宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

清水地区の法人化を軸とした将来ビジョン形成支援を始めます。

2023年04月28日 16時32分55秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 色麻町清水地区では、令和4年度に農地整備事業が採択され、地域の担い手として、集落一丸となった法人を設立することが予定されており、地区内の合意形成をはじめ、様々な場面でのきめ細やかな支援が必要となっています。そこで大崎農業改良普及センターでは、法人化を軸に、地域営農の将来ビジョンづくりを支援するプロジェクト課題を立ち上げました。

令和5年4月18日、地域での支援を円滑に進められるよう、色麻町、農業委員会、土地改良区、農協が一堂に会し、今後の進め方等について協議しました。普及センターでは関係機関と連携し、地域を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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JA古川転作えだまめ排水対策実演会を開催しました。

2023年04月28日 08時46分00秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JA古川は大豆産地ですが,作業機械や栽培技術等の有利性を活かして,7年前からえだまめの生産拡大に取り組んでいます。病害虫防除など徹底した管理を行っていますが,近年の大雨の影響で,適期作業の遅れによる生産量の減少が課題となっています。

 そこで,令和5年4月18日に,ヤンマーアグリジャパン(株)の協力のもと,大崎市古川西荒井地区のほ場で,全層心土破砕機「カットブレーカー」の実演会を開催しました。メーカーからはカットブレーカーの特徴について説明があり,生産者同士でも活発に意見交換がされるなど,排水対策への関心の高さが伺えました。

 当普及センターは,今後も古川地域がえだまめ産地として発展できるよう支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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加美町の青年農業者と町の特産品開発に向けた打合せを行いました。

2023年04月27日 11時25分25秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 加美町では以前から地域おこし協力隊※を募集しており、これまで多くの隊員を受け入れています。3年間の任期終了後は地域に定着し、それぞれの分野で活躍されていますが、このうちの8人が農業や地場産品を使った商品開発などによる加美町の活性化を目的とした組織「プラビラボ」を結成し活動しています。プラビとは加美の加(プラス +)と美(beauty)を意味しています。

 普及センターでは、今年度から加美町の中山間地域の活性化に向けたプロジェクト活動を展開していますが、その一環としてプラビラボと協力して加美町の特産品づくりや中山間地域の活性化に取り組むこととしています。特に今年度は、加美町産の野菜を原料とした加工品の試作、販売を行うこととしており、令和5年4月19日に加工品の具体的な内容や製造スケジュール等についての検討を行いました。

 加工品の製造は、地域の特産品開発や農産物生産を行っている株式会社リロカリコクリ(代表取締役がプラビラボのメンバー)が行い、原料にはプラビラボのメンバーが生産した野菜を使用することとしました。また、ターゲットとする購買層の決定やパッケージデザインなどの販売戦略については、県の事業を活用して専門家によるアドバイスを受けながらブラッシュアップを行うこととしました。

この秋(11月頃)にはやくらい土産センターの直売所で開発した加工品の販売を行う予定です。

普及センターでは、今後もプラビラボのメンバーと協力し、加美町の中山間地域の活性化に向けた活動を展開していきます。

 

※:地域おこし協力隊とは、都市地域から移住してきた人等が地方自治体から役割を任され、地域づくりの担い手となる制度で、およそ3年間の任期の後は、受入自治体のサポートも得ながら、その地域への定住・定着を目指す取組です。

 活動内容は、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、楽器の作成、地域住民の生活支援など多岐にわたっています。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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JAみやぎ亘理花卉部会カーネーション班の相互視察研修会が開催されました

2023年04月27日 10時59分10秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年4月24日にJAみやぎ亘理花卉部会カーネーション班の相互視察研修会が開催されました。

 亘理町のカーネーション生産者2戸4人がお互いの圃場を視察し、今作のこれまでの経過を振り返りながら、JA、普及センターとともに各品種の特徴や栽培管理の手法等について情報交換を行いました。

 今作は苗定植時(令和4年6月)に気温が高く推移し、定植後に生育が停滞しましたが、その後の行き届いた栽培管理により切り花品質もよく仕上がり、例年どおりの収量が確保できる見通しです。

 普及センターからは、近隣産地で取り組まれている光反射資材を活用したアザミウマ類防除の現地実証の調査結果や土壌消毒の実施方法等、情報提供を行いました。

 これまで、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、集合研修の開催を控えていたことから3年ぶりの開催となり、久しぶりにお互いのほ場を視察し、生育具合を確認し合えたことで生産者の笑顔が多く見られ、活発に意見交換が行われました。

 普及センターでは,今後も定期的な巡回指導や現地研修会等で技術指導を行い,当地域の高品質なカーネーションの切り花生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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第1回水稲乾田直播栽培勉強会を開催しました

2023年04月25日 16時33分41秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 仙台農業改良普及センターでは、今年度も水稲乾田直播栽培勉強会を開催し、乾田直播栽培技術を導入し水稲の収量向上を目指す生産者を重点的に支援することとしています。4月12日に仙台市若林区において、「適切な播種と雑草防除」をテーマに今年度最初の勉強会を開催しました。
 普及センターから雑草防除等について説明をした後、ほ場2か所で現地検討を行いました。今年は播種日以降気温の高い日が続いており、出芽が早くなることが予想されるため、それぞれのほ場をよく確認して除草剤散布のタイミングを見極める必要があることが共有されました。
 小雨が降るあいにくの天気でしたが、地元農業者や農協職員など14名が参加し、苗立率を向上させる適切な鎮圧作業や雑草防除の適期について、参加者同士でも熱心に意見交換がされました。
 普及センターでは、今後も水稲乾田直播栽培の技術定着を支援してまいります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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今年も加工用ばれいしょの栽培が始まりました!

2023年04月25日 16時17分32秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

登米地域では,平成29年ごろから加工用のばれいしょ栽培が始まり,転作作物の一つとして取り組まれてきました。令和3年には登米ぽてと組合が設立され,新規作付け者のサポートや現地検討会の開催など,組織的な取り組みが行われています。

 毎年3月末から4月の上旬にかけて行われる種芋の植え付けが今年も始まり,ベテラン生産者が新規作付け者のほ場で助言を行うなど協力体制の下,順調に進められました。

ばれいしょは5月初めごろに芽を出し,7月から8月にかけて収穫期を迎えます。

普及センターでは,今後も加工用ばれいしょの栽培技術向上と安定生産に向け,支援を行ってまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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麦類の生育、順調に進んでいます。

2023年04月19日 15時58分26秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年4月10日に、令和5年産麦類の第4回目の生育調査を行いました。県内6普及センターでは、麦作生産者に適切な栽培管理を指導できるよう、それぞれの地域で生育調査を実施しています。大崎農業改良普及センターでは、大崎市古川で小麦「シラネコムギ」、大麦「シュンライ」の調査を行っています。

 生育調査では、草丈、茎数、幼穂長の調査を行いました。令和5年産の麦類は、冬期間に野鳥による葉の食害が散見されたものの、高温の期間が長く続いたことから過去10年で最も生育が進んでいます。

 普及センターでは、麦類の安定生産に向け今後も調査を行い、技術支援をしていきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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加美農業高等学校の入学式に出席しました。

2023年04月17日 16時57分31秒 | ②新たな担い手の確保・育成

    令和5年4月10日、満開となった桜の花に祝福されるように、創立123年の歴史を持つ加美農業高等学校の入学式が行われ、農業科、農業機械科、生活技術科の計46人が高校での新たな学びを始めました。

    当校は、地元小学生を対象とした搾乳体験の出前授業や、リモートによる中学生への草花づくり指導、伝統野菜の保護活動、JGAP認証のブランド米生産などの活動が認められ、令和4年度キャリア教育優良学校として文部科学大臣賞を受賞しました。

    普及センターでは、地域とのつながりを大切にする当校や企業と連携し、中山間地における新品目として“わさび”の生産振興に取り組んでいるところです。 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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2023年度GRAイチゴ営農研修入学式が開催されました

2023年04月12日 14時20分04秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和5年4月4日に山元町内で「ミガキイチゴ」ブランドを展開する株式会社GRAの「2023年度GRAイチゴ営農研修(GRAイチゴアカデミー)入学式」が開催されました。

今年度の研修生は県内外出身の8組9人で、2年の研修修了後は山元町をはじめ、近隣市町、出身県に戻り独立自営就農を目指しています。

入学式では、代表取締役の岩佐大輝氏より、「会社で取り組まれているいちごの生産技術や、人と人とのコミュニケーションの大切さを学んでほしい。」など研修生に対する熱い期待が伝えられました。また、来賓として出席した山元町長からは、「町と一緒にいちごの生産振興に寄与されることを期待する。」と力強いエールが送られました。

研修生全員からの自己紹介と併せ、「いちご生産を通して農業や地域振興に助力したい。」など決意表明がありました。

平成28年から始まった同社の研修事業は、今年8期目となり、研修を修了した9人(8経営体)が山元町内で就農し、「MIGAKIファーマー」としていちごの栽培を行っています。

 

普及センターでは、法人や町と連携しながら、円滑な就農と経営安定に向けた支援をしてまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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