宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

販売テクニックを身につけて売上アップを

2011年03月23日 10時31分16秒 | ④競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 管内の農産加工者を対象に売れる商品づくりのコツや基本的な接客方法を学ぶため、農産加工販売促進研修会を開催しました。
 講師の株式会社藤崎商品企画部山田課長から、「売るための販売力アップ方法、売れるための商品力アップ方法」と題して、ヒット商品情報や最新容器、売れるための販売方法からクレーム対応方法に至るまでの実践的な講義をいただきました。
 特に実際に使っている販売台や広告チラシ、パッケージ等の実物を持ち込んでの指導に、参加者からは「明日からでもすぐに実践できるので大変参考になった」との声が聞かれ、今後の売場改善による販売力アップに期待が持てる研修会となりました。
 今後は今回の研修会で学んだことを,直売所や催事の現場で生かせるよう普及センターがフォローアップや情報提供を行っていきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-0296
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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お酒にまつわる講演会を開催しました。

2011年03月22日 09時44分57秒 | ⑨農村地域の振興に向けた取組支援

 平成23年3月9日(水),エポカ21(栗原市志波姫)で一般消費者を対象に「お酒にまつわる講演会」を開催しました。講演会の目的は,栗原のお酒や原料となるお米について生産者のこだわりを紹介し,これらを通じて地酒の新たなファンをつくることにあります。
当日は,直前の地震などの影響により,参加者は40名にとどまりました。
講演会では4名が講演し,はじめに県産業技術総合センターの橋本主任研究員からは,「栗原のお酒について」と題し,日本酒の歴史や醸造の工程,宮城県における酒造りの歴史について紹介がありました。また,日本酒のおいしさは,有機酸(酸),アミノ酸,グルコース(甘さ)からなり,そのバランスで,日本酒の味が異なるという説明があり,この食べ物には,こんなお酒が合いますと,具体的に栗原のお酒の銘柄の紹介もありました。
 次に,有限会社 長崎高原ファームの小山修一氏と門傳醸造株式会社の門傳仁氏のお二人から「お米の生産現場から」と題した講演があり,地元酒造会社と原料の契約生産をしている長崎高原ファームからは,原料提供が始まった経緯や,消費者との交流のためのイベントの紹介がありました。また,農業部門もある門傳醸造からは,水稲の農薬・化学肥料節減栽培を始めた経緯や,ひとめぼれやササニシキなど一般の主食用米でも美味しいお酒ができるという紹介がありました。
 講演の最後は,仙台市国分町で「歓の季」という料理店を経営する玉川勝義氏から「日本酒が飲みたくなる料理について」と題した講演があり,最近の日本酒は,作り手の努力や多種多様な食べ物にあわせて味を追求するなどイメージアップが図られていること,日本酒は同じものでもグラスや猪口の形状により味が変わることなど,その楽しみ方などの紹介がありました。
講演会の締めくくりとして,栗原市内の蔵元6社と,料理店2店の協力による,試飲と試食を行いました。日本酒は,大吟醸,吟醸,純米酒を中心に各蔵元のおすすめ15銘柄,また,料理は地元食材をつかった7品で,参加者は,時間まで日本酒と料理のマッチングを満喫していたようです。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 班 職・氏名 先進技術班 
TEL:0228-22-9437    FAX:0228-22-6144


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口蹄疫・高病原性鳥インフルエンザ対策の防疫演習を栗原で開催

2011年03月22日 09時27分46秒 | ⑤安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 昨年宮崎県で発生した口蹄疫,及び飛び火的に国内各地で発生し終息が見えない高病原性鳥インフルエンザ対策の一環として,去る3月4日,宮城県栗原合同庁舎に畜産の関係機関等約150名が集まり,机上演習と実地演習の2部構成で標記演習を開催しました。
 机上演習は管内の肥育牛農家(100頭規模)で口蹄疫を疑う牛がいる,と地元獣医師から県の畜産振興部へ連絡があったと想定し,シナリオに基づきながら,対策本部の立ち上げ,殺処分・埋却等,発生3日目までの初動対応を演習しました。高病原性鳥インフルエンザについても,同様に初動対応を演習しました。
 また,実地演習は,防疫服の着衣と脱衣のデモンストレーション及び動力噴霧器による通行車両の消毒演習で,参加者はその様子を見ながら研修しました。
 栗原の畜産は農業産出額の約4割を占め,米に次ぐ重要な基幹部門です。甚大な被害をもたらすこのような家畜伝染病の対策は極めて重要であり,早期封じ込めのためには,特に迅速な初動対応が大切です。管内ではこのような演習は初めてであり,リハーサル通りスムーズに進行しなかった点もありましたが,この経験を今後につなげていきたいと思います。

真剣な出席者

机上演習の様子
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター    
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144・5795


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いちごの栽培技術向上を目指して~みやぎ農業未来塾を開催しました~

2011年03月17日 09時17分01秒 | ⑦地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 栗原では,近年新しくいちご栽培を開始する若手生産者が増えてきています。去る平成23年3月2日,県内でもいちごの大産地である亘理地域の状況を視察し,今後の経営に活かしてもらおうと開催しました。当日は,20代~50代の生産者5名が参加しました。
 始めに山元町山下地区で菊地秀男氏の「るんるんベンチ」を導入した高設栽培ハウスを視察しました。いつもの年よりやや生育が悪いということで,草丈は栗原のいちごとそれほど変わりありませんでしたが,花芽の付き方と量が全く違いました。菊地氏は山下園芸振興会の技術部長をされていますが,山下地区は亘理地区よりも出荷の縛りが大変厳しく,朝摘みしたものは必ずその日に出荷しなければならないとのことでした。毎朝5時に起床し,6時前から収穫を始め,1日に120~130ケース出荷すると伺い,栗原の生産者達は一様に驚いた様子でした。また,Mサイズ以下は280gパックを20個入りでコンテナ出荷するということで,相当労力の削減になると感心していました。
 次に同じ山下地区の大坪氏のハウスを視察しました。大坪氏は,後継者夫婦も一緒に経営に参画しています。息子の光浩氏は4Hクラブの前会長で,青年農業士候補ということで,地域を牽引する次世代の担い手です。吉田地区は「もういっこ」が90%を占めるまで普及しているそうですが,大坪氏は「とちおとめ」のみを栽培していました。平成12年に事業で導入した30aの鉄骨ハウスでは,定植時は4日で23,000本を植えるとのことで,規模の大きさと作業の早さに栗原の生産者達は驚いている様子でした。
 今回は同じ部門の生産者同士が参加したことで,お互いに情報交換もでき,有意義な研修となりました。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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消費者から喜ばれるりんご栽培を目指して  =防除暦の検討会=

2011年03月08日 15時42分52秒 | ③先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
加美郡りんご協議会は,加美郡内の17戸(栽培面積およそ20ha)で構成されるりんごの生産振興を進めている生産組織です。協議会では,平成23年2月24日,会員を対象に消費者から喜ばれる「りんご」づくりのため平成23年度防除暦の検討会を開催しました。
 防除暦の検討は、適正な農薬使用に基づいて、新しい薬剤の選定や今までの使ってきた薬剤の効果を検証し、今後の防除体系に反映させるものです。
 JA加美よつばの会議室に集まった会員は、昨年の過去に例の見ない猛暑の中、適期防除により病害虫の発生が少なかったことを踏まえ、新しい防除体系の検討を行いました。
 普及センターからは、環境にやさしい防除法や低コスト技術の紹介、農薬の使用基準の遵守や使用者の危害防止などの注意喚起を行いました。
また、農業共済組合からは果樹共済について、県内の霜害や台風害の実例を交えた説明がありました。
 郡内のりんごのほとんどは直売で販売されていることから、普及センターとしては消費者から喜ばれるりんごづくりを今後も支援して行く予定です。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910




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野菜の色使いで広がる食事の楽しさ

2011年03月08日 14時44分56秒 | ⑦地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成23年1月28日,栗原合庁を会場に栗原市生活研究グループのリーダー研修会が開催され,「食の大切さを伝える活動をとおして感じてきたこと」と題し食工房みやふく代表 八巻美恵子氏よりご講演をいただきました。
 八巻氏が食に関する事業に携わるようになったきっかけや,「食工房みやふく」に込めた思い,活動の中で得たものや発信してきたことなど,グループ員にとっては,とても興味深いお話でした。視覚障害者の方々との料理教室については,そのお話に驚くばかりでなく,体験する企画も用意され,実際に目隠しして手探りで食事をする初めての体験もしました。参加者は,視覚が自分たちの味覚にいかに影響を与えているかを身を持って感じ,触覚や視覚など五感をフルに使って味わうこと・提供することの大切さを感じたようです。
目隠しで食材を当てたり,クッキーの中にどんな野菜が使われているか当てるクイズをしたりととても楽しい研修会となりました。
 また,研修会の後半にサンヨーライスブレッドクッカー(GOPAN)の実演・試食を行ったところ,参加者は機械を取り囲むようにして興味津々に覗き込んでいました。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144


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家族経営協定を生かして

2011年03月08日 14時35分53秒 | ⑦地域農業を支える意欲の高い担い手確保

今年度はじめての家族経営協定締結式が2月8日に栗原市農業委員会会議室にて行われました。栗原農業改良普及センター管内では,平成21年度末現在で45組の家族が協定を締結しています。
 今回は,夫婦間締結,後継者と両親の3者締結,後継者夫婦と親夫婦の4者締結の3組です。4者で締結した家族は以前夫婦間締結を結んでおり,家族の状況が変化したことに伴い,今回は見直しをして再締結となりました。このように,家族協定はその時々の家族状況によって見直しを行い,家族の話し合いを深めるツールとして活用することが大切です。この家族の経営者は,今後後継者の農業者年金加入を進めたいとのことでしたが,家族経営協定をステップにして,経営に参画するそれぞれが自覚と責任を持ち,前向きに「わが家の農業経営」に取り組んで欲しいと思います。
年度内にまだ数組の締結希望があり,普及センターとしても協定締結が新たなスタートであり,ゴールではないこと,協定締結に至る話し合いのプロセスや締結後の意識が大切であることを呼びかけながら支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144


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祝日本農業賞大賞~第13回瀬峰地区循環型農業推進会議(瀬峰農場)開催~

2011年03月08日 14時31分44秒 | ⑥環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 平成23年2月2日に認定農業者,関係機関職員等約50名が参加して,第13回瀬峰地区循環型農業推進会議(瀬峰農場)が開催されました。
 瀬峰農場では、長年畜産農家が抱えていた問題を耕畜連携により解決しようと、耕種農家と畜産農家のリーダーが幾度となく自発的に話し合いを行い,堆肥づくりとその施用システムを構築しました。今年度,今までの取り組みが評価され,第40回日本農業賞集団の部大賞を受賞しました。
 第13回を数える本会議は,活動を反省し,また農業者個々の悩みにも耳を傾け,取り組みを深化させてきた瀬峰農場の根幹をなす会議です。今回の日本農業賞大賞受賞を素直に喜びながらも,賞に負けない地域づくりと瀬峰農場ブランドの確立へ向けた取り組みについて多くの提案が出されました。
 異常気象下でも品質を維持する栽培技術,受注生産を目指した販売戦略,野菜・畜産部門の振興戦略など,米のみでなく農産物全般にわたる「瀬峰農場ブランド」の確立へ向けての決意を示した話し合いになりました。
 また,会議終了後に農林水産省大臣官房政策課専門官の窪山富士男氏が「農業戸別所得補償制度と今後の農業対策」と題して講演を行いました。窪山氏は本制度の設計に直接関わっており,制度の背景やねらいを詳しく聞くことができました。
 普及センターでは,次年度以降も米の品質向上対策と酪農経営向上対策を中心に瀬峰農場の活動を支援していく予定です。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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十符の里ふれあい館で野菜栽培講習会を開催

2011年03月08日 09時54分54秒 | ④競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 利府町の直売所十符(とふ)の里「ふれあい館」は,町・JA・普及センターとも一体になって地域活動の活発化に貢献しています。
 2月23日の講習会では,たまねぎの管理や,早期の品ぞろえを期待し,にんじん・ごぼう・ばれいしょ等春播き野菜の栽培法を中心に話をしました。
 近隣の野菜栽培者の活動への参加を募るべくJA野菜部会との合同開催を試みたところ,「ふれあい館」会員以外から5名が出席しました。
 普及センターでは今後も農産加工や花き,果樹栽培法を指導し,多彩な作物を取り入れた直売所の棚ぞろえの充実を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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水稲直播栽培情報交換会を開催

2011年03月08日 09時46分55秒 | ③先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 仙台農業改良普及センター管内では,水稲直播栽培に取り組む生産者が増えてきており,実施面積も年々拡大しています。普及センターでは,水稲直播栽培をさらに普及拡大するためには,講習会等の「指導者から生産者へ」という縦方向の情報伝達だけではなく,「生産者同士の交流」という横方向の連携も必要と考えており,生産者からの要望もあったことから,3月2日に情報交換会を開催しました。
 情報交換会には管内から水稲直播栽培経験者5名が出席しました。それぞれ,経験年数や実施面積,直播栽培の手法,栽培品種や生産物の用途などは異なるものの,直播栽培に共通する問題点や解決に役立ちそうな経験,提案などについて活発な話し合いが行われました。自分と違う技術の経験談も,自らの取り組みを見直すのに良い刺激となったようでした。
 今後は,水稲直播栽培技術導入に関心の高い生産者や,農協の営農指導員など,広く参加者を募って,より多様な情報交換と課題検討ができるように取り組みを発展させ,「水稲直播技術研究会」と呼べるような活動を目指していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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