宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

名取のカーネーションの産地表示販売が実施されます

2022年04月28日 17時07分37秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 花きの分野において産地名を表示した販売は十分に行われていないため,消費者が購入時に産地を認識しづらい状況にあります。

 そうした中,名取市花卉生産組合では,生花店や関係機関と連携を図り,母の日前の需要期にカーネーションの産地表示販売に取り組むことになりました。

 実施期間は,令和4年5月6日から5月8日までの3日間とし,シールやポップ,今年2月に作成した産地紹介のしおりを活用して産地名を表示し,消費者に情報発信します。

 生産者の顔が見える農産物が求められる中,花の産地表示販売は,地産地消の推進にも有効な手段になると考えられます。

 普及センターでは,今後も,名取のカーネーションの産地表示販売の定着,発展に向けた取組を推進していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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加工用ばれいしょ植付け作業が行われました!

2022年04月28日 09時58分44秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 栗原市金成津久毛(かんなりつくも)地区のほ場では、水田転作の一環として数年前から加工用ばれいしょの栽培に取り組んでいます。

 今年は、4月12日に84aの植付け作業が行われました。

 植付け前に、ほ場の土壌分析を行い、結果に基づき完熟堆肥や基肥を施用したほか、今作では、新たに心土硬砕機「カットブレーカー」施工による排水対策を実施し、さらにアッパーカットロータリーで砕土をとるなど、生産者からはより高い収量・品質をめざす意欲が感じられました。

 普及センターでは、生育調査や他地域との技術交流などを通じて、生産者のばれいしょ生産向上のための取組みを支援していきます。

 

宮城県栗原農業改良普及センター 班名 地域農業班

TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144


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みやぎ農業未来塾「地域農業紹介講座」を開催しました

2022年04月28日 09時32分54秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 

 令和4年4月22日(金)に本年度,宮城県農業大学校に入学した当管内等出身の学生10名を対象に,みやぎ農業未来塾「地域農業紹介講座」を開催しました。

 講座では,普及センターから管内農業の状況や普及センターの役割等について説明しました。参加した学生は,はじめは緊張していましたが,次第に緊張もほぐれ,頷きながらメモを取る姿が見られました。

 また,意見交換では,これから大学校で学びたいことや将来就きたい職業について一人ずつ紹介してもらいました。学生の多くは農産加工分野に興味があるとのことで,卒業後の進路として加工部門のある農業法人や農業関連企業への就職を希望しており,2年間の在学期間に先生や家族と良く話し合い将来を決めて欲しいと思います。今後の成長が楽しみです。

 普及センターでは,引き続き,地域の担い手の確保・育成に努めていきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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令和4年度宮城県農業大学校入校生の普及センター訪問が行われました

2022年04月27日 17時13分03秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和4年4月22日,今年度,宮城県農業大学校へ入校した登米市出身学生5人が登米農業改良普及センターを訪問しました。

普及センターからは,管内の農業概況や普及センターの役割,プロジェクト課題の概要の他,新規就農者への支援体制について説明しました。また,登米市4Hクラブ員にも出席いただき,クラブ活動の状況を紹介するとともに,市内への就農や4Hクラブへの加入を勧誘しました。

訪問した学生のほとんどが,卒業後は登米市での就農を希望しており,管内で作付けが増えている品目や作付転換の取組みについてなどの質問がありました。学生は,普及センターの説明に耳を傾けながら熱心にメモをとるなど将来の就農に向けた情報を積極的に収集していました。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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今年も稲の種子生産が始まりました!

2022年04月27日 15時59分10秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 大崎農業改良普及センター管内は,県内の水稲種子を生産する産地です。種子場(たねば)と呼ばれる地区では,ササニシキやひとめぼれ,だて正夢など,来年作付けするタネの生産が始まっています。
 4月20日に管内の「種子場」の1つである,加美町の中新田水稲採種組合の育苗巡回指導を行いました。この組合では今年から「だて正夢」の種子も生産することになっており,メインの品種の他に酒造好適米「蔵の華」や玄米食向けに人気の「金のいぶき」の種子など多様な品種を生産するため,生産者は皆真剣です。
 普及センターでは,管内に4組織ある「種子場」の巡回により,育苗指導や品種の適切な管理など優良種子生産に向けた指導を行っています。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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JA新みやぎ階上いちご部会による「いちごフェア」が開催されました!

2022年04月26日 15時32分31秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年4月23日,JA新みやぎ階上いちご部会による「気仙沼いちごフェア」が地元直売所「菜果好(なかよし)」で開催されました。このイベントはいちご収穫の最盛期に合わせて毎年開催しており,今年は同部会員の7名が栽培した「とちおとめ」「もういっこ」「かおり野」の3品種計700パックを部会員が店先に立ち販売しました。丹精込めて栽培されたいちごを目当てに,朝から多くの買い物客で賑わいました。
 購入に訪れた買い物客は品種による食味の違いに興味を持ち,部会員のアドバイスを直接聞いて次々と買い求めていました。また,毎年このイベントを心待ちにしているという地元消費者の声もありました。
 同部会の三浦部会長は「気仙沼の皆様に,地元産のいちごを食べていただけるのは非常に嬉しい。これからも力を入れて栽培に励みたい」と話していました。気仙沼農業改良普及センターでは,同部会員の栽培技術向上・収量アップに向けて引き続き支援していきます。

 

 

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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宮城県農業大学校の学生が普及センターを訪問しました

2022年04月26日 11時54分30秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 この春,宮城県農業大学校に入学した仙台普及センター管内出身の学生と県外出身の学生22名が,令和4年4月22日(金),当普及センターに来られました。

 まず,学生から卒業後の進路希望などについて1人ずつ発表があり,その後,みやぎ農業未来塾の一環として,普及センターから,普及センターの主な役割や農業者との関わり,大消費地「仙台」を有する管内の農業概況及び新規就農者支援の概要について,講義を行いました。

 これまで農業との関わりがなかったり,農家出身であっても普及センターのことを知らなかったという学生たちは,はじめは緊張していましたが,次第に打ち解け,疑問に思っていることなどを次々と質問し,有意義な情報交換を行うことができました。将来を担う若者たちから農業に対する熱い想いを聞くことができ,今後の成長に期待したいと思います。

 また,9月には約1ヶ月間の農業体験学習があり,本日来訪したうちの何名かが管内で実習等を行うこととなりますので,こちらも楽しみです。

普及センターでは今後も,新規就農者含め,地域の担い手の確保・育成に努めていきます

宮城県農業大学校について詳しくは下記URL(アドレス)をご覧ください。

 宮城県農業大学校ホームページ:https://www.pref.miyagi.jp/site/noudai/


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「だて正夢」の栽培講習会が開催されました

2022年04月26日 11時36分55秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

令和4年4月15日にJAいしのまき主催の水稲品種「だて正夢」の栽培講習会が開催されました。「だて正夢」の生産者や生産法人,JAの営農指導員ら約20人が参加しました。講習会の前半はJA全農みやぎの本郷課長代理より「米穀販売情勢について」と題して,令和3年産米の集荷状況,販売状況等のお話をいただきました。後半は,当普及センター担当者より「だて正夢」の令和3年の作柄や,令和4年に向けた栽培のポイント(①茎数の増加が極めて緩やかなので,栽植密度60~70株/坪を確保すること,②登熟歩合の向上と玄米千粒重の確保するため,追肥N成分で2kg/10aを必ず実施すること等)について説明を行いました。
 石巻管内の令和4年の「だて正夢」の作付予定は63.5haです。今年も美味しいみやぎ米を作るために地域一丸となって取り組んでいきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 


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水稲乾田直播栽培講習会が開催されました。

2022年04月25日 09時01分50秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 令和4年4月8日にJAいしのまき情報センターにてJAいしのまき主催の水稲乾田直播栽培講習会が開催されました。管内の生産者が集まり,昨年より多い約40人が参加しました。直播栽培は育苗や田植えを必要としない水稲の低コスト・省力技術として普及しており,特に石巻管内では直播栽培中の乾田直播栽培の割合が94%を占めています。さらに乾田直播栽培における主食用米の割合が大きいことも石巻管内の特徴であり,取組面積が年々伸びている将来有望な栽培技術です。講習会では全農宮城本部から米穀情勢について,石巻農業改良普及センターと古川農業試験場から県内と石巻管内の乾田直播栽培取組状況について,東北農業研究センターから乾田直播栽培のポイントについて紹介がありました。また,古川農業試験場から初冬直播栽培技術が紹介されました。初冬直播は播種を前倒して初冬に行う栽培方法であり,播種時期を拡大することによって直播栽培面積の更なる拡大が期待できます。
 石巻農業改良普及センターでは今後とも乾田直播の栽培技術の定着・確立に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

講習会の様子


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農業大学校1年生による普及センター訪問が行われました。

2022年04月22日 16時55分00秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 宮城県農業大学校では,先進農業体験学習の一貫として1年生が出身地の普及センターを訪問し,管内の農業生産の状況や普及センターの業務内容について学ぶことで,今後の体験学習や進路選択,就農後の経営等を考える機会となっています。
 本年は4月22日に美里管内出身の5名の学生が普及センターに来所しました。
 自己紹介の後,管内の農業生産の概要や農業改良普及センターの業務,プロジェクト課題,新規就農者に対する支援について説明を行いました。
 学生達は,生まれ育った地元であるものの地域の農業については知らないことも多く,熱心にメモを取りながら説明を聞いていました。
 質疑応答では,「もっと生産を増やした方が良い品目は何か?」などの質問が出され,将来の営農を見越したアドバイスが行われました。
 先進農家体験学習は9月から10月に行われ,農業者のもとで農業技術や経営について学ぶ予定で,将来の担い手として活躍できるよう支援していきます。

             

   

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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