本日、ダイヤ改正から丁度三週間が経ちまして、漸く「田園都市線の準急電車」というものに乗車しました。鷺沼からの予定でしたが、ダイヤ改正後の影響が諸に表れる溝の口以東の区間にしました。
すると、凄かったですよ。溝の口駅の上り線優等列車専用ホーム的な3番線の混雑具合の観察もしてみたのですが、急行は大量の人が整列乗車をしてでも乗り込んで行くのに対して、準急になった途端、あれだけの客がおりません(何処へ失せたのか??)。自分のところは扉一ヶ所に二人ぐらいでしたが明らかに少ないですよ~。信じられないぐらい、本当有り得ない光景です。優等列車だのに、客が全くホームに居ないとは…。各停のほうばかり客が流れてました。
つまり鷺沼以西の長津田・たまプラーザの客を準急に、宮前平~二子新地の客を各停に集中させたような格好です。当たり前ですが、準急の車内は今までどおりの急行での印象とは何の変わりも無かったです。
準急電車が来る際や、準急電車との待ち合わせのある各駅停車でもアナウンスの内容は結構変わってます。「この電車は、二子玉川より先、田園都市線・半蔵門線内の各駅に止まります」と、かなり詳しい説明です。急行とは違い、都内地下区間での各駅への停車を周知させるためでしょうか、徹底的です。
各停と2分間隔で二子玉川→半蔵門線へと向かうわけですが、客も解っているのでしょう、各停程待ち人は居ませんでした。特に用賀では見事に疎らな状況で、案外意外でした。しかし、既に車内の許容範囲は超えてますので、乗車には特に時間が掛かります。
桜新町では女性専用車両部のみ列が長蛇とも言える位でした。この先は、各停と大差無いところでしたが、混み具合は「各停と同等、若しくは各停よりはマシ」なんて馬鹿げた結論ですね。
一部の客(こだわって中年系)が今迄通りの各停だと思ったままで居るものだから、急行(現、準急)よりも混まないつもりで、容易く本とか、新聞とか読んでしまうので、時より準急と互角の混み具合に感じるのかもしれません。急行や準急の客様は、分かっているのですよ、あれは。
各停まで、地獄へ巻き添えてくれるなと、思うたこんにちでございましたな。