加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【たとえ犬だろうと聞き分けが肝要なのだぞ】

2012年03月29日 | 生活・飲食・家族・飼犬
すべての農道を分断する形で、かなり幅広な道路建設工事が進められている。家からはほんの 100 メートルほどの距離である。昨年からずっと工事中で、果たして予定工期内に終わるかどうかは定かではない。
別に新しい道路が出来ようが出来なかろうがさしたる興味はない。ただ問題なのは毎日の犬の散歩コースである安藤川の堤防へと繋がる農道の入り口が、あちこちで通行止めになってしまっているため、迂回を余儀なくされることである。

ここ最近は体力が衰退してきているのか、以前のように散歩に時間を費やすことが負担に感じられることもあって、短時間でさっさと済ませてしまうこともしばしばである。当の犬達にしてみれば、運動不足でストレスが溜まるやも知れぬが、そこはとりあえず人間中心に考えることとする。

しかしわたしとていささかの動物愛護精神は持ち合わせているので、運動不足と食べ過ぎの取り合わせはマズかろうと、散歩量の少ないときはバランスを考慮して食餌の量も減らしてやるのだ。
犬達は別に文句を言ったりはしないが、ただ幾分哀しげで物欲しそうな眼差しをわたしに向けてくる。勿論わたしは見て見ぬふりだ。

いいかお前たち考えてもみろ。そもそもエネルギー消費が足りてない状態で、食うことだけは目一杯食べていたら、それこそメタボになるやも知れんではないか。犬が成人病に掛かったとあってはシャレにもならんだろうが。ここはひとつ腹が減っても、じっと我慢するのだ。それがお前たち飼い犬のご主人さまに対する忠誠というものであるぞよ。

そうだ、お前たちの食餌を減らして浮いた分は、いっそ馬の方に回してやるというのはどうだ。なに、馬なんか飼ってないじゃないかって。別に飼ってなくたって、馬のために金を使ってやることはできるのだよ。そんなことは納得できんだと? だから、馬は運動量が多いんだってば。イテッ、噛んだなテメェ!