勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

アメリカン・ハッスル / American Hustle

2014年02月02日 | 洋画(アメリカ系)
実話を下にした作品。って言うか、作品クレジットでは“いくつかの事実を含む”と言う感じでしたかね(笑)。ちょっと、脚色が強かったと言うことでしょうか。

下敷きとしたのは、1979年にアメリカ政界に巻き起こったアブスキャム事件。詐欺師グループをおとり捜査に使ったというところが、当時問題視されたようです。って言うか、今でも、問題視されると思うけど。

この作品を見ていると、最後の方にいみじくも、アーヴィンも語っていますが、“悪い事をしようと言うよりも、地元のために一肌脱ごう”と思った熱意ある人々を引っ掛けてしまったという後味悪い感じがしますね。アメリカの理論では“悪いことをしようとしているから囮に引っかかるんだ”ということになるのかもしれませんが、本心かどうかは知りまえんが、カーマインは確かに、怪しさを感じて一度ホテルを出たのに、無理やり(?)連れ戻されたみたいなものですし。

あと、問題だった(?)のは、リッチーがFBI捜査官であるにもかかわらず、ドンドン悪乗りしてしまっているところでしょうか。あと、元々は、詐欺の被疑者というか、百歩譲って囮作戦の協力者であるシドニーに惚れてしまうというのは、どうなんだ!上司に暴行しているし、リッチーが逮捕されていないのが、不思議なくらいでしたね。

最後の結末は、ちょっと意外。なるほどねぇ。まぁ、途中から、リッチーはやりすぎだなぁと思っていたし、意外にアーヴィンが詐欺師なのに常識的(笑)だなぁとも思ったし。でも、逮捕された政治家たちは、ちょっと気の毒(特にカーマイン)には思いました。

いやぁ、それにしても、クリスチャン・ベイルは、カメレオン俳優の面目躍如ですねぇ。あのブヨブヨした体。役作りとはいえ、あそこまで・・・。もう、元に戻ったそうですが、凄い。体に悪そうですが・・・。で、役作りと言えば、元祖はロバート・デ・ニーロ。彼も、十八番のマフィア役で出ていました。迫力が違いましたね(苦笑)。

2014年の第86回アカデミー賞では、最多10部門ノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞(クリスチャン・ベイル)、主演女優賞(エイミー・アダムス)、助演男優賞(ブラッドリー・クーパー)、助演女優賞(ジェニファー・ローレンス)、脚本賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞)。アカデミー賞の前哨戦となる第71回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)レオナルド・ディカプリオが主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)、主演女優賞(エイミー・アダムス)、助演女優賞(ジェニファー・ローレンス)を受賞しています。

タイトル アメリカン・ハッスル / 原題 American Hustle
日本公開年 2014年
製作年/製作国 2013年/アメリカ
監督 デビッド・O・ラッセル
出演 クリスチャン・ベイル(アーヴィン・ローゼンフェルド)、ブラッドリー・クーパー(リッチー・ディマーソ)、ジェレミー・レナー(カーマイン・ポリート)、エイミー・アダムス(シドニー・プロッサー)、ジェニファー・ローレンス(ロザリン・ローゼンフェルド)、ロバート・デ・ニーロ(ヴィクター・テレージョ)、ルイス・C・K(ストッダード・トールセン)、マイケル・ペーニャ(パコ・ヘルナンデス)

[2014/02/02]鑑賞・投稿
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント   トラックバック (33)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ウルフ・オブ・ウォールストリー... | トップ | ラッシュ/プライドと友情 / RUSH »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

33 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
映画『アメリカン・ハッスル』★FBIのアメリカンな囮捜査はこんな?あ?(―_―)!! (**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**)
      作品について  http://cinema.pia.co.jp/title/162840/ ↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。       アカデミー賞にノミネートされた、おとり捜査の話―― ということで、面白そう...
『アメリカン・ハッスル』 (こねたみっくす)
人は信じたいものを信じる。 詐欺師コンビがFBIに捜査強力して大物政治家を罠に嵌める爽快感はないものの、最後の最後で巧いこと詐欺師に騙されたというニンマリだけは確実に残る ...
『アメリカン・ハッスル』『なんちゃって家族』 (ラムの大通り)
(原題:AMERICAN HUSTLE/WE’RE THE MILLERS) ----あ〜あ、とうとう 『アメリカン・ハッスル』、 お話をしてくれないまま。 『メイジ―の瞳』もそう。 『なんちゃって家族』なんてとっくに始まっちゃってるよ。 フォーンが天国に行っちゃったからって、 これはちょっ...
アメリカン・ハッスル (佐藤秀の徒然幻視録)
公式サイト。原題:American Hustle。デヴィッド・O・ラッセル監督、クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・レナー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレン ...
アメリカン・ハッスル (映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜)
評価:★★★★【4点】(10) クリスチャン・ベイルの痛々しさはいつ以来だろう。
「アメリカン・ハッスル」 自分騙し (はらやんの映画徒然草)
ゴールデン・グローブ賞を受賞し、アカデミー賞にも多くの部門でノミネートされている
映画:アメリカンハッスル American Hustle 破綻しカオス状態に陥るプロット(笑)を勝ち抜くのは誰だ?! (日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜)
話題のド真ん中にいる今作。 先日のゴールデン・グローブ賞で、作品賞、主演女優賞(アダムス)、助演女優賞(ローレンス)を受賞。 アカデミー賞では最多10部門にノミニー、それらは以下の部門。 (作品賞、監督賞、主演男・女優賞、助演男・女優賞、最優秀脚本賞、....
劇場鑑賞「アメリカン・ハッスル」 (日々“是”精進! ver.F)
最後に笑う者、泣く者は… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201401310001/ [CD]O.S.T. サウンドトラック/AMERICAN HUSTLE【輸入盤】価格:1,642円(税込、送料別) 【送料無料】アメリカン・ハッスル 上 [ ロバー...
「アメリカン・ハッスル」American Hustle (2013 SONY=ファントム・フィルム) (事務職員へのこの1冊)
異様に太ったクリスチャン・ベイルが、禿げ上がった髪をなんとかする描写からスタート
アメリカン・ハッスル/クリスチャン・ベイル (カノンな日々)
1979年のアメリカで実際に起きた政治家などの収賄スキャンダル、アブスキャム事件を題材に映画化したドラマです。アカデミー作品賞にノミネートされ日本でもにわかに注目を集めつつ ...
アメリカン・ハッスル (映画の話でコーヒーブレイク)
「人は見た目が9割」なんて身も蓋もないタイトルの新書がベストセラーになっていましたが、 イケメンでも服装や髪形、体型でこんなにも印象が変わるのか!っと驚きです。            「バットマン」でクールなブルースを演じるクリスチャン・....
『アメリカン・ハッスル』 (2013) (相木悟の映画評)
名優たちが織りなす、騙し合戦に酔いしれよ! まさに観る者を虚像テーマパークに誘い込み、人間の本質を笑い飛ばす一大エンターテインメントであった。 本作は、一時期、人間性の問題で映画界を干されるも、『ザ・ファイター』(10)で華々しく復活し、次作『世界に....
デヴィッド・O・ラッセル監督『アメリカン・ハッスル(American Hustle)』 (映画雑記・COLOR of CINEMA)
注・内容に触れています。アメリカで起こった収賄事件「アブスキャム事件」を基に「ファイター」「世界にひとつのプレイブック」のデヴィッド・O・ラッセル監督が映画化した『アメリカン・ハッスル(America
アメリカン・ハッスル (試写会) (風に吹かれて)
髪の毛の話題はNG (≧m≦) 公式サイト http://american-hustle.jp1月31日公開 監督: デヴィッド・O・ラッセル  「ザ・ファイター」 「世界にひとつのプレイブック」 天
アメリカン・ハッスル (★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★)
【AMERICAN HUSTLE】 2014/01/31公開 アメリカ 138分監督:デヴィッド・O・ラッセル出演:クリスチャン・ベイル 、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・レナー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス、ルイス・C・K、マイケル・ペーニャ、アレッサンドロ・ニ...
アメリカン・ハッスル (心のままに映画の風景)
アーヴィン(クリスチャン・ベイル)と、相棒で愛人のシドニー(エイミー・アダムス)は、完全犯罪を続けてきた天才詐欺師だったが、ある時、FBI捜査官リッチー(ブラッドリー・クーパー)に逮捕されてしまう。 アーヴィンとシドニーは、無罪放免を条件に、カジノ利権...
「アメリカン・ハッスル」一九分けの下にある真実 (ノルウェー暮らし・イン・原宿)
うーん、これがアカデミー賞6部門ノミネートなの? だとしたら、このCGで嘘ばかりの現代に、見事な肉体改造で醜く挑んだクリスチャン・ベイルへのご褒美というところか。 最後まで続く騙し合いの誰を信じてよいのかわからないモヤモヤの中で、真実はこのブヨブヨの体...
『アメリカン・ハッスル』 (時間の無駄と言わないで)
クリスチャン・ベイルが何か物凄いコトになってる映画。 こんなに笑い所の多い作品だとは思わなかったわ。 主要人物のヘアスタイルが一九分け、パンチ、巨大リーゼント。 ヒロ ...
みんな自己中。『アメリカン・ハッスル』 (水曜日のシネマ日記)
政治家などの収賄スキャンダル事件を題材にしたサスペンスドラマです。
アメリカン・ハッスル (サムソン・マンゴスの映画道半ば)
    『アメリカン・ハッスル』  (2013) 詐欺師アーヴィン(クリスチャン・ベイル)と、その相棒で愛人のシドニー(エイミー・アダムス)。 彼らは、FBI捜査官リッチー(ブラッドリー・クーパー)に逮捕されるが、無罪放免を条件におとり捜査への協力...
「アメリカン・ハッスル」みた。 (たいむのひとりごと)
第86回アカデミー賞では作品賞等10部門でノミネートされている話題作。1970年代アメリカで起こった収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を映画化したもので、詐欺師とFBIがタッグを組んだ”おとり捜査”
アメリカン・ハッスル (Akira's VOICE)
真面目がいちばん!  
アメリカン・ハッスル ★★★.5 (パピとママ映画のblog)
1970年代後半のアメリカを揺るがした政治家などの収賄スキャンダル、アブスキャム事件を題材にしたサスペンスドラマ。自由と引き換えに、FBIが仕掛ける悪徳政治家検挙を狙ったおとり捜査に協力させられる詐欺師たちの姿を、スリリングに映し出していく。メガホンを取るの....
映画「アメリカン・ハッスル」 (FREE TIME)
映画「アメリカン・ハッスルを鑑賞しました。
アメリカン・ハッスル/AMERICAN HUSTLE (我想一個人映画美的女人blog)
ランキングクリックしてね ←please click '70年代後半に実際に起った汚職スキャンダルを基に、FBI捜査官に捜査協力を依頼された天才詐欺師が 政治家たちにオトリ捜査を仕掛けていくドラマ。 3月発表のアカデミー賞にて、作品賞含む最多部門で...
「アメリカン・ハッスル」 (ここなつ映画レビュー)
アメリカらしい作品。軽快で練れていてキャラが立ってて。芸達者な役者陣に支えられて最後の最後まで楽しめる。 とはいえ「諸手を挙げて絶賛」とまではいかないのは何故なんだろう?題材も展開もすごく好きなジャンルなのにね。この監督デビッド・O・ラッセルとは相性が...
「アメリカン・ハッスル」 (ヨーロッパ映画を観よう!)
「American Hustle」2013 USA アーヴィンに「ニュー・ワールド/2005」「アイム・ノット・ゼア/2007」「ダークナイト/2008」「ダークナイト ライジング/2012」のクリスチャン・ベール。 リッチーに「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「ニューヨーク、アイラヴ...
アメリカン・ハッスル (映画的・絵画的・音楽的)
 『アメリカン・ハッスル』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。 (1)本作は、今度のアカデミー賞にノミネートされているというので(注1)、映画館に行ってきました。  映画の冒頭は、1978年4月28日、ニューヨークにあるプラザホテル内の一室。  主人公のアーヴィン(クリ...
詐欺師/懐かしの70年代 〜『アメリカン・ハッスル』 (真紅のthinkingdays)
 American Hustle  詐欺師のアーヴィン(クリスチャン・ベイル)と、その愛人にして相棒のシドニ ー(エイミー・アダムス)。完全犯罪を常としてきたふたりだったが、遂に逮捕さ れてしまう。FBI捜査官リッチー(ブラッドリー・クーパー)は、彼らに...
【アメリカン・ハッスル】人は信じたいものを信じる (映画@見取り八段)
アメリカン・ハッスル〜 AMERICAN HUSTLE 〜     監督: デヴィッド・O・ラッセル    出演: クリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、ルイス・C・K、マイケ...
アメリカン・ハッスル (タケヤと愉快な仲間達)
監督:デヴィッド・O・ラッセル 出演:クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・レナー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ 【解説】 1970年代後半のアメリカを揺るがした政治家などの収賄スキャンダル、アブスキ...
映画『アメリカン・ハッスル』を観て (kintyre's Diary 新館)
14-17.アメリカン・ハッスル■原題:American Hustle■製作年、国:2013年、アメリカ■上映時間:138分■料金:1,800円■観賞日:2月16日、TOHOシネマズみゆき座(日比谷) □監督・脚本:デヴィッド・O・ラッセル□脚本:エリック・ウォーレン・シンガ...
『アメリカン・ハッスル』 (京の昼寝〜♪)
□作品オフィシャルサイト 「アメリカン・ハッスル」 □監督 デビッド・O・ラッセル□脚本 エリック・ウォーレン・シンガー、デビッド・O・ラッセル□キャスト クリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・レナー、       エイミー・ア...