マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

大学初受業

2008-04-16 21:23:28 | 父の日。母の日。結婚記念日。
  文学部哲学科の初めての授業がありました。

8時40分:授業開始の8時50分の10分前に、教室に入りました。
教室は、新しくなった文学部の新しい教室で、机も椅子も新しくピカピカでした
すでに殆どの生徒が席に着いていました。初日でしたので、先生より送れて来る人はいません。
男子学生11人。女子学生5人。社会人男性(西洋画史の文筆者)。社会人女性(私)。
計18人。 皆まじめです!!  おばさんの私も、すんなりと受け入れてくれました!

8時52分:先生入室
教授は教室に入るなり、
「私は、森田毅です。毅の名は、私の実家の近所に、かの有名な犬飼毅の家があったので、両親がその名をもらって命名したのです。」とだけ自己紹介なさり、授業の始まりとなりました。

「17世紀の古典的な哲学者のデカルト、パスカル、スピノザ、ライプニッツらを主題にして、講義をします。」 との講義の概要と目標についての詳しい話しがありました。

続けて、デカルト、パスカル、スピノザ、ライプニッツについての詳しい説明。
彼等から発達する、現代哲学の説明。

そして「講義の課題」 として、5項目について、詳しく話されました。

続けて、「授業計画」、「講義で使う主な哲学者とその古典的著作」の、詳しい説明がありました。

10時10分:「続きの話しをしていたら、授業終わりの20分まででは、中途半端になりますので、今日はこれで終わります。」

来週の予定が話されました。
「来週は、デカルトの「省察」についての講義です。」
「講義は、一方的に私が話すのではなく、私が話している間にもどんどん手を挙げて、私の話を止めて、質問、反対意見、同意意見、自分の考えをどんどん述べて頂き、デカルトとエリザベトの往復書簡のように、僕と君たちの『交換講義』にします。
来週までに、デカルトの『省察』を読んでくること。
できれば『情念論』 と『デカルトとエリザベトの往復書簡』 も来週までに読み終えておくように。」

「出席簿」の意味も兼ねてと、日付と生徒番号と名前と今日の授業への質問や感想を簡単に書いた 「用紙」を、最後に提出させられました。
「用紙」 は講義の終わりに、毎回提出となります。

あっという間の、1時間20分でした。 「講義の課題」も、私の興味そのもののようです。
娘に推薦された哲学入門書2冊と、自分で選んだ2冊を読み終えていたので、先生の講義を、良く理解でき、一安心でした。
来週までに、少なくとも 『省察』を読み終え、『交換講義』に立ち向かえるようにしなくてはなりません。
朝の7時過ぎに、電車に乗り大学に向かうのは、忘れていた緊張感を味わい、とても新鮮で楽しいことでした。 
””さ~~てと・・・ 勉強をしなくちゃァ~””