等の復旧にあたり,客土や砂質土壌により肥沃度が低下した農地に対する技術対策を中心に検討しています。
 現地調査では,南三陸町でねぎの排水対策を比較するために設置した試験ほ場を訪れ,排水対策の違いによるねぎの生育状況を確認しました。本年は8月から度重なる台風の通過や前線の影響で降水量が多く,ねぎ栽培にとっては厳しい状況となっています。それでも排水対策の違いがねぎの生育差となって現れており,参加したチーム員で有効な排水対策について意見交換することができました。
 試験ほ場では収穫まで継続的に調査を行い,排水対策の効果を実証し,安定生産に向けた支援を行ってまいります。



<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
電話:0226-29-6041 FAX:0226-42-1672

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平成28年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました

2016年08月31日 16時31分16秒 | ②津波被災地域の営農確立支援
 普及活動の方法や内容など,今後の普及活動の効率化と効果的な方法を探るため,去る8月10日,外部検討委員7名を招き「平成28年度第1回石巻地域普及活動検討会」を開催しました。
 本年度は,東日本大震災後に設立された東松島市大曲地区の大規模土地利用型経営体の現況を視察した後,東松島市大曲市民センターで総合検討を行い,出席委員の方々から震災後に設立された法人等の経営体育成のポイントについて,これまでの進捗状況や課題等を踏まえながら忌憚のない御意見を頂きました。
 特に今後の普及活動に対しては,「社員への指示系統,労働配分の改善」「事業収益の留保に向けた対応」「法人の経営が継続発展していく対応」などの御意見がありました。
 当普及センターは,今回の検討会の御意見等も参考にしながら,一日も早い震災からの復旧・復興に向けて,今後も活動を継続していきます。

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被災農地(気仙沼市田の沢工区)で2年目の稲作りが始まりました。

2016年05月25日 08時50分54秒 | ②津波被災地域の営農確立支援
 気仙沼・南三陸地域では、震災から6年目を迎えました。
 一歩一歩復興に向けて進む中、ほ場整備により農地が回復した気仙沼市田の沢工区では昨年の春から営農を再開しています。
 震災前は戸別に稲作りをしていた田の沢の人たちが、農地復旧を契機に生産組合を組織して営農に取り組み2度目の春を迎えました。
 5月14日(土)には鉄コーティングの直播、5月21日(土)には通常の田植えが行われました。
 昨年は10a当たり300kg程度の収量で、全て二等米という結果でしたが、今年は量・質ともに上回ろうと組合員が団結しており、田植えには組合員が集まり作業に従事していました。
 普及センターでは、今後、病害虫防除、除草対策、追肥時期など継続的に技術支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044


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大川の農業を考える会を開催しました。

2016年04月14日 11時59分35秒 | ②津波被災地域の営農確立支援
 平成28年3月16日に石巻市大川地区において定期的に実施してきました「大川の農業を考える会」を開催し,関係機関とともに水稲栽培の留意点及び農地復旧計画の情報提供と大川地域の復興へ向けた意見交換を行いました。
 水稲栽培については,営農再開後に実施した生育調査結果や現地事例に基づき,今年作へ向けた留意点について説明しました。特に地力と施肥の関係では,肥効が持続する緩効性肥料の活用等について説明しました。また,栽植密度についても品種の特性に合った密度として,過度な疎植は行わないよう助言しました。
 営農再開計画については,工事担当部より年次ごとの農地復旧面積及び工事計画等について説明がありました。
 普及センターでは関係機関とともに,「大川の農業を考える会」を主催してきましたが,今後も,地域の担い手法人等と調整しながら,「大川の農業を考える会」の実施等,支援活動をを行っていきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612,FAX:0225-95-2999

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震災後の南三陸町ほ場整備地区で六番目の担い手組織誕生

2016年03月23日 10時31分06秒 | ②津波被災地域の営農確立支援




現在,農地復旧の一環で,ほ場整備事業が管内10地区で進められています。
 このうち南三陸町廻館工区(工事面積15ha)で,平成28年3月15日に「廻館(まわりたて)営農組合」の設立総会が開催されました。
本組合は,ほ場整備地区の担い手であり,水稲部門の共同販売経理を行う集落営農組織として営農開始します。
担い手の地区外への流出や高齢化の進展,未作付農地の増加などの課題を乗り越え,この廻館営農組合の取り組みが新たな営農モデルとして地区に定着することが期待されています。
気仙沼・南三陸地域のほ場整備事業は,平成27年4月から7工区で営農が再開されました。しかし,工区全面積の引渡,営農再開を果たした工区は少なく,普及センターでは,全面積での営農再開,経営安定に向け,地域営農体制の構築を支援していきます。

<連絡先>
本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2 電話 0226-29-6044

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岩手県大船渡農業改良普及センターと土づくり対策について意見交換会を開催しました

2016年03月16日 16時29分19秒 | ②津波被災地域の営農確立支援
 岩手・宮城県境で隣接する一関,大船渡,本吉の3農業改良普及センターでは,効果的な普及活動に役立てるため毎年夏に情報交換会を開催しています。そうしたつながりもあって,3月9日に大船渡普及センターからの打診で,復旧農地での土づくり対策について意見交換を行いました。
 当管内では平成27年から復旧農地での水稲の作付けが本格化しましたが,大船渡普及センター管内では2作目,3作目のところもあり,地域によって様々な課題を抱えています。特に地力低下とその対策については,重要な課題と位置付けて普及センター総力を挙げて解決に向けた支援をしています。
 意見交換では,大船渡普及センターからこれまで実施してきた地力向上対策とその結果について,当普及センターからは‘土壌改良プログラム’の概要や現地での実証結果について情報提供した後,たい肥など有機物の供給や,施肥方法,雑草防除など技術的な対策を中心に話し合うことができました。
 復旧農地での営農支援については,地力の問題だけでなく,増加しつつある鳥獣被害や労働力確保などの課題もあることから,大船渡普及センターとは今後も土づくり対策をはじめ,被災地域の営農支援に向けて情報交換してくこととしました。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

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生産者と飲食店をつなげた南三陸ねぎ!

2016年02月01日 13時49分53秒 | ②津波被災地域の営農確立支援

 一部の復旧被災農地で,平成27年4月からねぎの栽培がスタートし,気仙沼市1.2㌶,南三陸町3.7㌶で作付けされました。
 今年の天候はねぎ作りにとって非常に厳しく,定植後は雨が降らず活着が遅れ,土寄せをしようとすると雨が続き作業が遅れるなど初年目から大変でした。また,復旧した農地は石が多く,粘土分が強く乾燥すると硬くなり,雨が降ると水が抜けず作業が困難でしたが,生産者の努力により出荷できるようになりました。
 こうした環境の中で栽培されたねぎを地元で広く愛されるように,市町,JA,県などの関係機関で構成された気仙沼・本吉地方農林業推進振興協議会で協議を行い「南三陸ねぎプロジェクト」を立ちあげ,①南三陸ねぎの地域内流通,②ねぎ生産のPRを行うため活動を展開しました。
 活動1:飲食店への説明と募集
 活動2:ねぎ生産PRのためのチラシとのぼりを作成
 活動3:各種イベントへ参加し南三陸ねぎのアンケート調査
 ねぎの収穫が遅れ飲食店にねぎの提供開始は11月上旬からとなり,2月末までの提供となりますが,地元産農産物を利用したいという飲食店からは何度も注文をいただき,次につながる手応えを感じられました。
 復旧農地でのねぎ産地の確立に向けて,普及センターでは栽培から消費拡大の周知まで今後も継続して支援を行っていきます。

  

南三陸ねぎ紹介リーフレット、PRのぼり、プロジェクト参加店

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL 0226-29-6044


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花き6次産業化講習会を開催しました

2016年01月13日 11時04分16秒 | ②津波被災地域の営農確立支援

 

 亘理農業改良普及センターでは,平成27年12月11日(金),名取市花卉生産組合を対象に「花き6次産業化講習会」を開催しました。

 名取市のカーネーション及びばらの生産を担う名取市花卉生産組合は,東日本大震災で甚大な被害を受けましたが,東日本大震災農業生産対策交付金等の活用により営農を再開することができました。普及センターでは,さらなる収益性の高い花き経営を実現するために,講習会の開催等により,6次産業化の可能性について検討を行っています。

 今回は,株式会社プランツ・モジュール山口昌哉代表取締役を講師に,自分たちが生産した花を用いて,春まつり等のイベントや「母の日」をターゲットとした商品づくりの実習を行いました。また,平成28年1月から,名取市花卉生産組合として名取市ふるさと寄附金特産物に参加するため発送のためのラッピング方法についてアドバイスいただきました。山口氏は,商品を作製する際の留意点として「同じ規格のものを作る」「自分が購入したいと思うような商品を作る」等,販売を意識した商品作製を心がけることをご指導いただきました。

 参加者からは,「ラッピングの仕方で自分の花が豪華に見える」「習得した技術を活かす場がほしい」などの感想が寄せられ,今後の経営の展開に大きな可能性を感じることができた講習会となりました。

 普及センターでは,今後も技術指導と情報提供を継続し,6次産業化の取り組みを支援してまいります。

<連絡先>

亘理農業改良普及センター 先進技術班

TEL 0223-34-1141  FAX 0223-34-1143


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奥松島果樹生産組合「いちじくの里」せん定体験実習

2015年12月14日 15時48分59秒 | ②津波被災地域の営農確立支援

 東松島市の宮戸地区は東日本大震災の津波で農地の多くが被災しましたが,現在復旧工事が進んでおり,平成28年春以降順次営農が再開される見込みとなっています。復旧農地のうち約2haに比較的栽培が簡単で収益性が高いいちじく等の果樹の栽培を行うことになり,その担い手として宮戸地区の生産者8名が集まり,今年4月に奥松島果樹生産組合「いちじくの里」が結成されました。
 苗木の新植は来年3月を予定しており,まだ栽培は始まってはいませんが,いちじく栽培とはどのようなものか体験するため,平成27年12月4日に「いちじくの里」の8名が参加し、せん定体験実習を行いました。
  はじめに普及センター職員が幼木と成木のせん定について実技を行い,その後参加者それぞれが2~3本ずつのせん定体験を行いました。いちじくのせん定は始めてという参加者が多く,今後の本格的な栽培に向けたイメージづくりの一助となったようです。
  普及センターでは,今後も宮戸地区の農業復興に向けた取組について支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター    先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


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