マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

外国旅行

2010-09-30 16:42:42 | 父の日。母の日。結婚記念日。

海に浮かぶモン・サン=ミッシェル修道院   (世界遺産)


人類が、信仰心の証として建てた数々の建築物。

建築物の中で、実際に、信仰生活が営まれていた建築物。
先人達が、当たり前の日常生活を営んでいた、今も営む、信仰の証の建築物や町並み。


そんな建築物や町並みを見るのが大好きです。 いつか訪ねたいモン・サン=ミッシェル修道院。


モンサンミシェルを中心に岩山に貼り付くように建つ家々。 (モンサンミシェルの中の模型)

不便を承知で・・あえて・・”ここでなければ”と生活する人々。


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今日、松本→大阪間高速バス、に乗りました。


松本バスターミナルから、一人の70才台(?)の中国人男性が乗ってきた。
見送り人は、日本人夫と中国人妻の初老夫婦。 私の前席に男性を座わらせた。

妻は、たどたどしい日本語で私に向かって、「よろしくお願いします。この人日本語出来ません。」
夫は、頭を下げながら私に向かって、「よろしくお願い致します。千里ニュータウンでおりますので。」

最近話題になっている、豪華大型客船をチャーターして福岡に日本製品を大量に買い込みに来る、中国人買い物集団。
そんな金持ち中国集団とはまるで違う、素朴な夫婦と男性。
兄が中国からはるばる松本の妹に会いに、『外国旅行』、をしてきたという感じでした。

私は、日中友好草の根運動よろしく、男性に声かけをしました。
中国語は全く分からないのだから、日本語です。

「お茶はいかがですか?」「コーヒーはいかがですか?」 サービスの飲み物を私が飲む度に、お声かけをした。
男性もニコニコと返事をします。中国語です。ほんの一言二言です。

「休憩停車ですよ。10分ですよ。お手洗いはあちらですよ。」デスチャーと日本語。
ニコニコ顔の返事も変わりません。

千里ニュータウンに着いたのですが、駅にはだれも来ていません。 遅れたのでしょう。
「心配いりませんよ。この椅子に座って待っていてくださいね。」バス停に設置されたベンチに案内しました。

最後まで日本語と中国語での交流。言葉は違っていても・・お互いを思う心は同じ。 だったと信じたい。



   一時の見知らぬ外国の方との交流でした。
外国旅行が世界の人々に広がった今の世の中。 一生の思い出となるような『外国旅行』をしたいものです。


亭主元気で留守がいい?

2010-09-30 07:45:27 | 父の日。母の日。結婚記念日。

世界一の散歩道と云われる:『ニュージーランド・ミルフォード』


10年いや15年ほど前から・・
 登山相棒と、”いつか登りたい~”、憧れ続けているニュージーランド・ミルフォード。

8年程前・・こちらは憧れではなく・・ニュージーランドを巡っての事実のstory。


『STORY』
第1ステージ
 定年になった夫がニュージーランド旅行の計画をたてた。
 夫婦は話さずとも私の憧れ=ミルフォード登山=が実現されていくのだ。と大感激
第2ステージ
 現実は甘くなかった。夫婦のニュージランドへの憧れは全くの別物。と判明。
 夫はダイジェスト版のようにニュージーランド全土の主なるところを駆け巡る旅をしたい。
 私はダイジェスト版旅には全く興味がない。ニュージーランドはミルフォード登山のみでOK


   夫婦のニュージランドへの思いが譲れないままに・・8年が過ぎました。


そして迎えた第3ステージ
 夫は友人と、只今、希望通りに、ニュージランド・ダイジェスト旅行中。「亭主元気で留守がいい?」と、只今、おひとり様の私。
 私は100名山制覇女史と長年の登山相棒と、ミルフォード登山が実現しそうです。いつのことやら? でも希望の火がついて嬉しい!


定年後の老境時代夫婦に・・・
 譲り合い=一方が自分の望みをあきらめる=はもったいないかもしれません。いや!ないない

譲り合いしていては・・・
 自分の夢をかなえるに必要な時間が残されていない現実があるのです。 厳しい現実です