ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

2022年7月~12月に劇場で鑑賞した映画

2022-12-31 00:00:00 | 映画

2022年7月1日から12月31日までに映画館等の劇場(公民館などをも入れる)で鑑賞した映画作品をご報告します。映画の並べ方は、五十音順です。映画には、Wikipediaに項目のあるもの(私が記事に追加した時点のものですので、その後書き加えられたものもあるかもしれません)はそれを、ないものは公式HPを、古い映画などでそれもないものは、各映画会社(後継の会社もふくむ)のHP、確認できないものは映画サイトからのものをリンクしました。それも難しい映画は、googleでの映画題名による検索結果をリンクしています。

あゝ声なき友

AKAI

明日に向って撃て!

熱いトタン屋根の猫

アデルの恋の物語 

アナザー・カントリー

歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡

アルマゲドン 

アントワーヌとコレット/二十歳の恋 

アンネ・フランクと旅する日記

イントロダクション

ウォレスとグルミット 危機一髪!

ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー

ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!

ウクライナから平和を叫ぶ~Peace to You All

失われた時の中で

X エックス

エリザベス 女王陛下の微笑み

オードリー・ヘプバーン

おふくろ

おヤエの女中と幽霊

おヤエの女中の大将

おヤエの初恋先生

おヤエのもぐり医者

オルメイヤーの阿房宮

俺は淋しいんだ

女は女である 

カウラは忘れない

家族の肖像

家庭 

がんばっていきまっしょい

祇園祭

飢餓海峡

北の橋

キツツキと雨

君は狙われている

君を想い、バスに乗る

ギャング・カルテット

ギルバート・グレイプ 

銀河鉄道の夜

キングメーカー大統領を作った男

蜘蛛巣城

殺し屋たちの挽歌

西遊記

砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード

三姉妹

サン・スーシの女

三匹の侍

事件記者 影なき侵入者

事件記者 拳銃貸します

地獄

死に花

Shall we ダンス?

ショーシャンクの空に

新章パリ・オペラ座~特別なシーズンの始まり

スペンサー ダイアナの決意

スワロウテイル

青春を吹き鳴らせ

セリーヌとジュリーは舟でゆく

1950 鋼の第7中隊

戦争と女の顔

1460日の家族

卒業旅行 Little Adventurer

空の大怪獣ラドン

空、見たか?

太陽が知っている

太陽の王子ホルスの大冒険

たぶん悪魔が

たぶん悪魔が (2回目)

魂のまなざし

小さな恋のメロディ

チャーリー・イズ・マイ・ダーリン

ディア・ハンター

手紙と線路と小さな奇跡

デュエル

都会のアリス

ドライビング Miss デイジー 

長靴をはいた猫

長崎の郵便配達

逃げ去る恋

2046

野火

ハクソー・リッジ

ハスラー

8 1/2 

張込み

人質 韓国トップスター誘拐事件

秘密の森の、その向こう

ひめゆり

冬の旅

プリンセス・ダイアナ

ブレードランナー 

ベイビー・ブローカー

暴力脱獄

ほとぼりメルトサウンズ

マックスとリリー

マトリックス

マトリックス リローデッド

マトリックス レボリューションズ

真昼の惨劇

まわり道

ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド

湖のランスロ

湖のランスロ (2回目)

モガディシュ 脱出までの14日間

夕なぎ

夜霧の恋人たち 

らぶれたあ

陸軍落語兵

リコリス・ピザ

離愁

ルッツ海に生きる

レイジング・ブル

レインマン

ロックンロール・サーカス

ワイルドバンチ

私だけ聴こえる

私のはなし 部落のはなし

わたしは最悪。

われ弱ければ 矢嶋楫子伝

ワン・セカンド~永遠の24フレーム

WANDA/ワンダ

今年は下半期で132本の映画を観ることができました。前半では99本の劇場での鑑賞ができましたので、今年全体では、231本です。来年は、可能なら250本を観たいのですが、どうなるかは現段階神のみぞ知るです。

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私としては、2022年は、公的には、安倍晋三が殺された年、私的には、マーク・レスターとトレイシー・ハイドに逢えた年だった

2022-12-30 00:00:00 | Weblog

私にとって今年2022年の最大の驚きは、やはり安倍晋三の暗殺でしたかね。これには私も驚いてしまい、翌日にさっそく記事を書きました。

3期目の自民党総裁を続けなければ、安倍晋三も殺されるほどは憎まれなかったのではないか(記事発表直後ほかの追記あり)

それで、暗殺現場にも向かいました。

安倍晋三が殺害された現場に行ってみた(追記あり)

写真を再掲します。

ガードレールに囲まれたスペースで安倍は演説をして、そして背後(写真では右側)から撃たれたわけです。

私が行った日にも、取材陣がカメラを構えていました。

山上徹也容疑者犯行直前にたむろっていたあたりです。

山上容疑者は、手前でなく奥の方の空いたところから道路に入りました。

山上容疑者は、実際にはもっと近い目線で撃ったわけですが、その目線ほかを再現できる雰囲気ではありませんでした。

安倍が演説をしていた場所です。

では、こちらは、私的に、最大のイベントだった件を。10月に、映画『小さな恋のメロディ』に主演した、マーク・レスタートレイシー・ハイドの出るイベントに参加できたことです。

マーク・レスターとトレイシー・ハイドの神対応に感動する(2人に挟まれた写真、2人とのツーショットも撮れたし、直接の会話、握手もできた!)(2)

マークとトレイシーのお2人と撮影できた写真と、お2人とのツーショット写真は、私の姿に画像処理をかけても私以外の人たちの肖像権に問題が生じる可能性があるので、紹介することは控えさせていただくことをご了解ください。

ラストは、懇親会での彼女です。彼女は、赤ワインを飲んでいました。

トレイシー・ハイドも、離婚をしたし、マーク・レスターも子役の時代を過ぎてからの人気低迷にはずいぶん悩んだかと思いますが、しかし現在は、日本にわざわざ足を運んでくれる(これも彼(女)らが、それ相応の年齢になって、ある程度時間を取る余裕ができてきたということなのでしょうが)ことが実現できたわけであり、ファンとしても本当にうれしく思いました。実際当日は、女性ファンでは、涙を見せているのではと思われる人もいました。

また来年も、いろいろなことがあるかと思います。可能な範囲で記事にしていきますので、こうご期待。

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YouTubeで拾ったさまざまな曲をご紹介

2022-12-29 00:00:00 | 音楽関係(CD、コンサート、歌手、楽器その他)

YouTubeで拾ったさまざまな音楽を、ご紹介します。

A Man And A Woman - Francis Lai & Nicole Croisille ( Francis Lai )

これは映画(『男と女』)に使われたヴァージョンでなく、作曲者のフランシス・レイが歌っています。

Greensleeves

森 昌子 越冬つばめ  1984 Masako Mori Ettoh-Tsubame

ポーラー・スター

八神純子もなかなかいいとおもいます。

Summer of 42 - Music by Michel Legrand

やはりいい映画です。

Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To)

ダイアナ・ロスのこの歌を聴くと、私はそれだけで幸せ・・・。

The Sex Pistols - My Way (Sid Vicious)

シド・ヴィシャスのほうが、シナトラのものより(当然)好き。当たり前。

スチュワーデス物語「What a feeling」1983 麻倉未稀

この歌は、ドラマのエンドクレジットででもかっこいいですよ。

「スチュワーデス物語」エンディング

渡辺 真知子・かもめが翔んだ日

この歌1回カラオケで歌って、惨敗しました。

I Could Never Take the Place of Your Man

この人は、こういう青春歌謡めいたものもすごい。

he Moved Through the Fair - Michael Collins - OST - Sinéad O'Connor

映画『マイケル・コリンズ』より。実際には、このような使われ方です。

Michael Collins 1996 - pułapka

暗殺犯は、ジョナサン・リース=マイヤーズが演じています。

きりがないので今日はここでやめますが、またいろいろな曲をご紹介したいと思います。

コメント (2)
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明日早朝に日本を発ち、韓国へ行く

2022-12-28 00:00:00 | 旅(韓国)

私の職場は、本日が仕事納めです。それで、明日早朝には日本を発ち、韓国へ入国します。日本帰国 は1月3日で、4日から(当然)仕事です。

今回の旅は、ソウルに2泊して、あとはそれ以外のどこかの街に滞在したいと思います。どのような旅になるかはわかりませんが、また充実した写真をお見せすることをお約束します。私としても、しばらくぶりの海外ですのでとても楽しみです。

やはり私としては、今回の旅は、食にこだわりたいですね。牛肉をいただき、ほかにも酒もいただき(ビールや焼酎)、また梨泰院で、例の大惨事(梨泰院群衆事故)の現場に行って、手の1つも合わせてきます。そして同じく梨泰院で服(ワイシャツ)を作ってきます。だいたい3着くらいかな。

やはり旅行はいいですね。読者の皆様も、ご自宅で正月を迎える方が多いでしょうが、良いお年をお迎えください。しばらく予定稿の更新となりますことは乞うご容赦。またコメントへの対応も、返しは4日以降になることをご了解ください。

 

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韓国人であると考えられる美女モデルたちの写真をご紹介(18)

2022-12-27 00:00:00 | 美女探求(韓国人と思われる美女モデル)

今日の写真も圧巻の美しさですね。

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昨年末~今年初にかけてのJR西日本ローカル線の旅の続きのJR西日本ローカル線を旅したい

2022-12-26 00:00:00 | 旅(国内)

昨年末から今年初めにかけて、主としてJR西日本のさまざまな線を走破する旅行をすることができました。

JR西日本を中心とするローカル線乗車を中心とする旅(あと福岡)(2021年12月~2022年1月)(Day1)(1)

2020年初めから海外への渡航が難しかったので、もっぱら日本国内を旅していますが、やはり海外に渡航ができればたぶんじっくり国内のローカル線に乗る旅行も難しいので、この旅行もなかなか貴重でした。本来ならこの冬の青春18きっぷのシーズンにこの旅行の続きをしたかったのですが、それは諸事情あってかないませんでした。よって来年またチャレンジします。来年春はだめなので、夏の青春18きっぷを使えるシーズンに旅することになるかと思います。実際に旅行に行くのは来年の7月以降だし、記事にするのはいつか予想もつきませんが、今のうちからこうご期待と言っておきます。

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2022年京都の紅葉(6)

2022-12-25 00:00:00 | フォトログ

空がピーカンでなかなかいいと思います。

赤が強烈です。

赤と黄色のコラボがいいと思います。

さらに歩きます。

(つづく)

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これも万引き依存、性(犯罪)依存ではないか

2022-12-24 00:00:00 | 社会時評

期せずしてこのブログの大きなテーマになってしまった依存症、発達障害関係ですが、こちらはやはり注目に値するかと思います。

>埼玉県警 警部補 セルフレジでゼリーを万引きか 懲戒処分
12月19日 20時32分

埼玉県警の40代の警部補がスーパーのセルフレジでゼリーを万引きしたとして、19日までに懲戒処分を受けたことが警察への取材で分かりました。
バーコードを読み込まずにバッグに入れていたということで、警部補は処分を受けて依願退職しました。

懲戒処分を受けたのは、草加警察署の地域課で勤務していた40代の男性警部補で、警察によりますと、ことし10月、さいたま市のスーパーでおよそ300円のゼリーを万引きしたということです。
警部補は、レジの作業や支払いを客自ら行うセルフレジに食料品を持ち込み、およそ3000円を支払いましたが、このときゼリーのバーコードだけ読み込まずにバッグに入れていたということです。
警部補は、過去にもこの店舗のセルフレジで同じように万引きをしたとして注意を受けたことがあり、店が警戒していたということです。
当時は勤務時間外で、警部補は警察の調べに「万引きした事実は間違いない」と話し、反省の言葉を口にしていたということで、今月12日付けで減給3か月の懲戒処分を受けて依願退職しました。
また、埼玉県警察本部は、窃盗の疑いで書類送検していましたが、検察は不起訴にしました。

bogus-simotukareさんからも、下の記事でコメントをいただいています。

たぶんだが、この埼玉県警深谷署の署長は、摂食障害者の万引き常習犯に近い精神状態ではないか(追記あり:「愛情では依存症は治せない」は至言だと思う)

> 「ゼリー1個を買う金がない」なんて事はあり得ないので「深谷署の署長」と同様の話でしょう。懲戒処分しないわけにも行かないでしょうが、「依願退職→再犯に歯止めがきかなくなる」ことを恐れます。しかし「レイプ」のような凶悪犯罪ならともかく、この程度の微罪までマスコミに公表する必要があるんですかね?。俺個人はそうは思いませんが。

私も、報道するに値するかどうかについては、あまりその必要はないのではないかと思いますが、そのあたりの議論はともかく。

この警部補は、上の記事が正しければ、過去にこのような万引きをしていて、それで注意を受けていたということのようですので、それでも改まらなかったのなら、これは完全に病気ですね。まさに「窃盗癖」「クレプトマニア」「万引き依存」ではないか。

それで私が興味深く感じるのが、この警部補が、埼玉県警勤務だということです。埼玉県警の警官なら、上の記事で取り上げた深谷署署長の不祥事のことは知りつくしているはず。この事件はどのようなものだったかといいますと、当時の報道から引用すると

>警察署長、自宅で飲酒後にトイレットペーパー盗んだ疑い

2021年6月3日 12時18分
 
 埼玉県警深谷署の田中敬署長(60)=警視=が5月、商業施設でトイレットペーパーを盗んだとして、県警が窃盗容疑で捜査していることが捜査関係者への取材でわかった。

 署長は容疑を認め、辞職願を提出。県警は3日、減給1カ月の懲戒処分にした。今後、同容疑で書類送検する。署長は同日、依願退職した。

 捜査関係者によると、署長は休日だった5月29日、管外の同県鴻巣市にある自宅などで飲酒。同日夜、深谷市内の官舎へ戻る途中にJR鴻巣駅近くの商業施設に立ち寄った際、トイレ個室からトイレットペーパー5個を盗んだ疑いがもたれている。

 トイレットペーパーを持って個室から出てきた署長を目撃した人が警備員に連絡。施設側が「トイレットペーパーを持っていった男を確保している」と近くの交番に通報し、発覚した。

 署長は飲酒などの影響で腹痛を起こしてトイレに入ったと説明しているといい、トイレットペーパーは予備として個室内に置いてあったものという。

というものです。別の記事によれば、

>県警は2日、窃盗容疑で官舎と自宅を家宅捜索。官舎からは同施設のトイレで盗んだとみられるトイレットペーパー13個が見つかったという。

とのこと。これではどうしようもありません。なおこの2つとも、拙記事で引用した記事の再引用であることをお断りしておきます。

で、ゼリーというのも、生活にどうしても必要なものとも思えないし、また店はこの警部補に警告もしているらしい。それで、昨年に当時の深谷署長によるお話にもならない不祥事を見ていれば、とても万引きなどする気にもならないと思いますが、それでもしてしまって、懲戒処分を受けて依願退職になったわけです。これが依存症というものなのでしょう。一般の人間なら、職場を首にはなりえても、この程度ならマスコミに報道されることはありませんが、警察官なら、幹部でなくても実名は出なくても報道されてしまいます。職を失ったり報道もされたりしては、まさに将来お先真っ暗です。

これもある時点で覚悟を決めて入院をするなど本気で対応しなければいけないのでしょうが、それでもダメな人も大勢いるわけです。

それで、こちらはどれくらいの常習性があるか、継続性はどうかといったところが不明なところもありますが、かなりひどい事件です。

>女性隊員セクハラの海自3曹を懲戒免職処分「悪ふざけで、ほんのいたずらのつもりだった」
[2022年12月22日12時27分]

海上自衛隊佐世保地方総監部(長崎県佐世保市)は22日、後輩の女性隊員に胸や尻を触るなどのセクハラを繰り返したとして、佐世保警備隊の20代男性3等海曹を懲戒免職処分とした。3曹は調査に「悪ふざけで、ほんのいたずらのつもりだった」と話している。

総監部によると、3曹は2020年3月ごろ、佐世保市の居酒屋で女性隊員の胸や尻を約20回触った。一緒にいた同僚が何度も注意したがやめなかった。女性は「嫌な気分だったが、空気を壊すのは悪いと思った」と話しているという。

さらに20年8月ごろには、勤務中に同じ女性の胸を複数回触った。昨年7月、女性の親が通報し、発覚した。

佐世保警備隊の小林知典1等海佐は「指導を徹底し、厳正な規律を維持したい」とのコメントを出した。(共同)

まず私が注目したいのが、これが懲戒免職だということです。こういった事件では、依願退職で済む場合もありますが、海上自衛隊側も、相当悪質であるといわざるを得ないということなのでしょう。そしてさらに興味深いのが、

>一緒にいた同僚が何度も注意したがやめなかった。

というところです。さすがに世の中、注意されたらやめるくらいの常識はたいていの人間はあると思いますが、どうもこの3等陸曹はその程度の常識もなかったらしい。そしてまた女性の方も

>嫌な気分だったが、空気を壊すのは悪いと思った

というのもねえ。遺憾ながらそういう空気が、自衛隊にはまだあるということなのでしょう。警察や消防のような公安系制服公務員の世界には、そういうところがあるということです。それにしても3等陸曹の言い訳が、

>悪ふざけで、ほんのいたずらのつもりだった

というのは、私からすると「また『悪ふざけ』か」ですね。まさに「悪ふざけで、他人に迷惑をかけているんじゃねえよ、クズ野郎」というところです。で、「悪ふざけ」の名のもとに、実にひどいことがいろいろ行われているわけです。以下「ふざけ」もふくみます。

他人に迷惑をかけてそれを自慢する馬鹿(追記あり)

>男子学生は「USJ騒動を見て受けねらいで悪ふざけをした」と話しているという。

「ふざけて」他人にアイロンを押し付たり服に火をつける馬鹿な消防隊員

>和歌山県は14日、県消防学校(和歌山市)初任科生の男性消防士(21)が、同じ初任科生の男性消防士(18)にアイロンをあて、やけどを負わせるなどのいじめを行っていたと発表した。県によると、いじめをしていた消防士は「ふざけていて、やけどさせるつもりはなかった」と説明しているというが、県は刑事告発する方向で、処分も検討する。

消防学校じゃないが、これもひどい不祥事だ

> 大阪府東大阪市消防局は16日、同市の中消防署員2人が、職場の親睦会で後輩の男性消防士(24)の顔を殴るなどの暴行を加え、頬骨骨折の重傷を負わせていたと発表した。
 消防局の聞き取りに対し、2人は殴ったことを認めているという。
 市消防局によると、暴行があったのは同じ隊に所属する隊員5人が2日に開いた親睦会。酒に酔った男性消防士(27)と男性消防士長(28)が、被害男性を複数回殴ったという。7日に被害男性が両親とともに職場を訪れて申告し、発覚した。殴った2人は「悪ふざけがエスカレートした」と理由を説明しているという。 

なにがどうしたらそういう馬鹿なことがなされるのか、さっぱり理解できない(公費で作成した名刺に、キャラクター名

>徳島県と県内24市町村が共同で滞納市町村税の徴収に当たる徳島滞納整理機構が、佐那河内村から派遣された男性職員(28)に対し、実名とは異なる呼称を印字した名刺を支給していたことが分かった。男性職員は不快感を抱いて機構側に抗議し、機構長が名刺を作った職員ら5人を口頭で注意した。いじめとも受け取られかねない行為で、機構の管理責任が問われそうだ。

(中略)

 機構は、名刺は当時所属していた別の職員が業務の一環で作ったと認め、「意思疎通を図り、仲良くやっていくために作った」と釈明。機構長は取材に対し、「悪ふざけが過ぎた残念な事案であり、申し訳ない」と謝罪した。

消防士の不祥事というのも相当に多いと思う(公務員の「いじめ」「暴行」とかの不祥事は相当に不快だ)

>部下に暴行や暴言を繰り返すパワーハラスメントがあったとして、日立市消防本部は5日、職員4人を停職2カ月などの懲戒処分にしたと発表した。4日付。

市消防本部と市人事課によると、4人は多賀消防署に勤務していた昨年1~3月の間、同署勤務だった20代の消防職員男性に対し、ミーティングルームや仮眠室などで、それぞれ個別に太ももを蹴って全治1カ月のけがを負わせたほか、プラスチック製バットで臀部(でんぶ)をたたき、たばこを吸うよう強要するなどしていた。

処分されたのは、停職2カ月が南部消防署の消防司令補(41)と日立消防署の消防司令補(34)、同1カ月が警防課の消防司令(47)、減給1カ月(10分の1)が多賀消防署の消防司令補(42)。

男性の家族から昨年8月、市人事課に調査依頼があり、聞き取り調査などでパワハラ行為を確認した。4人は「ふざけていたつもりだが、度が過ぎていた」と反省の態度を示しているという。星宏隆消防長は「市民の信頼を失う不祥事を起こし、心からおわびする」と陳謝した。

消防だけの話でもありませんが、「ふざけて」「悪ふざけ」で、殴って骨折させるとか、全治1か月のけがをさせる、アイロンを押し付けてやけどをさせるとか、はっきりいってキチガイ沙汰にしか思えませんね。公金でふざけた名刺をつくるなんてのも、お話にもなりません。

で、今回の海上自衛隊の事件は、実質性犯罪と思われますので、単純な暴行ではありませんが、これも一種の性犯罪依存の可能性がありますね。拙ブログで何回も記事にした元NPBの野球選手だった堂上隼人や、Hysteric Blueのナオキ(現・二階堂直樹)性犯罪加害者更生団体を主宰しながら性犯罪を現在進行形で続けていた自称「うずしお先生」らのようなかなりよろしくない性犯罪者(予備軍)になりかねないような気がします。ならなければいいですが、それでもなっちゃうのが、性犯罪依存症の人間です。万引き依存症の人間と同じです。

それにしても今回懲戒免職になった人物が、毎日新聞の記事から引用すれば

>性的衝動ではなく悪ふざけのつもりだったが、軽率で不適切な行動で申し訳ない

と語っているのは、思いっきり「信じかねる」という部分がありますね。「衝動」ではないかもですが、やはりこの人物の好みで、この女性によろしくないことをしているはず。それは間違いないと思います。好みの女性だから、複数回するのです。当たり前でしょう。性犯罪というのは、人間が存在する限りなくなることはありません。そう考えていかないといけないのだとあらためて痛感します。

なお本日土曜日は、本来なら旅行の記事を発表する日なのですが、時事ネタの記事ですので、そのあたりご了解をいただければ幸いです。

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北尾光司(元横綱双羽黒)も、おそらく発達障害があったのではないか(知能はすぐれていたらしいが)

2022-12-23 00:00:00 | スポーツ

C-C-Bのドラム兼ヴォーカルであった笠浩二が亡くなったことによせて、このような記事を執筆しました。

やはり糖尿病は恐ろしい病気だと思う(笠浩二の死に寄せて)(追記あり)

それで、その記事に関連する記事を、bogus-simotukareさんが執筆してくださいました。

糖尿病は怖い病気だが「共存」は「困難でも不可能ではない」と思う(富永一朗、北尾光司の死に寄せて)

で、題名にもありますように、その記事では、元横綱双羽黒である北尾光司が、重度の糖尿病に苦しんだ末亡くなったことが紹介されています。bogus-simotukareさんもご紹介されていますが、その闘病についてを北尾のWikipediaから紹介したいと思います。注釈の番号は削除します(以下同じ)。

>2019年4月の『週刊新潮』の報道によると糖尿病の悪化により2010年代前半から寝たきりに近い状態になり、トイレに行くこともままならなくなり排泄に家族の介助を必要としていたとのこと。死去の6年前には両足首に褥瘡ができ、医師から両足首の切断を勧められたと伝わる。死去する5年前から入院生活を始め、2018年秋から人工透析を始めたという。この頃には糖尿病が末期の段階に進行して目はほとんど見えなくなり、意識も朦朧として娘を認識できなくなっていたという

同年6月28日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」には北尾の夫人が出演し、これまで公には知られることの無かった闘病生活について述懐した。

(中略)

しかし、2003年9月に立浪部屋と和解した直後に、北尾の闘病生活が始まった。日曜大工をしていて右足首に負った擦り傷が何か月たっても治らず、医師の治療を受けても化膿が進んだという。電気ストーブで足が焦げているのに気付かないほど感覚が麻痺、右足を庇って負担がかかった左足にも褥瘡が出来るという形で化膿が広がり、引退後の暴飲暴食が原因した『重度の糖尿病』と診断された。両脚膝下の切断が必要と医師に告げられたが、「切断後に生きる保障も再び歩くことが出来る保障も出来ない」と言われたことや「横綱になった足」であることから夫婦は切断を拒否。そして、別の病院を探したが入院を拒否されたという。その後、夫人は勤務医の仕事を辞めて北尾の自宅介護を続けていたが、椎間板ヘルニアを発症し一人娘の助けなしに介護を続けられなくなってしまった。このため一人娘に進学を断念させることにもなってしまった。こういったことから北尾は「俺、生きてていいのか」と何度も自殺未遂を繰り返し、夫人は24時間夫から目が離せない日々を過ごすこととなった。そして遂には腎機能が衰え、最後の入院となった。北尾はこの入院中(死の2年前)視力も記憶も失っていく中で「自分は骨にならないと家には帰れないから、撮っておけ」とビデオで自分の姿を撮影するよう求めており、そのビデオの内容も番組中で放送された

引退後の暴飲暴食がたたったとはあります。それで、北尾に関するさまざまな(よろしくない)エピソードをまとめてみますと・・・

度重なるトラブル

しかし、父親が建設会社の取締役で北尾はその一人息子として甘やかされて育てられたためか、少しでも厳しい稽古をさせると「痛い、痛い」と音を上げる癖があった[5]。さらに口癖のように「故郷へ帰らせてもらいます」と発言し、6代立浪も北尾に対してではなく稽古を付けた兄弟子を注意する始末だった黒姫山はこれに関して「幕下までは技術面に関しては手取り足取り教えますけど、関取になってからは口を出すこともない。ましてや私生活の面は、稽古が終われば僕たち親方衆は自宅へ帰ってしまいますから分かりませんからね。そのうち気が付けば、師匠が北尾に対して、腫れ物に触るかのような接し方をするようになっていて、僕らからも何も言えなくなってしまった」と後年語っている。そして、椎間板ヘルニアで途中休場して入院した時は、6代立浪への不信感を抱いて本当に故郷へ帰ってしまった。これに怒った父親が北尾を追い返すと、6代立浪は罰として一年間の便所掃除を命じた。さらに鞭打ち症で途中休場して伊豆へ温泉治療に行った際には、伊豆で廃業を決意して友人の家に行ったが立浪にすぐ発見され、懇々と諭されて連れ戻された。酷い時は稽古をサボって喫茶店に行くこともあったが、6代立浪が注意しないために誰もが見て見ぬふりをしていた。だが、高砂部屋への出稽古通いや隠れ稽古に関しては絶対に欠かさなかったという

(中略)

師匠らと衝突、突然の廃業

1987年12月27日6代立浪との若い衆に関する意見の対立から部屋を脱走、そのまま「(破門同然の)廃業」という事態になった。

発端は、同日の夜に部屋の若い衆が「『あんなちゃんこが食えるか』と横綱(双羽黒)が言っている」と6代立浪に言いつけたことだった。6代立浪の主張によれば、ちゃんこの味付けについて立浪と大喧嘩した北尾は、仲裁に入った女将を突き飛ばし、「二度と戻らない」と言って部屋を出て行ったという。立浪は「絶対に許せない」「(「もう双羽黒は土俵に上がらないという結論になるのかという質問に)そういう風になると思う」と述べ怒りをあらわにした。一方、12月30日夜のニュースステーションでは、「立浪親方夫人を殴ったというのは事実無根」という双羽黒の談話を伝えた。後年の北尾の著書では「ちゃんこが美味い・不味いの問題ではなく、若い衆が料理を作れないほどたるんでいることで、日頃から親方に再三指導するよう求めてきた。その日もその事を言ったら全く取り合ってもらえず、果てには逆に若い衆に謝罪するよう求められた。それが納得できず、部屋脱走を試みるも女将が止めに入ったため、それを振り切る形で部屋を後にした。すると親方がそれを見て『暴力を振るった』と新聞記者を煽って大騒ぎになった」と主張している。

北尾に対する酷評

北尾の数年前に全日本プロレスでデビューした輪島(第54代横綱)にも同様の特別待遇が見られた。38歳でのプロレス転向を「無謀」であるとすら言われていたが、輪島本人は横綱のプライドを捨てて努力をしており、大相撲ファンからも同情されて温かい目で見守られた。しかし北尾は20代半ばと若く、下積みの努力をすれば本格的なレスラーとしても通用すると認識されていただけに、相撲廃業時と同様に厳しい目に晒される結果となった。

大相撲廃業前から稽古嫌いで有名だったが、プロレス転向後もアメリカではみっちり鍛えたものの、帰国後は練習を嫌がりたびたびトラブルを起こしたほどだった。

(中略)

北尾は受け身の技術に難があったため、特定の技をかけられることを極度に嫌い、これが技を受けない姿勢に拍車をかけた。そしてある試合中、ブレーンバスターをかけられた際に恐怖心から無理な体勢で着地して腰を強打、負傷する。このアクシデントの後、北尾は「今日は腰が痛い」「体調が良くない」など理由をつけては練習をサボるようになり、また地方巡業に帯同しながらも決まっていた試合を当日になって突然欠場を申し入れたりするなど、大相撲時代と同様の「練習嫌いの問題児」の悪名を響かせ始めた。

その後、新日本の現場責任者とマッチメイカーを務めていた長州力と激しく対立すると、北尾のあまりに怠慢な態度に業を煮やした長州が発した「プロレスラーは常に多少なりとも故障を抱えて試合に臨んでいる。フロントがどう言おうと、練習しない奴は試合で使わない」という言葉に対し、北尾は「何か文句があるなら勝負(喧嘩)して、負けたら言うことを聞く」「怖いのか?この朝鮮人野郎!」という度を過ぎた暴言、さらには民族差別発言によって新日本プロレスから契約解除を言い渡された。

北尾が辞める際には当時社長だった坂口征二が同席しての記者会見が開かれ、

  1. デビューは新日本プロレスだが実際には所属選手ではなく専属フリー契約扱い(「アームズ」という芸能事務所に在籍)だった。
  2. そのために北尾は新日本の社員として扱われる他の所属選手と違って、個別にフロントとの交渉を行っていた。
  3. 待遇面に関しても新人選手ではなく所属選手と同等、もしくはそれ以上の扱いを受けていた。

など数々の内部事情が明らかにされた。それらの情報を公表した新日本は「トラブルなどによる解雇ではなく、本人の十分な同意を得た円満退社」という旨のコメントを出している。長州は後にインタビュー記事で、「どの団体が獲得しても、北尾は必ず同じトラブルを起こすぞ」という旨の発言をしており、それはさほど時を要さず現実のものとなってしまった。

SWS移籍

(前略)

この試合では北尾は試合当初から不満げな表情を浮かべ、プロレスの試合を組み立てようとするテンタに対しロックアップすらせず、目潰しのポーズをとって威嚇する俗にいう「シュート」を仕掛けた。この目に余る態度にテンタは激高、逆に北尾をレスリングの技術で投げ飛ばし優勢に立つ。その後、攻めあぐねた北尾は実際に目潰し(未遂)を行い(サミングではなく人差し指と中指を突き出した非常に危険な行為。テンタが避けたため未遂に終わる)試合は完全に進行不能となる。そのまま両者ともに臨戦ポーズをとりながらにらみ合いの硬直状態が続くが、注意へ近づいたレフェリーに北尾がローキックを浴びせ直後に反則負けが宣告された。

北尾は反則負けを宣せられた挙句、リングを降りて手にしたマイクでテンタに向かって「八百長野郎この野郎!!八百長ばっかりやりやがって!」と発言。さらに観客に向かって「お前らこんなもの見て面白いのか!」と叫んだ。観客の前でプロレス業界における「禁句」を連呼するという北尾の姿はプロレス業界全体を騒然とさせたが、北尾本人はこの直後に満足気な態度で「どうだ、盛り上がっただろう?」と話している

その後は「北尾事件」としてプロレス誌だけでなく一般週刊誌もスキャンダラスに報じ、天龍が「この件は私の不徳と致すところ」と当時就いていた3つの役職(取締役・「レボリューション」道場主・理事会長)に関し、田中八郎社長に辞表を提出(田中は慰留した)。ザ・グレート・カブキが「北尾の復帰戦はオレがやってやるよ!」と発言するなど、波紋と代償は大きかった。団体側は一旦北尾に謹慎を命じたものの、内外から批判が渦巻いたことで事態を重視し、ついに北尾を解雇する決断を下した。この決定には北尾も「仕方がありません」と受け入れざるを得なかった。

北尾の没後、当時控室にいた船木誠勝が動画サイトで舞台裏を証言している。それによると、試合直後の控室で一連の言動を注意した現場監督の田中社長夫人に対し、北尾が罵声を浴びせた上に椅子を投げつける暴挙に及んだという。椅子が直撃していれば怪我では済まなかったこの行為に、船木は例の発言よりも悪質だったと述べている。また田中社長本人はこの日を境にレスラーへの態度を一変させてしまったという。また現場に居合わせた谷津嘉章も同様の発言をしている。また北尾は、マッチメイクを行ったカブキに不満をぶちまけていたという。この件については当時は報じられていなかった。

なお、藤原喜明の証言によると、SWSサイドでは北尾を一旦解雇した後、プロフェッショナルレスリング藤原組のリングで復帰させるプランを考えており、田中社長同席のもと、藤原が北尾と面談したが、北尾が挨拶もそこそこにノートパソコンを取り出し「私はこう言う感じで(試合を)やりたい」と自分の売り出し方をプレゼンテーションし始めたので、呆れた藤原がその場で帰ってしまい藤原組での復帰は無くなったという

新日本プロレス、SWSと立て続けに解雇となったことで、大相撲だけではなくプロレス界でも「復帰は難しい情勢であり、事実上の永久追放」と見る関係者も多かった。

このあとは、さすがに北尾も、ある程度反省したのか年齢とともにそれなりの社会常識を身につけてきたのか、ある程度態度ほかも改善されたようですが、こんなことをやらかしていたら、それはとても世の中やっていけません。そして彼は、そういう人生を送ってしまったわけです。

で、北尾には、次のようなエピソードも報じられています。やはりWikipediaより。

>退任後、宴席で同席した相撲関係者が尋ねたところ、岐阜県関市でナイフのデザイナーをしていると答えたという。

>2019年4月に『週刊新潮』の取材に応じた娘の述懐によると、娘が物心つく頃には既に角界やプロレス・格闘技界とは完全に関係を断っており、角界時代からの趣味であるエアガンやナイフ、日本刀などの蒐集に傾注しながら、ナイフマガジンなどの趣味雑誌への寄稿やパソコン関係の在宅ワークなど、一般世間からも距離を置いた事業によって生計を立てていたという。

つまり北尾という人は、そのような才能がある人だということです。彼は、いわゆる学歴がある人間ではない。中卒です。中学卒業と同時に立浪部屋に入門しています。事実Wikipediaにも、

>力士にしては冗舌で、はきはきと答え、仕入れた栄養学などの知識も得意げに披歴した。一方、批判を受けると雄弁に主義主張を展開する一面があった

>当時としては珍しくパソコンが趣味だったこともあって「新人類」という異名が付けられていたファミコンにのめりこみ赤ずきんチャチャを愛読するなど、角界の常識では測れない多趣味の持ち主であった。

とあります。おそらくですが、北尾は物事を学ぶ能力はかなり優秀だったのではないか。彼の知能指数はたぶん高かったのではないかと思います。が、彼には、おそらく発達障害があって、他人とうまく付き合うという能力がきわめて低かったのでしょう。彼に対してなんとかしたほうがいいと説得した人数知れずでしょうが、理由や過程はともかく、彼はそういった他人の期待を徹底的に裏切ってしまったわけです。

 正直大相撲引退の引き金になった例のちゃんこの事件だって、真相はわからない部分があるし、北尾に全く責任がないということはないとしても、言われるほど彼が悪かったわけではないという可能性も十分ありえます。が、ほかがあまりによろしくなさ過ぎて、とてもそんな話が通用する次元ではなかった。それは彼の不徳のいたすところというやつで仕方ないことでしょうが、でも発達障害とかそういうことが極端になると、ここまでひどい事態になることすらあるということなのでしょう。それもまた困ったことです。

また、これは必ずしも北尾だけが悪いということでもないのでしょうが、彼が若手の際に、師匠らがきわめて彼に甘い態度で接したということも、後のことを考えればきわめてよろしくなかったといわざるを得なかったのでしょう。どうも北尾は、そういった特段の配慮でさらに勘違いしてしまったところがありそうです。どうもこれ、北京五輪直前に、

>酒に酔って俳優・渡瀬恒彦の運転手に暴行、後遺症が残る怪我を負わせたが、金メダル候補ということもあり内密に示談した

というお話にもならない不祥事をしでかして、まさに特段の配慮で示談で済んだにもかかわらず、どうも自分は治外法権の人間であるというような勘違いをして(ご当人は否定するのでしょうが、まあそういうことでしょう)、指導者になったら性犯罪までしてしまった内柴正人に近いものがなかったか。内柴も、なんらかの発達障害、ことによったら精神障害かもしれませんが、そういうものがあるのではないかと感じます。なお上の引用は、内柴のWikipediaより。この件の詳細は、Wikipedia「内柴事件」を参照してください。私もこの件で、以前記事を書いたことがあります。

それはちょっと違うんじゃないのと思う。また、JOCも全柔連も、内柴を注意しなかったろ

その記事でも指摘しましたように、内柴の国士舘と全日本の双方での師匠でもある斉藤仁(故人)も、内柴の出身校である国士舘大学や所属先だった旭化成の関係者だって、内柴がよろしくない人間であることはよく理解していたはずだし、彼を知る人間やその周囲では公然だったはず。とくに内柴が女子柔道の指導者になるということは、「それは絶対まずい」と考えた関係者もいたはず(相当な数いたのでは?)。が、おそらくですが、内柴に本気で注意した人はいなかったのでしょう。内柴は柔道家としてはまさに最高の選手だったし、まさに実績が、彼に注意することを妨げたのでしょう。そしてそれは、北尾も同じようなものでしょう。

たいていの人間は、北尾や内柴ほど馬鹿なことはしないのですが、そしてそういう馬鹿なことをしたらそれ相応の報いがあるのですが、どうもある時点まで北尾も内柴も、本気で後悔するという報いがなかったのでしょう。それらが、彼らの非常識極まりない行動や性犯罪にまで至ってしまった大きな要因だと思います。北尾は、長きにわたって自分の姿を消すことで社会生活を送る羽目になったし、内柴は実刑判決を受けて服役までしました。しかも判決(懲役5年)は、求刑通りのものであり、つまりは裁判官もこの事件をいろいろな意味できわめてよろしくないものであると認識したということです。大相撲の場合、師匠の親方が満足な注意をできなかったら、あとはタニマチとかそうでなければほかの親方らくらいしか注意できる人間はいないのでしょうが、それもできない相談だったのでしょう。スポーツ選手としての実績とその人間性には何の関係もありませんが、あまりにひどい人間が指導者になると、お話にもならない事態にもなりかねない。北尾は、晩年少し指導をした際にはかなりまともなものだったようですが、そのあたり彼なりに「あれはまずかった」という思いもあったのでしょう。内柴はどうか。彼も指導はしているようですが。

この記事は、bogus-simotukareさんの記事からヒントをいただきました。感謝を申し上げます。

コメント (2)
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さすがにこれには驚いた(高見知佳の死)

2022-12-22 00:00:00 | 映画

最近芸能人の訃報の記事ばかり書いているような気もしますが、これにはさすがに驚きました。

>高見知佳さん死去、60歳 アイドル歌手として「くちびるヌード」などヒット、7月参院選に出馬
[2022年12月21日15時51分]

元アイドルの高見知佳さんが21日午後、愛媛県新居浜市内の病院で死去した。60歳。関係者によると「最初は子宮がんと診断され、その後、肺に転移したと聞いています」としている。

高見さんは、16歳でアイドル歌手としてデビュー。「くちびるヌード」などのヒット曲で知られ、映画やドラマ、バラエティーなどで長く活躍したが、2001年(平13)の結婚と沖縄移住を機に芸能界を引退。離婚、シングルマザーとして子育てを経験し、4年前に母(90)の介護のため、ふるさと新居浜市へ戻り、イベントの司会などを務めていた。

今年7月の参院選では愛媛選挙区(改選定数1)から立憲民主党の推薦を受け、無所属で出馬したが落選していた。「国民に不安を抱かせる政治を変えたい」と決意。選挙戦では「みなさんの暮らしの中で困っているという声を受け止めています。この切実な声を国政に届けたい」と訴えていた。

永江孝子参院議員によると、今年10月には次の選挙に出ると準備を進めていたが、本人が不調を訴えたので病院に行ったようです。永江議員は「本当にとても残念です。芸能界の荒波を乗り越えた方でしたが、シングルマザーとしても頑張り、介護にも真摯(しんし)に向き合っていた。選挙の際も相当しんどい仕事を引き受けていただき、頑張っておられました。落選後も次の選挙へ向けて頑張っていました。本当に悔しいです」と話した。

上の記事自体がやや文章が混乱していますが(「今年10月には次の選挙に出ると準備を進めていたが、本人が不調を訴えたので病院に行ったようです」のあたり)、それはともかく。

私特に高見知佳のファンというわけでもないのですが、そして彼女の出たドラマや映画をそんなに観ているわけでもないのですが、やはり私が印象に残るのは、『江戸川乱歩の美女シリーズ』の二代目文代役ですかね。明智小五郎の助手である文代(原作では明智と結婚しますが、美女シリーズでは秘書兼助手)は、初代(第1作 - 第19作)が五十嵐めぐみ、2代目が彼女(第20作 - 第23作)、3代目が藤吉久美子(第24作・第25作)で、ここで主演の天知茂が急死してしまい、以後北大路欣也ヴァージョンが佐藤万理(第1作 - 第4作)、高見恭子(第5作・第6作)であり、ラストの西郷輝彦ヴァージョンが、星遙子(現・星よう子)が担当しました。つまり、計6名が演じているというわけですかね。

作品の質も高く、また長く担当していたせいもあり、このシリーズの文代役というと、どうしても五十嵐めぐみのイメージが強いですが、高見も4作品担当しているわけです。1983年から84年にかけての放送であり(20作目は、83年の1月1日の放送ですので、撮影は82年ということになります)、私も観ていますが、やや五十嵐の後継というと、少し荷が重かったですかね。なお五十嵐は、もともと天知茂が経営していた芸能プロダクションに所属していまして、現段階所属しているというプロダクションは、Wikipediaから引用すれば、

>担当マネージャーであった吉川愛美と独立して現在の所属事務所でもある愛企画に移籍した。愛企画には宅麻伸も所属している。

とあります(注釈ほかは削除)。実は、このブログで、わりと多くのアクセスをいただいている記事でふれた件ですが、北原遥子(本名・吉田由美子)を、無理にテレビドラマの撮影に誘って宝塚歌劇団から追い出されるきっかけとなった人が、上にある吉川愛美であり、その撮影時彼女の相手役になった俳優が、件の宅間だったわけです。

世の中ここまでひどい迷惑をうける人がいる(北原遥子のこと)

なにがどうしてそうなったのかは定かでありませんが、あまりに迷惑すぎてお話にもなりません。なお宅間も天知茂の弟子であり、「美女シリーズ」にもちょいちょい出演していました。天知氏は、そういう雰囲気でもありませんが、実はわりと面倒見のいい人だったとのこと。つまりは、「愛企画」というところは、天知の会社の後継の会社の位置づけと言った過言でないわけです。

さて、高見は1962年生まれということで、過日私が記事にした渡辺徹笠浩二と言った人たちと同じくらいの年齢です。渡辺は1961年生まれ、笠は同じ62年生まれです。

やはり人工透析まで行くとかなりまずい(渡辺徹の死に寄せて)

当然といえば当然だが、渡辺徹の早逝の原因は、大食いだけでなく、休むべき時に休まなかったことだろうと思う(たぶん同じ年の生まれの香川伸行も同じ)

やはり糖尿病は恐ろしい病気だと思う(笠浩二の死に寄せて)(追記あり)

渡辺とか笠の死は、糖尿病などが悪化したことによる合併症や人工透析などで体に負担がかかったことによる死ですが、上の記事によると、高見の場合、10月に体調の不良を訴え(それ以前から、やや体調不良を感じていたのかもしれませんが)、それから2か月くらいの命だったわけです。うーん、7月に国会議員に立候補した人が10月に病に倒れ、その2か月後にお亡くなりになるというのもねえ。選挙から、半年にも満たない命だったわけです。

治療が悪かったのか、そのあたりはわかりませんが、さすがに病に倒れて余命2ヶ月は短すぎます。本当に気の毒です。それにしてもねえ、彼女選挙に出るにあたって、たぶんメディカルチェックも受けていたはずで、その時はこれといった問題がなかったのでしょうか。多分そうなのでしょうが、それもどうかです。

それで思うに、あるいはもっと以前からそうなのかもですが、人間60歳くらいになると、いつ死んでもおかしくはないなと痛感させられますね。渡辺徹は、自他ともに認める暴飲暴食ぶりだったようだし、笠浩二も体調は以前からよくなかったようですが、彼女はそうでもないはず。こちらの表によると、男女総計では、死因としては、15歳から39歳までは、自殺が一番多い死因であり、男性は44歳までそうであり、女性は30歳以上は悪性新生物(がん)が最多の死因になります。当たり前ですが、人間年齢を重ねると、加速度的に死亡率が上がる。

そういうことを考えると、やはり可能なうちにいろいろとやるべきことをやっておくべきだと痛感しますね。やはり人間60歳くらいでは死にたくない。仕事でなくても、映画も見たいし旅行も行きたい、社会問題についていろいろなことも語りたいし、美女の探求も続けないといけません。しかし人間いつ死ぬかわかりませんから、可能な限りいろいろとやって行こうと思います。

高見知佳さんのご冥福を祈ってこの記事を終えます。なお写真は、美女シリーズの、彼女が出演した第1作「天使と悪魔の美女」のフロントクレジットと、彼女の初登場シーンです。正月の放送なので晴れ着です。とうぜんこれは、視聴者サービスでもあるし、また彼女へのサービスでもあったのでしょう。手元にあったDVDからのキャプチャー画面です。

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