ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

カミュの『誤解』を、原田美枝子主演でやっている(~21日まで)

2018-10-11 00:00:00 | 美女探求

最近ややこのブログは原田美枝子づいていますが、本日は情報ということで。上にも書きましたように、彼女主演の舞台であるアルベール・カミュ原作『誤解』が、東京の新国立劇場小劇場で、10月21日までやっています。

カミュという人は小説で日本では知られていますが、優れた劇作家、評論家でもあるわけです。実は私も、フランス語で通しで読んだ初めての小説が、彼の代表作『異邦人』なのです。私が一番たくさん読んだフランス語の物書きは、そうなるとカミュになります。フランス語初心者が原文で読む定番である『星の王子さま』は、私には全然面白くなかったので半分で読むのをやめましたが、『異邦人』は、翻訳ですでに読んではいましたが、それでもぐいぐい読めました。たぶん、『星の・・・』を好きな人は、『異邦人』は好きでないのでしょう。反対もしかり。ある意味当然かもです。記事を引用。

>稲葉賀恵演出の「誤解」開幕、殺人を繰り返す母娘に原田美枝子・小島聖

2018年10月4日 23:43 107

「誤解」が、本日10月4日に東京・新国立劇場 小劇場にて開幕した。

本作は、9月にスタートした小川絵梨子演劇芸術監督による新シーズンのオープニング作品。アルベール・カミュの「誤解」を、文学座の新鋭・稲葉賀恵の演出で立ち上げる。出演者には原田美枝子、小島聖、水橋研二、深谷美歩、小林勝也が名を連ねた。

ヨーロッパの田舎で小さなホテルを営むマルタとその母親。彼らは今の生活に辟易し、太陽と海に囲まれた国での生活を夢見て、客を殺し金品を奪っていた。ある日男性客が現れ、マルタと母親はいつも通り殺人計画を進めるが、彼には秘密があって……。上演時間は休憩なしの約1時間55分を予定。公演は21日まで。

なおステージナタリーでは、新国立劇場 2018/2019シーズン開始にあたって特集を展開中。同シーズンのオープニング3作品より、「誤解」を演出する稲葉、「誰もいない国」の寺十吾、そして「スカイライト」を手がける小川が、作品への意気込みや演出家としての思い、また新たな門出を迎えた新国立劇場への期待をざっくばらんに語った。

実は、詳細は私の個人情報保護のため書けませんが、ずいぶん以前に私の職場の建物で撮影が行われまして(わりとやっています)、どうも彼女がその時参加したようなんです。それなら野次馬で見物してもよかったかなとかつまらんことを考えます。が、この公演には私も行きますので、初めての生原田美枝子を観ることができます。これは楽しみです。しかもそれがカミュの戯曲なら、世の中こんなにうれしいことはないわけです。読者の皆様も、ご興味がありましたら、ぜひご覧になってください。まだチケットは買えるはず。

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