マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。』 『定められた時は迫っています。』 そして 『時は満ち、神のくには近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。』

2018-01-21 10:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
今日は1月21日。日曜日。安息日です。

都合で・・・   『隣の教会』
 
こちらの教会の方が、私の教会より、我が家から近い

沢山の知り合いと久しぶりの再会で、ミサ後のお茶タイム、話が弾んだ。 
各教会の色があるものです。たまには、他教会訪問もいいものですね。


そして。

今日は、年間第三主日。

主日ミサでは、『第一朗読』『第二朗読』『福音書』、聖書の三つの箇所が読まれます。
三つの箇所は関連しており、司式司祭が説教で、その『関連』をひも解かれるのです。
         それを拝聴するのがとても楽しみの私です。

  今日の司式司祭の、『関連ポイント』は『御言葉の力』でした。


まずは一つ目。

『今日の第一朗読 ニネベの人々の改心』

『主の言葉が預言者ヨナの臨んだ。
「さあ、大いなる都ニネベに行って、わたしがお前に語る言葉を告げよ。」

ヨナは主の命令どおり、直ちにニネベに行った。そして言った。
 
『ヨナの預言』 
 
  「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」

すると、
ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。

神は、彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直されて、宣告した災いをくだすのをやめられた。』
           ヨナ書 3章1-10節

神は、極悪非道な振る舞いをしていたニネベを、滅ぼすどころか、赦されるのです。
ヨナは、自分が想像していた神のなさり方と『神のなさり方』が一致せず、神の思いを受け入れられないのです。

しかし、
神は、”『神の言葉』を告げよ!”と、ヨナに命令します。

  ヨナは、『神の言葉』を聞くニネベの人々が、すぐに神を信じ、すぐに改心する姿を見ます。
  ヨナは、『神の御言葉』には、”何と力強さがあることか!”、と気づくのです。

   ニネベの人々は、『神の御言葉』を聞き、瞬時に、回心しました。

次に。二つ目。

『今日の第二朗読 使徒パウロの説教』

『兄弟たち、わたしはこう言いたい。
   定められた時は迫っています。

今からは、妻のある人はない人のように、泣く人は泣かない人のように、
喜ぶ人は喜ばない人のように、世の事にかかわっている人は、かかわりのない人のようにすべきです。
   この世の有様は過ぎ去るからです。 
    使徒パウロのコリントの教会への手紙 7章29-31節

   『パウロの言葉』:『定められた時は迫っています。』
『定められた時』とは・・・
ある人には『救いの時』です。ある人には『イエスに出会う時』です。ある人は『裁きの時』と考えるでしょう。

  パウロは、『定められた時』が迫っているので・・・
今ある状態を捨てろと言うのではなく、今ある状態を超えて、『主を愛し、主を迎えなさい』と言うのです。

  すべてこの世のものは過ぎ去るのですが、『神の御言葉』だけは永遠に残るのです。


そして。三つ目。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べ伝えて、
「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。」と言われた。

イエスは、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、船の中で網の手入れをしているのを御覧になると、
すぐに彼らをお呼びになった。
 「わたしについてきなさい。人間をとる漁師にしよう。」
 
 
この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に残して、イエスの後について行った。』
               マルコ福音書 1章14-20節

   イエスの宣べる『神の福音』は『改心しなさい。神の国は近づいた。』です。
  人々は、『改心の力』が、『御言葉』から与えられることを経験するのです。


  二人の漁師も、『イエスの言葉』を聞いた時に、瞬時に、『回心の力』が与えられたのです。

そして。
現代。

  私たちキリスト者は、この新しい2018年が・・・
『御言葉』を聞き、『御言葉』に従って行く一年であるように祈りましょう!
           司式司祭様の祈りでした。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
いかが日曜日をお過ごしでしたか? 続く1週間への力が充電できましたか? お元気で!