つまり紫が(紫で)蘇ると書いて紫蘇。紫蘇とは紫蘇の葉のことだが名前の由来は知らない。調べれば解るんだろうが、とりあえずはメンドクサイ。
ふつう紫蘇と聞くと、直ぐ思い浮かぶのが梅干である。昔は祖母や母親がよく家で梅干を漬けていて、その時に梅と一緒に紫蘇の葉を入れていたのを思い出す。つまり梅干の色付けのためのものであり、紫蘇の葉すなわち「赤紫蘇」のことを意味していた。
それとは別に、天婦羅や刺身のつまや薬味などにして食べる紫蘇は「青紫蘇」であるが、青紫蘇の事を「大葉」と呼ぶことを、わたしは三十歳を過ぎる頃まで知らなかった。まるで別物だと思っていたのだ。
今では「大葉」の方がメジャーな名称として定着してしてしまっている感があるが、わたしは子供の頃から「赤紫蘇」「青紫蘇」と言って育ってきているので、当時は「大葉」と聞いても大葉久美子くらいしかイメージできなかったのだ。……違った。コメットさんは大場久美子だった。
家のプランターに青紫蘇と赤紫蘇の両方が植えてあるが、ただ植えてあるだけで恐らくは収穫して使用することはないものと思われる。仮に使うとしたら、せいぜい刻んでソーメンの薬味にするくらいのことだろう。
ふつう紫蘇と聞くと、直ぐ思い浮かぶのが梅干である。昔は祖母や母親がよく家で梅干を漬けていて、その時に梅と一緒に紫蘇の葉を入れていたのを思い出す。つまり梅干の色付けのためのものであり、紫蘇の葉すなわち「赤紫蘇」のことを意味していた。
それとは別に、天婦羅や刺身のつまや薬味などにして食べる紫蘇は「青紫蘇」であるが、青紫蘇の事を「大葉」と呼ぶことを、わたしは三十歳を過ぎる頃まで知らなかった。まるで別物だと思っていたのだ。
今では「大葉」の方がメジャーな名称として定着してしてしまっている感があるが、わたしは子供の頃から「赤紫蘇」「青紫蘇」と言って育ってきているので、当時は「大葉」と聞いても大葉久美子くらいしかイメージできなかったのだ。……違った。コメットさんは大場久美子だった。
家のプランターに青紫蘇と赤紫蘇の両方が植えてあるが、ただ植えてあるだけで恐らくは収穫して使用することはないものと思われる。仮に使うとしたら、せいぜい刻んでソーメンの薬味にするくらいのことだろう。