宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和4年度農林産物品評会が開催されました

2022年10月31日 17時32分18秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和4年10月22日~23日にせんだい農業園芸センターにて,県内農林産物の生産振興を図ることを目的に,農林産物品評会および花き品評会を開催しました。出品された農林産物のうち,各部門で最も優れたものに農林水産大臣賞が授与され,受賞農作物を含めた県内各地の農産物を展示いたしました。

 今年度の農林水産大臣賞受賞者は以下の方達になります。

令和4年度宮城県農林産物品評会 農林水産大臣賞
農産部門:水稲(うるち玄米) 栗原市 有限会社 狩野農友
園芸(果実)部門:日本なし 蔵王町 山家 一彦 氏
園芸(野菜)部門:ねぎ 石巻市 後藤 喜久雄 氏

令和4年度宮城県花き品評会 農林水産大臣賞
花き部門:バラ 丹野こずえ 氏

 なお,農産部門:水稲(うるち玄米)で農林水産大臣賞を受賞した有限会社狩野農友は,翌年度の新嘗祭献穀を行う予定です。


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スナックえんどう栽培講習会を開催しました

2022年10月31日 17時09分25秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 令和4年10月20日(木), JA新みやぎの瀬峰野菜集荷場及び尾松支店会議室で,JA新みやぎ栗っこスナックえんどう部会の栽培講習会が開催され,同部会員16名と,種苗会社及び普及センターの担当者が出席しました。
 はじめに,種苗会社より,これからの播種に向けたスナックえんどうの栽培管理方法について説明がありました。つぎに,普及センターより,病害虫防除のポイントとして,主要病害虫の特徴についての説明や,防除効果が高い農薬の説明を行いました。また,適切な施肥設計を行うために,土壌分析の活用を推奨しました。
 参加者は,スナックえんどうの栽培管理や病害虫防除についての知識を深めたようでした。普及センターでは,今後も栽培技術の向上に向けた支援を継続していきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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宮城県農林産物品評会及び宮城県花き品評会で10点が入賞しました

2022年10月31日 16時03分48秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和4年10月22日(土)~10月23日(日)にせんだい農業園芸センターで令和4年度宮城県農林産物品評会及び宮城県花き品評会が開催され,県内から多くの出品がされました。当日は天候にも恵まれ,会場では多くの来場者が見学されていました。

 当普及センター管内では,花き品評会で切り花(バラ)が農林水産大臣賞を受賞するなど,農林産物品評会で4点,花き品評会で6点が入賞しました。受賞された方をはじめ,品評会に御協力いただいた皆様に改めてお礼申し上げます。

 普及センターでは,今後も高品質な農産物の生産に向けて技術指導を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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カーネーションIPM・産地表示販売検討会を開催しました

2022年10月31日 13時36分01秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 名取市花卉生産組合のカーネーション生産者は,化学合成農薬だけに頼らず天敵を活用する等,様々な技術を併用して病害虫の発生を抑制するIPM(総合的病害虫雑草管理)と,消費者が産地名を認識して切り花を購入することができるよう販売段階で産地名を表示する産地表示販売の実証に取り組んでいます。

 普及センターでは,令和4年10月26日に,カーネーションIPM・産地表示販売検討会を名取市高柳集会所等で開催し,取組の今年度上半期の実証結果を生産者と関係機関で共有するとともに,今後の取組に向けた意見交換を行いました。

 IPMの現地検討では,化学合成農薬の使用回数の軽減を図ることができた実証結果について,取り組んだ生産者による説明も交えて振り返り,これまでの成果と課題を整理しました。

 また,産地表示販売の検討では,支援を行った地元の関係機関からも産地PR活動の紹介や今後の取組に向けた提案もあり,地域内で連携して特産品を盛り上げていこうとする様子がうかがえました。

 これらの取組は 地域への定着が期待されるものであることから,普及センターでは今後も支援を行っていきます。

 

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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いちごの本ぽ管理勉強会を開催しました

2022年10月31日 13時35分49秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 普及センターでは令和4年10月26日にいちごの本ぽ管理勉強会(みやぎ農業未来塾)を開催し,管内の若手生産者を中心に42名が参加しました。

 始めに,JAみやぎ亘理・亘理山元いちご選果場を会場に普及センターからいちごの生理特性に基づいたハウス内の環境管理について,農業・園芸総合研究所から所内のいちごの栽培状況や今後の管理,いちごに関する試験成績について情報提供を行いました。

 その後,株式会社やまもとファームみらい野に移動し,いちご栽培ほ場の視察を行いました。栽培担当の齋藤氏から,耕種概要等を説明いただき,その後は生産者同士で情報交換を行いながら,現在栽培しているいちごの生育状況を確認しました。

 普及センターでは,いちごの産出額増加に向けて今後も管内のいちご生産者同士の交流を図っていきます。


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JA新みやぎあさひなりんご部会の現地検討会が開催されました

2022年10月28日 14時41分38秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JA新みやぎあさひなりんご部会の現地検討会が10月24日に開催され,部会員5人が参加しました。

 当日はそれぞれの園地を巡回しながら,収穫を目前に控えた「ふじ」を中心に,生育状況や今後の管理等について参加者相互に確認し合いました。生育は,総じて着果数がやや多いものの果実肥大は良好でしたが,日陰となる枝に「小玉果・青実果」が見られたほか,一部の園地において病害虫の発生も見られました。

 普及センターからは,小玉果の摘果や葉摘み・結果母枝の管理による着色管理を指導したほか,それぞれの園地で課題となる病害虫の確認と,次年産の防除暦を検討する上での防除実績の提出をお願いしました。

 当日は晴天に恵まれ,果実の着色度合いや枝の混み具合などが良く見ることが出来て,相互に今後の管理や問題点等について意見が出された有意義な検討会となりました。

 普及センターでは,今後も情報提供や技術指導を行い,JA新みやぎあさひな地域のりんごの安定生産を支援していきます。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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えごまの生育調査を行ないました。

2022年10月28日 14時26分46秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

    令和4年10月14日に,色麻町の特産品である「えごま」の生育調査を行いました。えごまの生育調査は,色麻町えごま栽培推進協議会の事業の一環として,生育状況を把握するために,毎年2回ほど行っています。色麻町役場職員と普及センター職員が町内3か所に設置した調査ほ場にて,草丈,節数を測定し,順調に生育しているほ場が多くみられました。生育調査の後,15日からオペレーター組織によるえごまの刈り取りが行われました。
 普及センターでは今後も色麻町の特産品である「えごま」の生産振興に向けて支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター     地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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枝もの用クロマツ収穫作業見学・栽培研修会が開催されました

2022年10月26日 16時41分02秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和4年10月24日,南三陸町を会場に県とみやぎクロマツ研究会の共催による枝もの用クロマツ収穫調製作業見学・栽培研修会が開催されました。
 参加者は,クロマツを栽培している株式会社南三陸Pine Pro(以下パインプロと略す)の関係者4名,県内クロマツ栽培者及び栽培希望者12名,県・市町関係者21名の合計37名でした。
 研修会では,クロマツ収穫作業,収穫後の調整作業(枝葉除去,規格選別),保管作業の各工程について,それぞれ説明を受け,その都度質疑応答が行われました。
 特に出荷のための枝葉除去作業,規格選別作業について多くの質問が出され,繰り返しパインプロ関係者から回答され熱のこもった質疑応答となりました。
 実際に収穫されたクロマツを教材に,枝葉除去作業や規格選別作業を見学したことで,参加者の理解が深まりました。
 普及センターでは,今後もクロマツ生産とパインプロの運営支援を継続的に行っていきます。

枝葉を除去する調製作業の説明

<連絡先>宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
     TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

 


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気仙沼大島ウェルカムターミナル産地直売所で勉強会が開催されました。

2022年10月26日 16時08分48秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和4年10月20日,気仙沼大島ウェルカムターミナル(産地直売所)に関する勉強会&ワークショップが開催されました。
 当日は,勉強会の講師として有限会社ベネットの青木代表取締役,ワークショップのファシリテーターとして株式会社東北農都総合研究所の片岡代表取締役をお招きし,出荷者13名,市担当者1名,県関係者6名が参加しました。
 気仙沼大島ウェルカムターミナルは令和2年4月にオープンした観光交流施設ですが,建物内に地元農林水産物及び加工品等を販売している産地直売所が併設されています。
 昨年度気仙沼大島がテレビドラマの舞台となったことから,観光客及び購買者が増えたものの,放送終了後から徐々に客足が減少しており,さらに冬場の来館者減少による売上げの減少が顕著であることから,全国の道の駅や農産物直売所の支援を行った実績のある青木氏から経営改善,売上げ向上に向けたアドバイスをいただきました。
 また,勉強会後は,ワークショップを行い参加者から,現状の問題点や他の道の駅のいいところなどを出し合い改善の道筋を模索しました。
 ワークショップによる意見のとりまとめはできませんでしたが,参加者からは「もっと賑わいが欲しい」,「新鮮な農産物を揃えたい」,「大島らしさを出したい」など経営改善に関する意見が多数出されました。
 数多く出された意見をうまくまとめながら,今後も気仙沼大島ウェルカムターミナルの経営改善を支援していきます。

<連絡先>宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
     TEL:0226-25-8069,FAX:0226-22-1606


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石巻産オリーブオイルが今年も生産されます!

2022年10月26日 15時26分49秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和4年10月19日(水)に,石巻市北限オリーブ研究会主催でオリーブ果実の収穫,搾油が行われました。

最高級品のオリーブオイルであるエキストラバージンオイルを製造するには,着色前の緑果(写真Aのオリーブ)を収穫・選果し,その日のうちに搾油を行う必要があります。このため,当日は収穫から搾油までの一連の作業がスムーズに行えるよう収穫と選果,搾油の各班に分かれて作業が行われました。

石巻市では平成26年からオリーブの栽培が行われています。栽培面積は令和4年3月時点で約4haとなっています。当初密植で植栽したほ場では,今春以降,樹冠の拡大に伴い移植され,面積が拡大されています。

今後,樹齢が進み,収量向上が見込まれ,本格的に生産されますので,御期待ください。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班
 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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