勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

セルラー(2004年)

2005年02月26日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル セルラー

---感想---
突然携帯電話にかかってきた電話。その内容が、「誘拐された。助けて。」と言う内容だったら・・・。そんな、有りえない話から、この物語は始まる。

上映時間は95分と短いが、上映時間中、緊張感が途切れることが無いので、もっと長く感じる。この長さに、これだけの盛り上がりを詰め込むのは素晴らしい。「サスペンス映画はかくあるべき」と言う感じです。もっとも、最後は、緊張しすぎてちょっと疲れたが(苦笑)。

主演のキム・ベイシンガーは、映画の臨場感を出すため、シーンによっては、内容を全く知らずに撮影に挑んだと言う。実際、彼女が犯人に首を締められるシーンがるのだが、画面から感じられる彼女の恐怖感は、単に演技だけではなかったのかと、納得である。また、キム・ベイシンガーを助けることになる青年を演じるクリス・エバンスだが、中々いい演技をしている。今後に期待。この映画、2/26~3/11までの期間限定上映。

英語版HP:Cellular from Yahoo!

日本公開年 2005年
製作国/製作年 アメリカ/2004年
監督 デイヴィッド・R・エリス
出演 キム・ベイシンガー、クリス・エバンス、ジェイソン・ステイサム

[2005/02/26]鑑賞
[2006/01/10]投稿

ボーン・スプレマシー(2004年)

2005年02月11日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル ボーン・スプレマシー

---感想---
オーシャンズ12にも出演しているマット・デイモンの主演作。オーシャンズ12では、まだまだ未熟な犯罪者の役だが、こちらでは一変、硬派な記憶を失った元CIAエージェントの役を演じている

物語が進むにつれ、緊張が高まっていくつくりは、中々素晴らしい。TVCMから受ける物語の筋の印象と、実際の物語のプロットは全く異なるので要注意。まぁ、原作を知っていればそんなことは無いのだが・・・。物語後半のカーチェイスシーンは、モスクワの設定であるが、実際にはドイツのポツダムで撮影されている。ポツダムは、旧東ドイツ地域であったため、旧ソ連の影響を受けており、モスクワの雰囲気が伝わってきている。

マット・デイモンは、ジェイソン・ボーンを演じるため、ボクシングなど様々なトレーニングを行い、肉体を鍛えている。画面にはその努力が見事に映し出されており、彼の俳優としての才能を再確認させられる。

英語版HP:The Bourne Supremacy from Yahoo!

日本公開年 2005年
製作国/製作年 アメリカ/2004年
監督 ポール・グリーングラス
出演 マット・デイモン

[2005/02/11]鑑賞
[2006/01/10]投稿

ステップフォード・ワイフ(2004年)

2005年02月05日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル ステップフォード・ワイフ

---感想---
女性はみんなキレイで貞淑、そんな男性にとっては楽園の”ステップフォード”の秘密を描いた映画。二コール・キッドマンが、TVプロデューサーのキャリアウーマンを演じている。そのショートカットが、中々イケている。ちなみに、この物語は、キャサリン・ロスの主演で1975年に一度映画化されている。

サスペンス(あるいはスリラー)では有るが、基本的には、予想通りのストーリーで進むので、サスペンスと言うほどではない。まぁ、最後にちょっとしたどんでん返しはあるが、それもご愛嬌である。まぁ、誤解を恐れずに言えば”マンガ”である。しかし、そのストーリーは、現代社会をかなり反映しているようにも思える。世の男性諸君、気を付けましょう。90分ほどの上映時間。この内容に対しては、適当であろう。

英語版HP:The Stepford Wives from Yahoo!
1975年版英語版HP:The Stepford Wives from Yahoo!

日本公開年 2005年
製作国/製作年 アメリカ/2004年
監督 フランク・オズ
出演 二コール・キッドマン、マシュー・プロデリック、ベット・ミドラー、クリストファー・ウォーケン、フェイス・ヒル、グレン・クローズ

[2005/02/05]鑑賞
[2006/01/10]投稿