加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【犬山紀行とは、言うもおこがましいが】

2015年09月25日 | 行事・行楽・旅行・土産

たまたま清洲城に立ち寄った話をしたらば、「犬山城に行ってみたい」と娘が言い出した。まさか城に興味があったなんて思ってもみなかったが。こちらの予定表は常に真っ白なので、付き合う分には何の問題もない。
という訳で急遽、現存する日本最古の木造天守閣、「国宝 犬山城」行きを取り決めたのであった。

「言っとくけど、わたしはレキジョだからね」
「レキジョって歴史女子とか言う、あれか?」
「ううん、歴史みたいな難しいことは解らないから、史はいて、犬山城下町で食べ歩きしたいだけ」
「歴女じゃなくて歴除ってか。そんなこったろうと思ったさ。要するにオレと一緒じゃねぇか」

最初から自認していたとおり、肝心の城の見学やら歴史の勉強なんぞはそっちのけで、犬山城下町の古い町並みを、「あれが美味そう」「これも食べたい」と行きつ戻りつしながら、時々は展示館なども見学しつつ、歩き回ること二時間余り。結果的に歩数計は一万歩を超えていた。これだけじっくり見学すれば十分だろう。さすが国宝だけあって、犬山城は素晴らしかったなぁ…って、城なんて殆んど見てなかったくせに。