東急電鉄では東横線直通運転開始に伴い、東口・旧東急文化会館跡地で複合高層ビルの建設を進めており、新渋谷駅を今後グループの「重要な拠点」に位置付け、開発を進めていく方針だ。
新渋谷駅は、ホーム頭上からコンコースまでの駅空間を、直径約80メートルもの楕円ですっぽりと包み込む「地宙船」がテーマのユニークなデザイン。2012年に完成(一部を除く)予定の複合高層ビルとの「境界」に、地上から地下4階に抜ける巨大な空洞を設け、自然の対流現象である上昇する熱気と下降する冷気の仕組みを利用。開口部は、地宙船内部の吹き抜け空間ともゆるやかにつながるため、ホームから発せられる列車の排熱も自然に換気でき、通常地下駅で使うエネルギー量に比べ年間約1,000トンのCO2削減を見込むという。
自然換気システムは、駅構内の冷却にも一役買う。従来の地下駅で必要だった機械による換気が不要になるため、駅では「放射冷房」と呼ばれる新システムを導入。天井や床の内部に配置したチューブやマットに、冷たい水や空気を循環させ、冷却効果を実現。随所にめぐらせた総量280トン以上にも及ぶ地宙船のパーツにも冷たい空気を流し、冷房効果を促すという。
駅ホームは4車線となるが、副都心線開業時に開通するのは両端の2車線。中央吹き抜け部分から見下ろせる中央車線部分には一部仮設のホームを設け、両端のホームをつなぐ。中央車線の開通は、東横線が乗り入れる2012年以降を予定。
参考
「東急電鉄、「新渋谷駅」を先行公開-巨大「地宙船」の全容明らかに(シブヤ経済新聞)
(http://www.shibukei.com/headline/5185/)」
記事の文章を強引に切り抜きました。なんか変でしょう。
注目どころは折角の渋谷2面4線をフルに使用しないことですが、東新宿での急行の通過待ちは行われるのですな。そういえば新宿三丁目始発渋谷行きなんてのが設定されるとは…。後の東横線直通のための設定でしょうか。妙なものです。
副都心線各駅のダイヤを拝見しましたら、急行通過駅の停車本数ってあれはありですか?初電から終電までの各1時間最大8本しか止まりませんが・・・いいんですか。明らかに「山手線のバイパスルート」というのが見え見えじゃぁありませんか。。
また、有楽町線の副都心線との平行区間の要町駅と千川駅のダイヤも見ておきました。上下で各停と準急のバランス違うんですね、驚きましたわ。昼間毎時の様子は、新木場方面準急3本・各停7本、小竹向原方面準急4本・各停6本ですか、副都心線各停は上下各8本と比較すると副都心線の方が便は良さそうです。ちなみに合わせると、小竹向原方面各停14本、池袋方面各停15本となりますから、小竹向原~和光市間の急行通過駅よりは停車本数は多いんですよね。
8両編成で基本的に運行される副都心線各停。該当の7000系に「8CARS」なんてシールをはっつけたそうじゃないですか。この手のものは半蔵門線系統で営団8000系の一部のみが8両編成だった頃にもその旨を示すためにありました。
なお、運行は和光市~小竹向原間ATOツーマン運転、小竹向原~渋谷間ATOワンマン運転となり、平日7時台~9時20分の渋谷方面行き全列車32本で和光市寄り先頭車が女性専用車両を導入します。
今までよりも運転形態が複雑になりそうなことは言うまでも無いですが、主に種別の問題はもう少し手を加えておいても善かったんじゃないでしょうかね。
参考
「平成20年6月14日(土)副都心線開業!東武東上線、西武有楽町線・池袋線との相互直通運転を開始
http://www.tokyometro.jp/news/2008/2008-25.html」
「副都心線で女性専用車両を導入します
http://www.tokyometro.jp/news/2008/2008-26.html
http://www.tokyometro.jp/news/2008/2008-26_1.html」