宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

有壁創生会・有壁新町営農組合第2回法人化研修会

2021年11月30日 16時58分08秒 | ②新たな担い手の確保・育成

   

 栗原市金成有壁地区では,ほ場整備事業を契機に地域農業を担う法人設立の機運が高まっており,ほ場整備の進捗とともに法人を中心に農地集積を進めていくこととしています。

 11月18日に「農地中間管理事業を活用した効果的な農地活用」をテーマに研修会を開催しました。研修会では,栗原市役所職員,(公社)みやぎ農業振興公社地域コーディネーターを講師として農地中間管理事業や集積協力金の仕組み,活用時の注意点,実際の手順などについて勉強しました。役員達が事業の内容や手順を学ぶことで,事業を活用するには個々でどんな準備が必要か,また,構成員への周知はどのようにしていくかなど,法人化のスケジュールと併せて検討することができました。

 今後は,法人の運営の要となる事業計画を検討しながら,法人化に向けて具体的な話合いを進めていきます。

 

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437/FAX:0228-22-6144

 

 


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農事組合法人仙台イーストカントリーが令和3年度(第60回)農林水産祭にて天皇杯を受賞

2021年11月30日 08時51分24秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和3年11月23日(勤労感謝の日),東京都渋谷区の明治神宮会館において,令和3年度(第60回)農林水産祭式典が開催され,農林水産祭の最高の栄誉である天皇杯が仙台市の農事組合法人仙台イーストカントリー(以下,イーストカントリー)に授与されました。昭和37年から開催されている農林水産祭における農業分野での天皇杯受賞は,宮城県内で3例目であり20年ぶりの受賞になります。
 農林水産祭は,農林水産物の収穫を感謝し,国民に農林水産業に関する認識を深め,農林水産業者の技術改善や経営発展へ寄与することを目的に開催され,過去1年間の農林水産祭参加表彰行事における農産・蚕糸,園芸,畜産,林産,水産,多角化経営,むらづくりの7部門の農林水産大臣賞受賞者の中から天皇杯等三賞(天皇杯,内閣総理大臣賞,日本農林漁業振興会会長賞)が選ばれます。
 イーストカントリーは,令和2年度の第50回日本農業賞において農林水産大臣賞を受賞しており,天皇杯等三賞の候補となっていました。今回,各表彰事業の農林水産大臣賞受賞者346点の中から,農産・蚕糸部門での天皇杯を受賞されました。東日本大震災からの復興の牽引役として,消費者ニーズに応えるための米の多品種栽培や低コスト・省力化栽培,「おにぎり茶屋ちかちゃん」をはじめとする6次産業化への取組と女性の活躍等が高く評価されての天皇杯受賞となりました。
 誠におめでとうございます。
 

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-2433
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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株式会社イグナルファーム大郷で栽培振り返り検討会が開催されました

2021年11月29日 15時35分26秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和3年11月19日,株式会社イグナルファーム大郷で,今作2回目の栽培振り返り検討会が開催されました。検討会には,当普及センターや農業・園芸総合研究所の職員が出席し,これまでのミニトマトの栽培管理状況や収量の推移,今後の管理等について,ウィークリーレポートなどをもとに社員と検討・意見交換を実施しました。
 直近のウィークリーレポートからは,樹勢は概ね適正に管理できているものの,生殖生長から栄養生長へ急激にシフトする傾向が見られたことから,その要因(着果負担の減少など)について社員同士で議論し,今後の手入れ作業やハウス内環境の設定についても提案を出し合うなど,積極的に栽培管理への理解を深めようとする姿勢がうかがえました。当普及センター及び農業・園芸総合研究所からは,生殖生長へ傾けるための摘葉や温度管理等について,助言を行いました。
 普及センターでは,巡回指導などの機会を通して,今後も引き続き技術的支援を行っていきます。

 

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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岩沼市でばれいしょ生産拡大推進研修会が開催されました。

2021年11月29日 14時47分00秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

令和3年11月26日,岩沼市役所において,令和3年度ばれいしょ生産拡大推進研修会が開催されました。本研修会は「みやぎ園芸特産振興プラン」の重点推進品目である「ばれいしょ」について,仙台圏域での生産拡大を図ることを目的に開催され,生産者と農協,市,県関係者のほか,カルビーポテト(株)など計20名の参加がありました。
 カルビーポテト(株)からは,宮城県におけるばれいしょ栽培の強みや栽培契約の流れ,栽培に必要なほ場・設備等の説明がありました。また,宮城県の園芸推進課からは,栽培のメリットや活用可能な交付金・補助金等,農業・園芸総合研究所からは,導入のためのシュミレーション等が紹介されました。
 米価の下落を受け,ばれいしょは,農業経営を安定化させる露地園芸品目の一つとして位置づけられており,また,カルビーポテト(株)との契約栽培により,販路と単価が安定していることも魅力であることから,参加者からは,導入に向け,契約内容を中心に多くの意見交換が行われ,有意義な研修会となりました
 普及センターでは,管内の園芸振興に向け,各関係機関と協力し,露地園芸品目の生産拡大を支援していきます。


 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 

 

 


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令和3年産大豆の適期刈取に向けた現地検討会が開催されました

2021年11月29日 14時26分48秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 刈取時期を目前に控え,田尻地区は11月1日,小牛田地区は2日,松山地区は4日,鹿島台地区は5日,南郷地区は8日,涌谷地区は9日と,管内各地で大豆の現地検討会が開催されました。
 現地検討会では,参加者のほ場を巡回して大豆の登熟状況を確認しながら,子実及び茎の水分を調査し,ほ場ごとの収穫時期を判断しました。今年は,着莢が良く,子実水分は順調に低下していましたが,一部で茎の枯れ上がりが遅れる青立ち株が多く見られるなど,茎水分の低下が遅れている状況でした。
 大豆の刈取では,汚粒混入による品質低下防止の観点から茎水分の低下が必要であるため,今後も現地活動を継続して支援していきます。

 

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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宮城県農林産物品評会ならびに花き品評会で農林水産大臣賞をダブル受賞

2021年11月29日 10時18分28秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和3年10月23日(土),24日(日)にせんだい農業園芸センターにおいて,令和3年度宮城県農林産物品評会および花き品評会が開催され,農林産物品評会野菜部門でねぎを出品した片倉栄治氏(栗原市瀬峰),花き品評会でディスバッドマムを出品した高橋伸勝氏(栗原市一迫)が見事に農林水産大臣賞を受賞されました。今年度は農林水産大臣賞4点のうち2点を栗原管内が占める快挙となりました。

  

              片倉栄治氏                                                         高橋伸勝氏

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 

TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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しゅんぎくの現地検討会が開催されました

2021年11月29日 08時29分56秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和3年11月16日晴天のもと,亘理町逢隈地区のしゅんぎく現地検討会が開催されました。検討会にはJAみやぎ亘理野菜部会生産者30名程が参加し,マイクロバスで基肥ロング肥料の試験を行っているほ場を含め3か所を順次視察しました。生産者は久しぶりに開催された現地検討会に,互いに笑顔で情報交換を行っていました。視察の最後に,普及センターから総評と,今後の追肥管理,適切な肥培管理のための土壌分析の必要性について,情報提供を行い,研修会を終了しました。

普及センターは,引き続き野菜の安定生産を支援してまいります。

 

 

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター   先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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女性農業者がトラクターと刈払機のメンテナンスや操作方法を学びました

2021年11月26日 10時57分10秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和3年11月10日に農業・園芸総合研究所で開催された「輝け農業女子!機械セミナー」(主催:宮城県)へ女性農業者16名が参加し,管内から3名の女性農業者が参加しました。
 セミナーでは,(株)クボタの講師から農業機械のメンテナンス等について講義を受けた後,ほ場での操作実習が行われました。
 参加者は「いざというときのために自分も使えるようになっておきたい」「トラクター作業を委託しているが,自分で作業できるようになりたい」と意欲的に説明を聞いていました。実習用の機械は,車の運転と同様の感覚で操作がしやすい仕様になっているトラクターや,女性に使いたいと思わせるデザインの刈払機もあり,「これなら自分でも簡単に操作できる」「こんな機械を購入したい」と話していました。
 今後,女性が率先して農業機械作業に取り組むことを期待します。

  

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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集落農業の将来について意見交換! ~気仙沼市 表山田地区~

2021年11月26日 10時52分26秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和3年11月14日,気仙沼市本吉町の表山田振興会館において集落農業の将来について考える意見交換会が開催されました。
 昨年は集落内の農地所有者38名にアンケート調査を実施し,「後継者がいない」「農地は持っているが耕作はしていない」等の問題点が洗い出され,将来は「現状維持」または「農業をやめる」意向が多かったものの,集落農業を担う農業法人・組織ができれば協力したいという意見も出されました。これらの意見を受けて,担い手に農地を集約するにも,小区画農地が多く,大型機械を入れて効率化を図ることが難しいため,ほ場整備事業に取り組みたいとの気運が高まってきました。
 当日は,17名の農家が参加し,「農業の方向性」や「何を栽培するか」等4つのテーマについて自由に意見を出し合いました。参加者からは,担い手となる組織や法人への集約化や作業性の向上,有機米の栽培,米の他にも大豆やえだまめ・ねぎ・トマト等の園芸作物を栽培したいといった意見が出され,表山田地区で将来も農業をしたいとの参加者の思いが強くなりました。
 今後,これらの意見を踏まえて,表山田地区の農地が維持・活用されるよう将来ビジョンを作成し,その実現に向けて検討を重ねていきます。

        

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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匠の農産物フェアが開催されました

2021年11月25日 11時20分34秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

   
    令和3年11月19日(金),栗原合庁内で栗原農業士会が「匠の農産物フェア」を開催しました。
    栗原農業士会と栗原普及センターは,「いい夫婦の日11/22」・「勤労感謝の日11/23」の機会を捉え,農業士会会員それぞれが生産する農産物を集め,コロナ禍でも楽しめる食材提案を行うとともに栗原産農産物の消費拡大に繋げるための予約販売会を企画し,この日の販売となりました。
    地元の定番に加え,生産量が限られる農産物も販売され,予想を超える販売量があった品物もあり,消費者,生産者それぞれ得るものが多い行事となりました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班     
TEL:0228-22-9437/FAX:0228-22-6144


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