加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【踏鞴】

2009年03月31日 | 未分類
読めるだろうか、タイトルの漢字。わたしは読めない。読めもしないものをなんで入力しているのか。問題はそこである。
つまり、はじめに言葉ありきであって、言葉は知っている。なんの脈絡もなくフッとその言葉が浮かんできて、そう言えば最近ほとんど耳にしないなあ、昔はちょくちょく聞いた言葉だけど、などと回顧しつつ、変換してみたらタイトルの漢字が出てきたのである。
その言葉とは「たたらをふむ」つまり「踏鞴を踏む」である。

歳とともに身体の動きも鈍り、血の気も萎えてきて、勢いあまって踏鞴を踏むような状況も生まれ辛いが、仮に踏鞴を踏む場面があるとしたら、歩いてて躓いてコケそうになり「おっとっと」と前に二~三歩進んで辛うじて踏み止まる、と言った事くらいか。


・踏鞴(たたら):鋳物に用いる足で踏み風を送る大きな“ふいご”
・踏鞴を踏む:的が外れて勢い余り、数歩歩んで空足を踏むこと。