宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

新米美味しいね!JAみやぎ仙南で「令和元年産新米試食会」を開催

2019年09月30日 16時33分28秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 実りの秋を迎え,本格的に稲刈りが進んでいる中,去る9月25日,みやぎ仙南農業協同組合で「令和元年産新米試食会」が開催されました。

 当日は管内の首長をはじめとした関係機関と農家組合運営委員会,農協女性部に加えて,丸森町の「丸森ひまわりこども園」の園児も参加しました。

 普及センターから今年産の水稲の生育経過について説明した後,「丸森ひまわりこども園」の園児による「いただきます」のごあいさつで試食が始まり「ひとめぼれ」「ササニシキ」,そして本格デビュー2年目を迎える「だて正夢」の3品種の食べ比べにチャレンジしました。

 今年の水稲生育期間は,6月中下旬の「中干し時期の降雨」や7月中旬の幼穂ができる時期の「低温・日照不足」,出穂後8月の「登熟期間の高温」等,栽培する上で厳しい気象条件もありましたが,試食した新米はどれも美味しく,園児の中には「おにぎり4つも食べた」との声もありました。

 まもなく,消費者の皆様にも美味しい「みやぎ米」をお届けします。

 

  (美味しいね!)   (真剣な品種当て)

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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角田市,蔵王町のなし出荷が最盛期です

2019年09月27日 13時48分09秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 (収穫間近な蔵王町のあきづき)

 蔵王町,角田市は,“なし”の生産が盛んで9月中旬頃に出荷のピークを迎えます。

 特に,蔵王町には共同選果場があり,光センサーを活用した選果も行われ,農協を通して仙台,東京,大阪へ出荷されています。また,蔵王町産の“なし”は昨年に引き続き,今年は約5tが香港へ輸出されることとなりました。

 この時期,農産物直売所には地元産の野菜に加え,ジューシーでみずみずしい味わいの“なし”が売り場に並びます。なしの出荷は10月いっぱいまで続く予定ですので,この機会を逃さず,是非地元の“なし”を召し上がってください。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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利府町名産の梨が収穫最盛期を迎えています

2019年09月27日 09時42分53秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 利府町の梨の収穫が8月下旬より始まり,収穫最盛期を迎えています。今年は,6,7月の長引く低温・低日照の影響で,生産者の方々は栽培に苦労されましたが,梅雨明け後の好天と日々の努力により甘くておいしい梨に仕上がっています。
 梨のシーズンは10月まで続き,直売所等で販売しています。また,10月6日(日)には,第13回利府梨祭りがイオンモール利府にて開催され,「あきづき」など人気品種の直売やイベントが多数催されます。ぜひ,丹精込めてつくられたおいしい梨をご賞味に,利府町にお越しください。


〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374  FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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適期刈り取りに向けて「だて正夢」地域栽培塾を開催しました

2019年09月27日 08時57分36秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 本格デビュー2年目を迎える水稲新品種「だて正夢」の収穫を間近に控える中,適期刈り取りを推進するため,令和元年9月12日,管内2会場において2回目の地域栽培塾を開催しました。
 地域栽培塾では,最初に室内で生育状況,収穫時期の目安や判断方法,乾燥調製での留意点等について説明しました。その後,現地ほ場において実際に籾の熟色等を見ながら収穫時期の判断について説明し,刈り遅れによる品質低下を避けるよう促しました。
 生産者が黄金色に色づいた稲穂を手に取りながら熱心に質問する姿も見られ,「だて正夢」のブランド力の向上に向けて,最後の仕上げとなる適期刈り取りや適正な乾燥調製が重要であることを改めて認識する機会となりました。

           

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410   FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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JA新みやぎあさひなりんご部会の現地検討会が開催されました

2019年09月27日 08時49分33秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 JA新みやぎあさひなりんご部会は,部会員数11名で約6haの栽培面積があり,年間3回,普及センター職員を講師に現地検討会を開催しています。9月4日に今年2回目の講習会を開催し,6名の参加がありました。
 当日は大郷町の部会員のほ場を会場に,生育状況や病害虫の発生状況などを確認しました。今年は6,7月の低温・低日照の影響が心配されましたが,生産者の日頃の努力により果実肥大は良好となっています。
 普及センターからは,りんご部会と共同で実施しているハダニ類のIPM体系の実証試験に関して情報提供しました。技術資料を基に防除体系構築の考え方やポイント,他県の事例などを説明し,参加者にIPM技術の理解を深めてもらいました。また,当日は農薬メーカー担当者も同席し,実際に試験ほ場のハダニ類の発生状況を観察しながら,より詳しい話を聞くことができました。
 収穫されたりんごは,道の駅「おおさと」や黒川郡内の直売所などで販売されていますので,是非,旬の完熟りんごをご賞味ください。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター
 先進技術第二班
〒981-850
仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号 
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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適期収穫に向けて令和元年産「だて正夢」現地検討会が開催されました

2019年09月26日 16時48分35秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 みやぎ米ブランド戦略の取組として推進している「だて正夢」は,今年産は県内で約600ha作付けされており,うち大河原管内では20%を占める約125ha作付けされています。

 今年の水稲は,7月に低温、8月には高温多少となりましたが,気象の影響を受けることなく順調に生育し,だて正夢やひとめぼれなどの中生品種は8月1日には出穂期となり,9月上旬には収穫適期を迎えます。

 本格デビュー2年目を迎える「だて正夢」については米どころ宮城を牽引するトップブランド米としてお届けするために,9月5日に角田市と蔵王町の2カ所で「適期収穫」,「調製・出荷」に関する地域栽培塾を開催しました。

 現地検討では資料に基づく生育状況などの説明に加えて,特に収穫期の予測に向け,現地での最終判断となる「籾」(もみ)の熟色の判定方法について指導しました。

 今回の検討会も,参加者は熱心に受講し,積極的に収穫適期の判定のほか高品質に仕上げるための乾燥・調製についても多くの質問が寄せられました。

 まもなく全国の皆様に仙南の美味しい「だて正夢」をお届けします。

    

 (角田市会場)     (蔵王町会場)   (「籾」の熟色判定)

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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集落営農先進地視察研修会

2019年09月18日 08時33分06秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 加美町の東鹿原(ひがしかのはら)地区は薬莱山の南東部の中山間地帯に位置し,稲作を中心とした農業が行われています。  

当地区では令和2年度内の法人設立をめざし現在準備を進めているため,普及センターでは当地区をプロジェクト課題の対象として重点的に支援を行っていますが,その一環として令和元年9月9日に法人運営の優良事例と近年当地区でも大きな問題となっている獣害対策に関する視察研修会を開催しました。  

 今回の研修では,当地区と類似の条件下で法人化しこれまで順調に業績を伸ばしている山形県長井市の農事組合法人成田農産と集落ぐるみの獣害対策で大きな成果をあげている山形県米沢市の山上地区有害鳥獣対策協議会による取組を視察しました。  

 成田農産では,法人の運営や高収益作物への取組や後継者の確保等今後当地区でも取り組んでいかなけらばならない諸課題について詳しい御説明をいただきました。また,山上地区では住民やボランティアの協力による放任果樹の計画伐採や収穫した果実を加工し販売する取組など,地域ぐるみでの実践事例について現地視察を交え御説明いただきました。  

 法人化と獣害対策は現在当地区における最大の関心事であるため,今回の視察により課題解決に向け大変参考となるお話を伺うことができました。  

 普及センターでは,今後とも関係機関との連携のもと,今回の研修会で得られた成果を活かし,東鹿原地区の新たな営農体制がより良いものとなるよう支援していきます。

 <連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班  TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910         


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全国リンゴ研究大会において,登米市のりんご生産者が事例を発表!

2019年09月17日 18時18分03秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

令和元年9月3日(火),4日(水)に開催された「第61回全国リンゴ研究大会北海道大会」において,JAみやぎ登米りんご生産部会の芳賀秀二部会長が,宮城県代表として事例発表を行いました。

本大会は「歴史に学び,新しい時代の一歩を」をテーマに,150年前日本で初めて西洋リンゴが導入された北海道七飯町で開催された,全国のりんご生産者等約450名が集まり,産地視察など技術の研鑽と交流を深めました。

始めに,「西洋リンゴの発祥」や「グローバル時代に対応したリンゴ栽培技術」の講演が行われ,次に「新しい時代,我が産地の振興方向」をテーマに宮城県,長野県,青森県,北海道から事例発表が行われました。

宮城県代表の芳賀秀二氏は,宮城県のりんご生産概要と完熟りんごの直接販売やもぎ取り体験,首都圏中学生の農泊体験受け入れ,ジュース加工等6次産業化など,果樹経営の取り組みを発表しました。

次の全国リンゴ研究大会は3年後の令和4年に宮城県で開催されます。普及センターでは生産部会等と連携し,りんご生産技術の向上と全国大会への準備を支援して参ります。

    <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

 


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石巻地域生活研究グループ連絡協議会で「味噌づくり講習会」を開催しました

2019年09月12日 16時47分28秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和元年9月9日に石巻地域生活研究グループ連絡協議会が,くらしの講座として「味噌づくり講習会」を開催し,13名の会員が参加しました。参加者は,まず講師から,味噌の材料である米麹の作り方について説明を受けました。続けて,味噌づくり作業に取り組み,平行してりんごの蒸しパンやわかめご飯の調理実習を行いました。
 昼食では,実習で作ったわかめご飯とりんご蒸しパンだけではなく,会員が持ち寄ったお手製のサラダや栗の渋皮煮,ナスの煮浸しなどが振る舞われ,参加者はそれぞれの料理を味わいながら交流を深めていました。
 参加者からは,『手作り味噌は市販の味噌よりも美味しい。できあがりが楽しみ』,また『作る前は,味噌作りはとても大変だというイメージがあったが,作ってみると意外とシンプルだった。今度は自宅でもチャレンジしてみたい』との声が聞かれ,普段から何気なく食べている食品の加工方法を学べる実りのある講習会になりました。
 味噌の完成には3ヶ月以上の熟成期間が必要であり,今回仕込んだ味噌は,今年の12月以降に食べられるようになります。会員は手作り味噌を味わえる時を待ちかねている様子でした。
 普及センターでは,今後も生活研究グループの活動について,継続的に支援を行っていきます。

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
         TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 


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シャインマスカット栽培技術研修会(第3回)を開催しました

2019年09月12日 15時39分08秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年9月6日(金)に栗原市金成小堤のシャインマスカット栽培ほ場において,第3回目のシャインマスカット栽培技術研修会を開催し,17名の生産者が参加しました。
 今回の研修は,栗原地域で新たな園芸品目として栽培が行われている,ぶどうのシャインマスカットについて,生産者の技術向上と新たな栽培者の掘り起こしを図るために実施したもので,6月6日のジベレリン処理と新梢管理及び7月5日の摘房と袋かけの生産技術に続いて,適期収穫の判断等について研修しました。
 株式会社アグリ東北の田中代表取締役を講師に,会社の栽培ほ場において糖度や果皮色など果実の状況を確認しながら,収穫時期を判断することを研修しました。また,実際に果皮色や糖度の違いのある果実を食べ比べて,収穫判断の大切さを実感していました。
 なお,この研修会は,生育状況に応じて必要な技術を習得するため,12月中旬(第4回)に整枝せん定の研修会を開催する予定です。

 <連絡先>
 宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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