わたしにとっての競馬とは乗馬の延長線上にあるもので、決してギャンブルなどではなく、あくまで趣味嗜好の範疇なのである。とにかく馬の走る姿が、好きで好きでたまらないのだ。
だがしかしである。レースを前にして、袖手傍観(しゅうしゅぼうかん)と言うのも、何となく手持ち無沙汰で退屈ではないか。そこで自分の相馬眼(そうまがん)を試すべく予想をし、その証として馬券も購入する。よしんば外れたとしても、趣味に金が掛かるのは他のジャンルとて同じことだし、当たればそれこそ、美味しいものでも食べに行けるという、余禄付きの趣味だと思えばいいのだ。
仮に百歩譲ってギャンブルと見做したとしても、別に大金を注ぎ込む訳でもなければ、運命や人生を賭して勝負している訳でもない。何事もほどほどが一番で、乾坤一擲(けんこんいってき)なんぞと大袈裟なものであろう筈がないのだ。(そういえば、ケンコンイッテキって名前の馬がいたな)
【蛇足】とまぁ、そんな訳で、宝塚記念を外した言い訳が、随分と長くなってしまったな。
【蛇足の蛇足】宝塚記念と宝塚歌劇団は、一切無関係です。(宝塚記念の宝塚は単に地名から)
6月25日(阪神)宝塚記念(GI )
1着 11 サトノクラウン (3番人気)
2着 2 ゴールドアクター(5番人気)
3着 8 ミッキークイーン(4番人気)
3連複 2-8-11 10,670 円(外れ)