勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

オーシャンズ12(2004年)

2005年01月29日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル オーシャンズ12

---感想---
2002年に公開され、大ヒットした『オーシャンズ11』の続編。こんどは、12人で”仕事”に取り掛かる。今回は、前回まんまと大金を盗み出すことに成功したベラージオのオーナー、テリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)から、その大金を利子付き(!)で返すことを要求されるところから物語は始まる。

前回は、全てアメリカ国内で撮影されたが、今回はさすがにそう言うわけには行かず、ヨーロッパへの10週間の撮影ツアーが敢行された。アムステルダム、ローマ、パリ・・・。その割には、あんまりヨーロッパを感じなかった。そこがちょっと残念。

あまり筋を記すとネタバレになってしまうので、詳しくは記さないが、物語の後半になると、面白いと言うか、なんと言うか、ちょっと予想しない手口が展開される。まぁ、それによりテス・オーシャン(ジュリア・ロバーツ)も一味にされてしまうのだが・・・。それと、そのシーンには、有名人(!)が出演しているので注目。

前回は、痛快な窃盗物語であったが、今回は、窃盗物語であるが、その周辺の複雑な人間模様が多く描かれている。好き嫌いが分かれるところだろう。もう少し、前回の様な、痛快な窃盗物語中心でも良かったのではないかとも思う。終わり方から言って、続編の可能性もアリと見た。

英語版HP:Ocean's Twelve from Yahoo!

日本公開年 2005年
製作国/製作年 アメリカ/2004年
監督 スティーブン・ソダーバーグ
出演 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツ

[2005/01/29]鑑賞
[2006/01/10]投稿