マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

バリ島巡礼…その⑤

2013-04-18 10:51:13 | 私のこと
巡礼の旅。
それは、旅する日々で、信仰を強め深める旅です。

信仰とは。  お人を信頼するとは。
それは、相手の日々日常の言動から、信頼を増すものです。
「どんな時にも変わらないあの方って、素敵ね!」 なんてことから始まりますよね。

神への信仰も そして お人への信頼も、 同じです。 
相手を深く知っていくことで…信仰も信頼も始まります。 ですよね!


今日の訪問先は・・・

中学と高校生の寄宿舎。   『神学校』

この門の先は…『神聖なる場所』   
        男子中学生高校生・150人ほどの共同生活の場所です。

校内を案内下さるのは先生。

1960年代の中国文化大革命後…
「中国で宣教活動をしていた神父様たちは、中国から追放されて、アジアの各国へ散らばりました。」
そんな時代に、バリ島に移り、神学校を建設した   
      『神言会』 アメリカ人司祭

私たちの『聖書通読会』を長年に渡り指導して下さった、『淳心会』司祭様。
 ・・・同様に。中国から追放されて日本へ渡った・ベルギー人神父です。 100歳の今もお元気です。

案内下さる先生の言葉が続きます。


「12歳で、自ら司祭になることを志願して…親元を離れます」
      『中学生たちの寝室』

中学生たち…まだまだ親元で甘えたい年齢です。   
        親御さんの愛情を感じます。それぞれのベットカバーのかわいらしさ  
そして
親御様たち…まだまだ幼いわが子を手放すには、悲しみを乗り越えなければなりません。


甘えも悲しみも乗り越える、親子の信仰。

親子の心情を想い涙が出ます
   高い志を支える足。  『中学生の靴靴』

”頑張って下さい!”   只々、頭が下がります


 寝室が並ぶ廊下から…   『外の景色』

外に住む母を想い父を想い・・・。    目をやれば…美しい海。
                  楽しかった父母との日々を思い出すことでしょう!

「規則正しく、勉学に励みます。」 と先生。

正に聖地です。    『神学校教室』

150人の生徒は、6学年なのでしょうか?   聞き忘れました。

「年間で、卒業する生徒の中で、司祭になる生徒は10人ほどです。」と。 立派です。

努力と研鑽の日々を重ねて卒業。

それでも
「司祭への希望があっても…司祭に向かないと判断した生徒さんには、学年途中で、他の学校に移っていただくのです。」 厳しいです。


少しでも高い場所は涼しいからでしょうか?  『3階の体育館』

                    爽やかな風が通り抜けます。
私たちの信仰は・・・
中学生の頃から…「神のために。お人のために。」と我が身を捧げる青年たちの信仰に、支えられています。


12時45分。
各教室から・・・
中学生 そして 高校生。 聖堂に集まってきます。

低学年生徒の赤い服と白の半ズボン。 高学年生徒は自由服。 体もだんだんと大きくなって…。
   静寂。沈黙。        順次…ひざまづき、祈っておられます。
聖堂に先生も生徒も全員集合。        私は写真。不謹慎極まりなく
全員で・・・    『昼の祈り』
唱和が美しい。              感動です。


私たち巡礼団長司祭の   『説教・お話』

「今日…皆さんの学校を訪問させて頂け、感謝します・・・・。」等等。現地語でのお説教です。

神父様の報告。「皆様に、お土産を持ってきました。」と。
    10個のサッカーボールの土産。大喜びして頂けました  良かった!嬉しい!
巡礼団員8名。 最後席で、『昼の祈り』 に参加です。


御招待を受けました。
    「生徒たちと、昼食をご一緒に!」 
高学年生用食堂。 着ている洋服で分かります。


生徒さん全員の声がそろって美しい。   『食前の祈り』

一人の先唱の生徒に続き…全生徒の唱和
                  若い青年たちの声は素敵です。


成長盛りの中高生。 栄養たっぷりの
     『野菜料理 と 揚げ魚のあんかけ』


ご飯もたっぷり。
    「いただきます!」  

     本当においしいです。          おかわりをした私です
成長期の青年の体と心を支える大切な食事。
    作るのは…若く美しく笑顔の絶えない 修道女でした。  
  只々。 ここでも、「よろしくお願いしますね!」と。 頭を下げました

食後・・・

生徒全員で…。    『歓迎の歌です!』

「日本の歌を練習しました。」 生徒さん全員で歌ってくださる 『五輪真弓の歌』。 
他に2曲。 1曲は、独唱で、マリア様の歌でした。
聞きながら・・
『聖句』を、思い出していました。

『信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。』
                ヘブライ人への手紙 11章1節
信仰 とか お人を信頼する とか。
それは、相手の日々日常の言動から、信頼を増すものです。
「どんな時にも変わらないあの方って、素敵ね!」 なんてことから始まりますよね。

そして今日。
若い、神学校に学ぶ生徒さんたちの信仰深いお姿を見せて頂きまして…
私は、『望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認。』。  信仰を深めることができました。


以上。
神学校訪問のご報告でした。 一部です。

「若き青年たちの健康が守られ、若き青年たちの高い志が実を結びますように!」 
    心からお祈り申し上げました。  心より感謝申し上げました


皆様!
ご訪問に感謝いたします。 世界は、世の中は、平和は、若い人たちの高い志で支えられています。 若い青年たちの志を応援していきましょう!




        

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