勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

アルマゲドン(1998年)

1999年01月16日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル アルマゲドン

---感想---
去年のディープインパクトと同じシチュエーションの物語であるが、中身はかなり違う。ディープインパクトが、「地球最後の日」を下にし、地球上で生き延びる姿をテーマにしたのに対し、アルマゲドンは小惑星を破壊するミッションそのものがテーマになっている。これは、ディープインパクトでは彗星が衝突しても人類が絶滅するわけではなかったのに対し、アルマゲドンの場合には小惑星の衝突=人類の滅亡を意味したので、当然とも言えるかもしれない。ところで、最近、惑星衝突物が多いのは、世紀末だからでしょうかね?

宇宙でのミッションがメインであった為でもあるのか、この映画はNASAの全面的な協力を得て制作されている。ジョンソン・スペース・センターの中性浮力研究室(Neutral Buoyancy Lab=NBL)ではブルース・ウィリスが疑似宇宙遊泳の体験をしたりしたのもその一つ。また、管制室内のやり取りも実際のミッションのものを参考にしており、”本物”のやり取りになっている。

アメリカの劇映画にありがちなやや強引とも思えるような展開だが、その強引さで最後には無理矢理泣かせてしまう。なかなか面白い映画です。

英語版HP:Armageddon from Yahoo!

公開年 1999年
監督 マイケル・ベイ
主演 ブルース・ウィリス

[1999/01/16]鑑賞
[2006/01/08]投稿