平成24年5月22日,東和町のにんにく作付けほ場において現地検討会が開催されました。当日は36人の栽培者が集まり,今後の管理や病害虫防除について確認しました。
JAみやぎ登米のにんにく部会の栽培面積は約8haで約半分の面積が東和町で栽培されております。
まず始めに,渡辺採種場青森支店長の小室隆信氏より全国のにんにくの生育概況やこの冬の低温により20日程度収穫時期が遅れそうだという話を受けました。また,春先の日照不足もあり軟弱徒長に生育している状況で,軟腐病が発生することも考えられという説明を受けました。
普及センターからは生育期間中の登米市の気象経過と,今後発生が予想される病害虫について説明し,にんにく部会の栽培履歴に基づき,適切に防除するよう呼びかけました。
現地検討のほ場でも,葉枯病,ネギコガが若干発生していたので,病斑や食害の状況を参加者に確認してもらうとともに,今後の防除について徹底してもらうよう指導しました。
登米農業改良普及センター