【兄弟対決】

第73回 桜花賞（ＧI ）は二組の兄弟対決。武 豊（兄）と武 幸四郎（弟）。そして、ミルコ・デムーロ（兄）とクリスチャン・デムーロ（弟）のイタリアの兄弟ジョッキー。
騎乗馬はそれぞれ、武 豊がクロフネサプライズ （１番人気）、武 幸四郎がメイショウマンボ（４番人気）、ミルコ　デムーロがレッドオーヴァル（２番人気）、クリスチャン　デムーロがアユサン（７番人気）である。

しかしながら、わたしが着目したのは兄弟騎手ではなく、馬の兄弟のほう。父がディープインパクトという半兄弟（要するに異母兄弟）の馬が２頭出走しており、前々日、Ｈ井君に対して、「ディープ産駒の２頭軸流しで決まりだぞぃ」と公言していたのである。
実際、馬券もディープ産駒のレッドオーヴァルとアユサンの２頭を１・２着の裏表に固定したフォーメーションで勝負したのであるが、結果は、１着アユサン（７番人気）、２着レッドオーヴァル（２番人気）と見事ディープ産駒のワン・ツー。馬も兄弟（異母）なら、騎手もデムーロ兄弟での決着と相成った。

ところが何としたことか、３着入線したのは歯牙にもかけなかった人気薄馬のプリンセスジャック（14番人気）。結果、三連単で 679,300 円もつけおった。わたしはそんな高配当は望んでいなかったのだ。せいぜい20～30万もつけてくれれば御の字だと思っていたのに。正に３着のプリンセスジャックに当たりをジャックされてしまったのだった。