宮城の農業普及現地活動情報

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栗原農業を牽引する「栗原農業士会」の通常総会が開催されました

2014年05月02日 19時04分40秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 4月18日(金)に,平成26年度栗原農業士会(会長:白鳥一彦,会員24名)通常総会及び研修会が開催されました。
  総会では平成25年度事業報告並びに収支決算,平成26年度事業計画並びに収支予算案等が協議され,議案はすべて承認されました。本年度も経営状況相互視察研修会や先進事例視察研修会を計画し,農業士相互の連携強化と研さん,組織活動の促進を図ることとし,あわせて宮城県農業士会主催事業等への積極的な参加や県農業大学校学生の農業体験学習受入に対する協力について確認しました。
  今回の総会を機に,指導農業士の千田滋紀氏(金成地区,鉢物),青年農業士の三浦和栄氏(志波姫地区,トマト),小澤大助氏(若柳地区,きゅうり)の3名が定年により退任され,白鳥会長から退任される農業士の方々へ感謝の言葉が贈られました。また,新たに指導農業士として佐藤悟氏(高清水地区,りんご),青年農業士として千田繁氏(金成地区,鉢物),曽根幸哉氏(志波姫地区,大豆他)の3名が仲間入りし,新農業士から今後の活動にむけた抱負が語られました。
  また,研修会では,栗原農業改良普及センター鹿野裕志所長より「栗原地域の農業及び農村の現状」について,佐野幸一技術副参事より「平成26年度の主なプロジェクト課題」について情報提供をしました。稲作,大豆,畜産,野菜など各部門での生産状況や地域農業の担い手の現状,普及センターが重点的に取り組むプロジェクト課題を紹介し,「地帯間の連携によるリレー方式での野菜周年栽培のアイデアもあってよいのでは」等の活発な意見交換が行われました。研修会終了後の懇親会では,栗原地域の農業への熱い思いを語る懇談が夜遅くまで続き,盛り上がりました。
  普及センターでは今後も栗原農業士会と連携し地域農業の発展と担い手確保育成に取り組んでまいります。

          
<総会で挨拶する白鳥会長><鹿野所長による栗原農業現状の説明><退任農業士へ記念品と花束の贈呈>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 
FAX:0228-22-5795・6144

 

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