へそ曲がりは何でも直ぐにツッコミたくなるのだよ。第３回中京競馬・第４日（７月９日）のメインレースは、プロキオンステークス（ＧIII ）なのだが、レース名となっているプロキオン（Procyon）は、こいぬ座で最も明るい恒星（最輝星）の名前なんだな。
こいぬ座のプロキオンと、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウスの三つの星が作る三角形は「冬の大三角」として知られている。
つまりは、夏のレースなのに何で「冬の大三角」なんだっちゅう話ですわな。
その点、同日開催の福島競馬場のメインレース、七夕賞（ＧIII ）の方がまだしっくりくる。
七夕と言えば、こと座のベガ（織姫星）と、わし座のアルタイル（彦星）と、はくちょう座のデネブで構成される三角形、すなわち「夏の大三角」がイメージできる訳であるからして。
いや、別に星座の話がしたかった訳じゃない。競馬の話だった。そうだ、プロキオンステークスだ。
実は８日の土曜日に、開催中で馬も走っていることだしと久々に中京競馬場へ足を運んでみたのだ。やはり現地に身を置き、レースを目の当たりにすると、気分も高揚するんだな。
ほどほどに競馬を楽しんで、帰りがけに翌日の重賞レースのプロキオンステークス（中京）の前売りを買って帰ってきたのだが、これが見事に外れてたわいな。
これはもう季節外れのレース名のせいに違いないのだ！と、とりあえずＪＲＡに責任転嫁しておく。いっそプロキオンステークス改め、アルタイルステークスとでもした方がいいんじゃないのか？
それにしてもだ。今年のＪＲＡのテレビＣＭは、どれもこれもヒドすぎるな。お粗末なんてもんじゃなくて、競馬を、いや、競馬ファンをナメてるとしか思えんぞ。
