宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

被災した丸森町の農業者の営農相談を実施しました

2019年12月27日 09時07分22秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 台風19号で甚大な被害を受けた丸森町では,農業者の早期営農再開に向けてJA,金融機関,行政機関が支援を実施しているところです。  

 

 大河原普及センターでは,JAみやぎ仙南や丸森町と協力して12月11日(水)から12月13日(金)までの3日間,営農相談会を実施し,約40名の相談を受けました。

 内容は被災農業者支援の補助事業申請や農地復旧,被災した水田における代替作物栽培など多岐にわたり,支援機関が連携しながら相談に応えていきました。

また,今回相談会に参加できなかった農業者の方々には,改めて個別で相談会を実施するなど,農業者の支えとなるよう活動を実施しています。 

 

 引き続き,大河原普及センターでは,被災農業者の早期営農再建に向け支援を行っていきます。

  <連絡先>大河原農業改良普及センター  地域農業第二班       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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小松(正月仏花用)が初出荷~管内での新たな取組~

2019年12月26日 16時42分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 南三陸町にある農業法人(株)南三陸PineProでは,昨年度からお正月需要にあわせてクロマツ(枝物用)の栽培を行っています。クロマツは,お正月用の松飾りや仏花,生け花用に欠かせない花材であり,輸入品も多くなっている昨今,国産に対する需要は大きくなっています。
 松飾り等に使用する「若松」や「門松」は,通常,定植から3~4年間かけて栽培した主枝を出荷します。栽培2年目の今年は,側枝を収穫し,仏花等に使用するための「小松」として初出荷しました。出荷に先立ち,目揃え会や茨城県への産地視察を行い準備を進め,緊張の初出荷となりましたが,無事に出荷を迎えた生産者からは喜びと今後への期待が感じられました。若松も含めた本格出荷は来年からスタートする予定です。
 クロマツ栽培は,出荷まで長期に渡りますが,鳥獣被害が無く,冬場の収入確保や遊休農地の解消につながる品目として期待が寄せられています。普及センターでは,今後も地域に適したクロマツ栽培体系の確立や生産安定・拡大に向けた取組を支援する予定です。

 

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班  TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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ぶどうせん定講習会の開催

2019年12月26日 16時11分05秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 JAいしのまき主催のぶどうせん定講習会が12月20日に開催されました。JAの直売所に出荷しているぶどう生産者を対象として開催し,25名の生産者が参加しました。

 JAいしのまき管内では,皮付きで食べられることから,近年需要が高まっている「シャインマスカット」をはじめとする大粒系ぶどうの栽培が拡大しており,講習会には栽培に取り組んで間もない生産者を含め,多くの生産者が参加し,ぶどうのせん定方法,栽培管理の方法などについて活発に質問が出されておりました。

 JAいしのまきでは,今後もぶどうの産地化を目指して,6月には房づくり講習会などの開催を計画しており,石巻産のぶどうが多く店頭に並ぶことが期待されます。

 写真:シャインマスカットの「H型樹形のせん定」を学ぶ生産者

 

  <連絡先>   宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第1班   TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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麦芽飴づくり講習会を開催しました

2019年12月25日 11時56分06秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 「麦芽飴」は,作り手の高齢化などにより,食することは少なくなりましたが,気仙沼市で郷土料理の伝承を目的とした講習会を開催しました。  
 講師の農家レストラン「はまなす工房」代表の三浦氏は,以前,餅を中心としたメニューの中に,麦芽飴もメニューの一つとしてお客さんに提供してきました。 作業の工程に時間と手間がかかることから,作業工程で大事なところや,その他の細かい作業についても教えていただきました。
 麦芽飴は⒈日でできあがらないため,できあがりの状態も作成していただき,試食しました。数十年ぶりに食べる人がほとんどで,当時を懐かしんでいました。 地域の伝統食が,これからも受け継がれることが期待されました。

 

 

 

 

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター      地域農業班  TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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牛乳料理講習会を開催しました

2019年12月25日 11時45分13秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 牛乳を食材として利用することで料理の幅を広げるようと,気仙沼地区生活研究グループでは株式会社森永から講師を招き,牛乳料理講習会を開催しました。
 メニューは「ヨーグルトサラダうどん」「まぜまぜコーンスープ」「きなこヨーグルトのバナナパフェ」の3種類で,レシピに基づき調理しました。
 実食したあとは,カルシウムをとる重要性などについて講話をいただきました。  参加者からは,「チーズとごぼうの相性が良かった」,「ヨーグルトごまだれは意外とおいしかった」「夏メニューとして良かった」「メニューを地域の料理講習会など取り入れてみたい」等の意見があり,好評でした。

 

 

 

 

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター      地域農業班  TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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登米地域農業法人セミナー開催

2019年12月24日 16時59分13秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

12月16日,登米合同庁舎において,農業法人を対象に登米地域農業法人セミナーを開催しました。

新潟県柏崎市有限会社山波農場代表取締役の山波剛氏を講師に招き,「従業員の自主性を育てる人材育成」と題して,経営面積約110ha,社員10人と臨時雇用約1,400人(年間延べ人数)で稲作ともち加工販売,道路除雪を経営の柱に,責任者制度,作業計画作成,安全衛生の取組について講演いただきました。

講演では,経営理念の重要性や,代表者に万一のことがあっても会社が回る組織づくりが必要だという考えのもと,人材育成,社員への権限移譲を進めてきた具体的な手法についてお話いただきました。

参加者からは,「すばらしい取組に感銘を受けた」,「自社でも意識の高い社員を育てたい」などの意見が聞かれました。今後一層の経営発展が期待されます。

普及センターでは,今後も法人経営の発展に向け,支援してまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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稲作実践盟友会の稲作経営総合検討会が開催されました

2019年12月24日 16時47分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援


 稲作実践盟友会は12月12日に大崎市鳴子地区のホテルを会場に,稲作技術の向上と会員相互の情報交換を目的として,会員13名参加による稲作経営総合検討会を開催しました。本検討会では,「ひとめぼれ」の多収・食味コンクール表彰後,普及センターから稲作の作柄概況についての報告,メーカーから新農薬等の情報提供がありました。
 本会は地域の栽培・多収技術体系の検討と情報交換の目的に賛同した大規模稲作経営者らで平成5年に設立された組織で,会員は現在19名となっております。「ひとめぼれ」の多収・食味コンクールは設立当初から続く事業で,会員が持ち寄った坪刈株を共同で脱穀,籾摺りを行い,その後,普及センターが粒厚,品質及び食味分析の支援を行っています。

 

<連絡先> 宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-5795・6144


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ほ場整備地区にかかる意見交換会が開催されました

2019年12月24日 16時32分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 気仙沼市,南三陸町内ほ場整備地区10地区の営農組織を対象とした意見交換会が,令和元年12月12日にJA新みやぎ南三陸地区本部で開催されました。

 本意見交換会では,各営農組織の取り組みや課題についての情報交換が行われたほか,来年作へ向けて各農薬資材メーカーから資材の特徴等の説明がありました。

 普及センターからは,本年産米の作柄概況及び来年作へ向けた土づくり等について情報提供を行いました。

 出席した営農組織からは,担い手不足や後継者についての課題や,資材の低コスト化等の要望が出され,今後も関係機関が連携し,各営農組織の支援を行っていくことを確認しました。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班

  TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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JA加美よつば酪農部会が鳥獣被害対策の研修会を開催

2019年12月24日 09時54分09秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年12月20日に加美町でJA加美よつば酪農部会が,鳥獣被害対策の研修会を開催しました。
 当管内では,鳥獣被害が増加しており,特にイノシシによる被害が全体の約8割を占めています。研修では,まず加美町役場職員から,被害状況と町で実施している鳥獣被害対策補助事業について紹介がありました。続いて,当所農業振興班職員から「イノシシの生態と農作物被害対策」と題して対策事例を紹介するとともに,「人が利用しなければ,果樹や廃棄野菜は餌付けになってしまうため片付けること,隠れ場所をなくすこと」とそのポイントを説明しました。
 今回の研修会が,鳥獣の生態に基づいた効果のある被害低減対策につながることを期待します。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
  TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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みやぎ未来塾「土壌の基礎知識」を開催

2019年12月23日 15時59分57秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年12月13日(金)に,新規就農者等31人を対象に土壌の基礎知識を学んでもらうため,登米農業改良普及センターみやぎ農業未来塾「土壌の基礎知識」を開催しました。新潟食糧農業大学食料産業学部の伊藤豊彰教授を講師に招き,①土壌の役割②土壌物理性の良否と改良法③主要な土壌成分の特徴と施肥法について,土壌はなぜ大切なのかという話から始まり,土壌・肥料に関して幅広く,わかりやすく,かつ熱く語っていただきました。大学の講義さながらの豊富な内容にもかかわらず,参加者は熱心にメモをとり,たくさん質問が出るなど大変前向きな様子がうかがえました。普及センターでは,来年1月にも農薬に関する基礎知識に関する未来塾の開催を予定しており,今後も基礎技術の向上を支援していきます。

 

熱心に講義を聞く参加者

<連絡先>

          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班

          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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