ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

やったぜ! ついにアニセー・アルヴィナの未公開作品が正式に公開される!!!(快楽の漸進的横滑り)

2018-10-01 00:00:00 | アニセー・アルヴィナ

こういう記事を書ける日を私は待ちこがれていました。

やったぜ! ついにアニセー・アルヴィナの未公開作品が正式に公開される!!!

この日が来ることを私は本当に楽しみにしていたのです。いやー、このブログつづけてよかったと本当に思います。同じことを何回も書くと、このブログはアニセーの話を書きたいから続けているのです。他のあらゆる記事は、つまりは最終的にはアニセーの宣伝の道具にすぎません。

アラン・ロブ=グリエ特集上映、「不滅の女」「囚われの美女」など未公開含む6作
2018年9月5日 15:00 124

フランスの小説家・映画監督アラン・ロブ=グリエの特集上映「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティヴ」が、11月下旬から東京のシアター・イメージフォーラムほか全国にて開催される。

1953年に長編小説「消しゴム」を発表し、フランス文学の潮流ヌーヴォーロマンの代表的作家として知られるグリエ。このたびの特集では、映画監督としてのデビュー作でルイ・デリュック賞を受賞した「不滅の女」、ジャン=ルイ・トランティニャン演じる麻薬の運び屋のドタバタ劇をメタフィクションとして描いた「ヨーロッパ横断特急」、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの「伝奇集」に収録された短編小説を下敷きに、オーソン・ウェルズの「審判」をパロディにした「嘘をつく男」、エロティックな幻想を色彩豊かな映像で表現したカラー作品「エデン、その後」、アニセー・アルヴィナ演じる女性の受難劇をサディスティックに描き、反倫理的な描写によってヨーロッパ各国で上映禁止となった「快楽の漸進的横滑り」、ルネ・マグリットの同名の絵画をモチーフにしたクライムサスペンス「囚われの美女」の6作品が上映される。なお「囚われの美女」以外の作品は日本未公開・未ソフト化のため、初の正式公開となる。

アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティヴ
2018年11月下旬~ 東京都 シアター・イメージフォーラムほか
<上映作品>
「不滅の女」
「ヨーロッパ横断特急」
「嘘をつく男」
「エデン、その後」
「快楽の漸進的横滑り」
「囚われの美女」

アニセーが出るのは、『快楽の漸進的横滑り』です。どうせなら、『危険な戯れ』も上映してほしかったのですが、これはすでにソフト化されているという事情でしょうか。ロブ=グリエの映画ですので、ヌードシーンばっか、きわめて難解というものであり、とても一般受けするような映画ではありませんが、ともかくこれはすごいことです。本当に11月が楽しみです。イメージフォーラムへ行くぞ!!!

なお、もしかしたら今回の上映を契機にソフト化が実現するかもですね。そうなればうれしいにもほどがあります。同じロブ=グリエが監督した『危険な戯れ』は、すでに安価にソフト発売されています。上の写真は、『快楽の…』」の英国版ソフト。

危険な戯れ

そういえば先日(9月28日)TBSの番組に、高田賢三が出ていましたが、彼が監督した『夢・夢のあと』も、何がなんでもソフト化してほしいのですが、やっぱり高田氏からしてもあれにはあんまりいい想い出がないんですかね・・・(苦笑)。いや、私もさすがにあの映画が出来がいいとは思いませんが(そもそもはるか昔になんとか観ることができただけだし)、でもアンヌ・コンシニのデビュー作だったりして、なかなか貴重な映画ではあります。

では最後に、この映画でのアニセーの写真を。これは、拙ブログにコメントしていただいた匿名の方からご紹介いただいたサイトからです。匿名様、ありがとうございます。まーったく持つべきものは、ネット仲間です。

 

 何をいまさらですが、なんか別格の美女という印象があります。1973年から74年ごろ、20歳ごろの彼女は、ほんとすさまじいばかりの美人だったと思います。

コメント (2)
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