勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。

メン・イン・ブラック3 (3D) / Men in Black III

2012年05月27日 | 洋画(アメリカ系)
月面に設置されている凶悪エイリアン用刑務所で脱獄事件発生。JとKは捜査を開始するが、ある日突然Kが失踪。しかも、だれもKの存在自体を知らないという自体に・・・。歴史が改ざんされたと言う事を知ったJは、歴史を元に戻すために過去にタイムジャンプを行う。

昨日メン・イン・ブラックがテレビ放送されていたのを見た勢いで(いや、元々見に行くつもりだったけど)映画館にGO! シリーズ初の3Dという事もあり、3Dで見てきました。でも、3Dでやらなきゃならないような内容かなぁ? その辺りは、ちょっと疑問を感じました。

前作『メン・イン・ブラック2』から10年。こう言ったら失礼かもしれませんが、ウィル・スミスも若くなくなりましたね。MIB、MIB2でのウィル・スミスは、若さ爆発という感じでしたが、40歳も過ぎたためか、少し(かなり?)落ち着きが出てきていました。そういう意味では、ちょっと残念。やっぱりエージェントJは、無茶苦茶をする若さが無いとなぁ。一応、これからも続編を作ることが可能な設定ではありますが、更に続編を作ろうとした場合、老成したエージェントJをどう描くのかが問題になりそうですね。

今回のトミー・リー・ジョーンズの出番は、最初の方と最後の方だけ。多くのシーンは、若かりしエージェントKとして、ジョシュ・ブローリンが出ています。現在のムッツリとしたKとの対比を示すのであれば、もっと喜怒哀楽がわかりやすい方が良かったかも。

終盤、意外や意外、ホロッとさせられてしまいました。Kの過去もある程度わかりましたが、Jの過去も明らかに。う〜ん、それにしても、このMIBシリーズでホロッとさせられてしまうとは・・・。ずるいよ(苦笑)。

タイトル メン・イン・ブラック3 / 原題 Men in Black III
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 バリー・ソネンフェルド
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
出演 ウィル・スミス(エージェントJ)、トミー・リー・ジョーンズ(エージェントK)、ジョシュ・ブローリン(若い頃のエージェントK)、エマ・トンプソン(エージェントO)、アリス・イヴ(若い頃のエージェントO)、ジェマイン・クレメント(ボリス)、マイケル・スタールバーグ(グリフィン)

[2012/05/27]鑑賞・投稿
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ファミリー・ツリー / The Descendants

2012年05月20日 | 洋画(アメリカ系)
第69回ゴールデングローブ賞で作品賞 (ドラマ部門)と主演男優賞 (ドラマ部門)を受賞。第84回アカデミー賞では、作品賞・主演男優賞・監督賞・編集賞にノミネート、脚色賞を受賞。

何か、物凄くドラマがあって、急転直下と言う物語では無いですが、バラバラになっていた一つの家族が、困難を経て(たぶん)まとまって行くという話が、非常に共感を覚えます。

いつもダンディーで、カッコ良い役のジョージ・クルーニーが、ちょっと情けなく、カッコ悪いお父さんを演じています。でもそれが、生活感あふれる、魅力的な人物になっています。それが、なんか良い。結局のところ、イケメンはイケメンで、ダンディーはダンディーですね(笑)。

よく分からないのが、シドの位置づけ。娘のアレクサンドラが大人になりつつあると言うところを示す目的なのかもしれませんが、ずーっと一緒に行動する必要はあるんですかね?最初に出て、アレクサンドラにも彼氏が居るんだと言う事を示しただけでも良いのではないかと思いましたが・・・?

原題の『The Descendants』は、“子孫”と言う意味。そういう意味では、邦題の『ファミリー・ツリー』もニュアンスを近づけて付けたものと思いますが、示している所は違うのかな。原題の『The Descendants』だと、先祖代々土地を受け継いできて、そして、それがのちの子孫たちにも受け継がれていく。それが、ハワイでどういう意味を持つのか、日本人の私にはわかりませんが、物語の最後のマットの決断を見る限り、何か重い意味を持つんでしょうね。

一つの家族の再生の物語。中々、いい映画でした。

タイトル ファミリー・ツリー / 原題 The Descendants
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/アメリカ
監督 アレクサンダー・ペイン
出演 ジョージ・クルーニー(マット・キング)、シャイリーン・ウッドリー(アレクサンドラ・キング)、アマラ・ミラー(スコッティ・キング)、ニック・クラウス(シド)、ボー・ブリッジス(ヒュー/マットの従兄弟)、ロバート・フォスター(スコット・ソーソン/エリザベスの父)、ジュディ・グリア(ジュリー・スピア/ブライアンの妻)、マシュー・リラード(ブライアン・スピア/エリザベスの不倫相手)、パトリシア・ヘイスティ(エリザベス・キング/マットの妻)

[2012/05/20]鑑賞・投稿
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幸せの教室 / Larry Crowne

2012年05月12日 | 洋画(アメリカ系)
共にアカデミー賞を受賞しているトム・ハンクスとジュリア・ロバーツの共演。リストラされた中年男性が再就職のために入学したコミュニティ・カレッジでの、教師や学友たちとの交流を描く。

プロダクションノートによれば、この作品は、トム・ハンクス自身が高校卒業後に進んだ“短期大学”での経験を踏まえた物語だそうです。当時は1970年代だったそうですが、そこでは、人種、年齢、経験(職歴)などが様々な人物がいて、非常に強烈な印象を受けたそうです。確かに、出演者の役名を見てみると、ラリー・クラウンはアイルランド系(?)の名前のようですし、テイノーはTainotと書くところからフランス系(?)。マツタニなんかはモロ日系ですし、アフリカ系、スペイン系など、様々な人種の人物が登場しています。その意味では、トム・ハンクスの描こうとした世界の一端は十分に表現されていたと思います。

それと、少しネタバレになってしまいますが、書かずにはいられないので書いちゃいます。物語の終盤、ラリーが家を退去する引越しパーティーのために頼んだピザを頼むんですが、その配達員が、ラリーにリストラを通告した人物の一人だったと言うシーンがあります。これは、アメリカの就業事情を炙り出す、中々、興味深いシーンだと思いました。こういう事は、結構あるんでしょうね。

さて、ラリーが通学する“コミュニティ・カレッジ”ですが、“短期大学”と訳されています。ですが、これを日本の短期大学と同じだと思うと少し誤解があるのでは無いかと思います。むしろ、専門学校と言うか、職業訓練校と言うか、そう言う要素が強いかなぁ。だから、年間のカリキュラムと言うより、もっと短期で、しかも授業単位での資格になっているんですよね。

いやぁ、それにしても、こう言っては失礼ですが、トム・ハンクスは冴えない中年男性を演じるのが上手い!生きるのが少し下手だけど、実直で良い人であるラリー・クラウンを、十二分に演じきっています。

しかし何と言っても、ジョージ・タケイじゃ無いですかね?「ふふふふふ・・・。」と言う、少し(かなり?)不気味な笑いで存在感を示していました。あ、それと、彼の出世作スター・トレックへのオマージュなのか、テイノーの授業でスター・トレックの良さを熱弁している生徒がいました。

アメリカの一般市民の生活を描いた作品です。ちょっとホッコリしたのは私だけでしょうか?原題が『Larry Crowne』何ですが、邦題の『幸せの教室』の方が良いような気がしました。

タイトル 幸せの教室 / 原題 Larry Crowne
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/アメリカ
監督・脚本・制作 トム・ハンクス
出演 トム・ハンクス(ラリー・クラウン)、ジュリア・ロバーツ(メルセデス・テイノー)、セドリック・ジ・エンターテイナー(ラマー)、ブライアン・クランストン(ディーン・テイノー)、タラジ・P・ヘンソン(ベラ)、ググ・バサ=ロー(タリア・フランチェスコ)、ウィルマー・バルデラマ(デル・ゴード)、パム・グリア(フランシス)、ジョージ・タケイ(エド・マツタニ)

[2012/05/12]鑑賞・投稿
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宇宙兄弟

2012年05月05日 | 邦画
先日の『テルマエ・ロマエ』と同様、漫画が原作の映画。映画化に際しては、JAXAの全面協力の他、NASAの協力も得ています。

原作を読んだことが無いので、この映画が原作上でどのあたりに位置するのか全くわかりません。もちろん、原作はまだまだ終わっていませんし、雰囲気的にも全物語の途中的感じ満々ですが、これはこれで作品として成立しているかなぁと思います。原作も良いんでしょうが、脚本も良いんでしょうね。

JAXAが制作に全面協力しているので、実際の撮影も筑波の管制室とかJAXAの施設でかなり行われています。こう言う流れは、昨年からの“はやぶさ”関連映画から続いていますねぇ。それと、宇宙飛行士選抜試験の閉鎖環境試験ですが、これも実際あんな感じらしいです。もっとも“グリーンカード”が実在するのかどうかは不明ですが・・・。それ以外にも、漫画ということに逃げる事なく、科学的根拠に基づいた設定になっている雰囲気を感じました。多分それが、この作品を陳腐で荒唐無稽な、それこそ“マンガ”にしなかったポイントかと思います。

ラストでは、六太と日々人が同じミッションに行くという設定になっていますが、アメリカは第二次大戦の時にサリバン5兄弟を同じ巡洋艦に勤務させ、一度に全員戦死させてしまった経験があるので、アメリカではありえないでしょうね。では日本は?と言うと、そう言うポリシーを持つアメリカの宇宙船に乗るし、また、アメリカを手本に宇宙開発行なっているわけですから、はやり同様に日本人宇宙飛行士も兄弟で同じミッションに行く事は無いかと思います。

あ、それと、バズ・オルドリンが本人役で出ているんですが、結構セリフがありますね。これにはビックリ。って言うか、子供の頃から宇宙飛行士を目指しているんだったら、バズ・オルドリンの顔くらい覚えていろよと言う事を突っ込んでもいいんでしょうか?

最後に、選抜試験の最後の面接の件で一言。あれって多分「死ぬ気はない。何としても生きる。」と言うのが正解ではないかと思うんですよ。宇宙ミッションって、遠足ではないですが、帰ってくるまでがミッションと聞きます。なので、途中で死んでしまってはミッション放棄と同じなんです。もちろん、宇宙は死と隣合わせな非常に危険な任務な訳ですし、実際、遺書的なものはミッションに行く際に準備するらしいんですが、それでも「死ぬ覚悟」で行かれたのでは、ものすごく危機的状況に陥ってしまった時に早々に諦めてしまい、戻ってこなくなる(=死ぬ)かもしれません。アメリカの宇宙飛行士が昔から妻帯者が殆どだったのは、実はそういう事とも関連するんですよね。地上に待っている人がいれば、何としてでも帰ろうとすると言うこと。アポロ13なんかは、まさにそうなんです。だから、「死ぬ覚悟はありますか?」と言う問には、「死ぬ気はない。何としても生きる。」となるなぁと思いました。

結構いい映画だと思います。うかつにも、途中泣きそうになってしまいました(苦笑)。涙腺弱くなったな(笑)。

タイトル 宇宙兄弟
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/日本
監督 森義隆
原作 小山宙哉
出演 小栗旬(南波六太)、岡田将生(南波日々人)、麻生久美子(伊東せりか)、濱田岳(古谷やすし)、新井浩文(溝口大和)、井上芳雄(真壁ケンジ)、塩見三省(福田直人)、堤真一(星加正)、益岡徹(六太・日々人の父)、森下愛子(六太・日々人の母)、吹越満(鶴見徹太郎)、バズ・オルドリン、野口聡一

[2012/05/05]鑑賞・投稿
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テルマエ・ロマエ

2012年05月01日 | 邦画
マンガ「テルマエ・ロマエ」を原作とする映画。ローマが舞台の物語なので、濃い顔の役者を揃えています(笑)。原作は読んだことがありませんが、映画は見に行って見ました。

先にも記しましたが、出てくる日本人俳優陣が濃い。主演の阿部寛を始め、市村正親、北村一輝、宍戸開・・・。それら主要配役以外は、外国人を使っているんですが、その中にいても、存在感ばっちり。ちなみに、公開初日の舞台挨拶では、会場の投票で北村一輝が濃い顔一番に選ばれています(笑)。

基本的に“マンガ”なので、ものすごく含蓄があるとか、人生を考えさせられるとか言う事は特にありません。むしろ、“マンガ”であることを逆手に取って、演出や映像がいい意味で“マンガ”的。真実が、ルシウスと一緒にタイムスリップした後の最初のシーンでは、右上に小さく『BILINGUAL』と言う、二ヶ国語放送を意味する文字が。いや、実際にはそういう事ではないんですが、ルシウスが“平たい顔族”の属州にいる時は言葉が通じないことを示す意味でラテン語、ローマに戻った時は周囲と言葉が通じるので“日本語に吹き替えられた(笑)”ラテン語でセリフを話している演出になっています。で、本当は“ラテン語”で話をしている筈のルシウスと真実の言葉が“日本語に吹き替えられた(笑)”と言う設定なので、『BILINGUAL』と言う表記を画面にしたんでしょうね。

上戸彩ですが、某携帯電話会社のCMで制服姿を見せている訳ですが、この映画でもアルバイト先の制服姿を見せています。彼女、ある意味、制服女優と化していますね(笑)。

先にも記しましたが、“マンガ”が原作なので、ギャグの要素がかなりちりばめられています。場内クスクス笑う声が、時折響いていました。そういう意味でも面白かったです。

タイトル テルマエ・ロマエ
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/日本
監督 武内英樹
原作 ヤマザキマリ
出演 阿部寛(ルシウス・モデストゥス)、上戸彩(山越真実)、市村正親(ハドリアヌス)、北村一輝(ケイオニウス)、宍戸開(アントニヌス)、勝矢(マルクス/ルシウスの友人)、竹内力(館野)、笹野高史(山越修造/真実の父)、キムラ緑子(山越由美/真実の母)、蛭子能収(ショールーム部長)、松尾諭(伊丹登/真実の見合い相手)

[2012/05/01]鑑賞・投稿
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裏切りのサーカス / Tinker Tailor Soldier Spy

2012年04月22日 | 洋画(イギリス系)
昨日見た『Black & White/ブラック&ホワイト』もスパイモノですが、今日の『裏切りのサーカス』もスパイモノ。ですがテイストは全く違っていて、『Black & White/ブラック&ホワイト』はお馬鹿ムービーですが、『裏切りのサーカス』は重厚なエスピオナージになっています。それもそのはず、原作がスパイ小説の大家ジョン・ル・カレ。そりゃぁ、重厚な内容にもなりますよね。

ただ、その重厚さが話を分かり難くしている事もあります。二重スパイを炙り出す物語と言えば、二重三重に物語が絡みあい分かり難くなるものですが、これもその例外ではありません。ただ、二重三重に物語が絡みあうところで、一体誰が信用できるのかが分からなくと言う要素が多くの場合はあるんですが、この作品の場合、誰を信用すれば良いのか?と言う価値観の所は、あまりどんでん返しになったりはしませんでしたね。その意味では、あまりにも淡々と物語が進んでいってしまうのでドキドキ感が足りないかな。

“もぐら”の正体が判明し、スマイリーが、その“もぐら”から、女と男宛てに手紙を預かるんですが、やっぱりその手紙に最後のシーンを依頼する内容が書かれていたんですかね?今はどうか知りませんが、イギリスのエスタブリッシュメント層では、アラン・チューリングみたいに少なからず同性愛者が居たりしますからねぇ。

さて、イギリスMI6の長官が“C”と称されるのは有名な話ですが、この物語中では“C”は“Control”と呼ばれていましたね。実際のところは“C”が何を意味するかについて諸説あるんですが、一般的には初代長官の名前から来ているという事なんですけどね。“C”をフォネティックコードで読んでいるんだとしたら、普通は”Charlie”で、“Control”にはなりません。どういう事なんですかね?

ところで、この物語って実際の事件が下敷きになっているようですが、その実際の事件ってやっぱりキム・フィルビーにまつわる、ケンブリッジ・ファイブの話なんですかね?

タイトル 裏切りのサーカス / 原題 Tinker Tailor Soldier Spy
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/イギリス=フランス=ドイツ
監督 トーマス・アルフレッドソン
原作 ジョン・ル・カレ
出演 ゲイリー・オールドマン(ジョージ・スマイリー)、コリン・ファース(ビル・ヘイドン)、トム・ハーディ(リッキー・ター)、マーク・ストロング(ジム・プリドー)、キーラン・ハインズ(ロイ・ブランド)、トビー・ジョーンズ(パーシー・アレリン)、ジョン・ハート(コントロール)、ベネディクト・カンバーバッチ(ピーター・ギラム)、デヴィッド・デンシック(トビー・エスタハース)、スティーヴン・グレアム(ジェリー・ウェスタービー)、キャシー・バーク(コニー・サックス)、スヴェトラーナ・コドチェンコワ(イリーナ)、サイモン・マクバーニー(オリバー・レイコン/外務次官)

[2012/04/22]鑑賞・投稿
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Black & White/ブラック&ホワイト / This Means War

2012年04月21日 | 洋画(アメリカ系)
二人のスパイが、一人の女性を奪い合う。ラブコメ?ラブアクション?

CIAエージェント同士が、女性を巡って対決するわけですが、その際、CIAの各種リソースを使いまくる。設定としては、非常に面白いですね。しかもその女性自身も、奥手で、昔の彼氏に裏切られたために、男性に臆病な女性と言う設定。中々面白いです。ただ、CIAって、アメリカの国内法の規定で、アメリカ国内で活動しちゃいけないんですけどねぇ。アメリカ国内での、スパイ活動って言うか、防諜活動はFBIの役目なんですよねぇ。さすがに、FBIで物語を描くわけには行かなかったと言う事かな。それと、そもそも、CIAと言う設定の方が、何かと面白そうと言う事もあるかもしれませんけどね。

劇中のセリフで、「(タックは)イギリス人なの」と残念な雰囲気で言うシーンがあったんですが、これって、どういう意味なんですかね?イギリス人男性って、何か残念なんでしょうか?

はっきり言って、お馬鹿ムービーな訳で、頭を空っぽにして、楽しむのが正しい鑑賞の仕方だと思います。

タイトル Black & White/ブラック&ホワイト / 原題 This Means War
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 マックG
出演 リース・ウィザースプーン(ローレン・スコット)、クリス・パイン(FDR)、トム・ハーディー(タック)、ティル・シュヴァイガー(カール・ハインリッヒ)、チェルシー・ハンドラー(トリッシュ)、(アンジェラ・バセット/コリンズ・FDRとタックの上司)

[2012/04/21]鑑賞・投稿
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バトルシップ / Battleship

2012年04月15日 | 洋画(アメリカ系)
2012年、突如、地球外から未確認物体が襲来し、地球に多大な被害を与える。その地球外からの落下物は、数年前から行われていた国際ビーコンプロジェクトに関連した物と考えられた。たまたまハワイ沖で行われていたRIMPAC海域にも地球外生命体の物と見られる未確認物体が落下していたので、USSジョン・ポール・ジョーンズ、USSサンプソン、護衛艦みょうこうの3艦は調査に派遣されるが・・・。

突っ込みどころ満載です。何がって・・・、ねぇ。26歳で海軍に入隊したかと思うと、気がついたら駆逐艦のTAOになっているって、どういう事(笑)? それに護衛艦艦長クラスの上級幹部(ナガタの事)は、普通あまり対抗戦(今回はサッカー)に主力選手として出場したりしないし、まして、他国の士官と喧嘩したりもしない。下級水兵かよ。

それに、地球外生命体の方も、通信その他のすべてを遮断するバリアを形成する程の科学力が有りながらも、武器は普通の砲撃?それに逆に、地球側の普通の砲撃にやられるし。バリアは?

地球全体の危機の雰囲気がありながらも、実際の危機にひんしているのは、もしかしてハワイだけ?香港は落下物で被害は出ているけど、他の国は?

突っ込むのはその位にして、今までのアメリカ映画との違いも散見されます。まず、冒頭のサッカーシーン。その後の伏線のために必要なのかもしれませんが、アメリカが負けるとはねぇ。って言うか、その相手が日本。この作品は、ナガタを演じる浅野忠信が準主役級で出ていて、これも従来から考えるとかなり異例だと思います。イギリスとか、オーストラリアとか英語圏の国なら解るんですが。

それより何より、地球外生命体から攻撃を受けるストーリーのアメリカ映画は、これまでも数多ありますが、それらでは『インデペンデンス・デイ』に代表されるように、地球全体の危機であるにもかかわらず、アメリカばかりが戦っていたり、あるいはアメリカが他国と協調する様なシーンは描かれた事は殆ど皆無でしたが(『インデペンデンス・デイ』では、弱点をモールスで世界各国に伝えましたが攻撃は各国個別)、この作品は前述のように自衛隊員のナガタが大活躍するんですよねぇ。半分指揮を取っているのではと思うほど。元々この作品は、2010年に撮影されていたので実際にはそうでは無いはずなんですが、3.11のトモダチ作戦からの絆を感じさせられました。

と、B級テイスト満載なんですが、不思議と駄作だとは感じません。何で?

タイトル バトルシップ / 原題 Battleship
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 ピーター・バーグ
出演 テイラー・キッチュ(アレックス・ホッパー/USSジョン・ポール・ジョーンズTAO)、アレクサンダー・スカルスガルド(ストーン・ホッパー/アレックスの兄・USSサンプソン艦長)、ブルックリン・デッカー(サマンサ・シェーン/アレックスの恋人)、リアーナ(コーラ・レイクス)、浅野忠信(ナガタ・ユウジ/海上自衛隊護衛艦みょうこう艦長)、リーアム・ニーソン(シェーン提督/サマンサの父)、ジョン・ツイ(ウォルター・"ビースト"・リンチ/USSジョン・ポール・ジョーンズ乗組員)、ジェシー・プレモンズ(ジミー・"オーディ"・オード/USSジョン・ポール・ジョーンズ乗組員)、グレゴリー・D・ガトソン(ミック・キャナルズ/サマンサの患者・アメリカ陸軍退役中佐)、ハミッシュ・リンクレイター(キャル・ザパタ/国際ビーコンプロジェクトの科学者)、ピーター・マクニコル(国防長官)

[2012/04/15]鑑賞・投稿
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アーティスト / The Artist

2012年04月14日 | 洋画(フランス系)
2012年の第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)、主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)、作曲賞、衣装デザイン賞を受賞。映画がサイレントからトーキーに移り変わる頃を舞台に没落するサイレント時代のスター俳優と、トーキーの隆盛とともにスターダムに登る女優を描いている。サイレント映画としては、83年ぶりの作品賞受賞であることと、フランス映画が史上初の作品賞受賞ということも話題。

サイレント映画って、どうなんだろう?飽きるのかな?と思っていましたが、誤解でした。セリフがない(と言うか、セリフはあるけど聞こえない)ので、よりいっそう演じる俳優・女優たちのその表情や動きが際立ち(=と言う事は、より一層の演技力が必要と言う事ですが)、普通のトーキーよりも、より一層映像自身に集中してしまいました。ジョージを演じるジャン・デュジャルダンの表情が、何とも言えません。良い!人気の頂点から転げ落ちるスター俳優の悲哀が何とも言えません。

上述のように、基本的にセリフはなく、俳優の表情や仕草でその場面を表現しています。付け加えると、この作品では、背景の看板などの文字でその状態を示したりしていて、非常に理解が助かります。あと、犬のアギーもいい仕事しています。助演賞を贈っても良いんじゃないですかね(笑)。

今年・・・と言うか、近年でもかなり上位に位置する映画です。この作品は、テレビとか、DVDではなく、映画館で見るべきですね。コメディーであり、時々ホロリと涙する映画です。

タイトル アーティスト / 原題 The Artist
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/フランス
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
出演 ジャン・デュジャルダン(ジョージ・ヴァレンティン)、ベレニス・ベジョ(ペピー・ミラー)、ジョン・グッドマン(アル・ジマー)、ジェームズ・クロムウェル(クリフトン)、アギー(ジョージの愛犬)

[2012/04/14]鑑賞・投稿
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 / The Iron Lady

2012年03月20日 | 洋画(イギリス系)
『鉄の女』の異名をとった、第71代英国首相マーガレット・サッチャーを映画いた作品。本作品では、2012年アカデミー賞においてメリル・ストリープが主演女優賞を受賞した他、メイクアップ賞も受賞しています。

サッチャーの半生を描いているのは間違いないんですが、過去から歴史を辿ると言う形式ではなく、認知症を患っていると言われる現在において過去を振り返っているサッチャーと言う形の描き方をしています。若干、予想と違っていました。でも、そういう意味では、今のサッチャー像がどの位実際の姿に近いのかが不明ではありますが、認知症と伝えられている今のサッチャー像を垣間見ることが出来て、非常に興味深い内容になっています。良いです。

2012年のアカデミー賞でメイクアップ賞を受賞していますが、それも納得です。いやぁ、メリル・ストリープがマーガレット・サッチャーになっていますよ。加えて、メリル・ストリープはアメリカ人なのですが、少なくとも私が聞く限りは、ちゃんとイギリス英語で演じていました。「そうそう、そう言う感じだったよね。」と思うほど、ちゃんとサッチャーになっています。

その他、イギリス政治史上の人物が数々出てきます。すぐ分かったのは、ジョン・メージャー元首相ですかね。特徴的なメガネなので、多分、あの人がそうだと思います。それ以外にも、フォークランド紛争の件では、当時のアメリカの国務長官のアレクサンダー・ヘイグが登場するシーンがあるんですが、パッと見似た感じの人物を配しています。もっと言うと、最後に、レーガン元大統領とダンスをするシーンがあるんですが、レーガン元大統領もそっくりさん?を配していました。

その、フォークランド紛争のシーンですが、『首相の決断』を垣間見るシーンがあります。“Sink it”と言うセリフです。たった二言ですが、重いです。

この作品を見ると、サッチャーが、旦那さんのデニスを愛していたというのがわかりますね。認知症の症状と言う設定で、亡くなったはずのデニスと常に会話しているんですが、それが、夫を思う妻という感じなんですよね。なんか、最後のシーンは、なんか泣かせます。

タイトル マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 / 原題 The Iron Lady
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/イギリス・フランス
監督 フィリダ・ロイド
出演 メリル・ストリープ(マーガレット・サッチャー)、ジム・ブロードベント(デニス・サッチャー)、アレキサンドラ・ローチ(若年期のマーガレット・サッチャー)、ハリー・ロイド(若年期のデニス・サッチャー)、オリヴィア・コールマン(キャロル・サッチャー/マーガレットの娘)、イアン・グレン(アルフレッド・ロバーツ/マーガレットの父)、アンソニー・ヘッド(ジェフリー・ハウ)、リチャード・E・グラント(マイケル・ヘーゼルタイン)、ポール・ベントレー(ダグラス・ハード)、ロビン・カーモーディ(ジョン・メージャー)、ジョン・セッションズ(エドワード・ヒース)、マシュー・マーシュ(アレクサンダー・ヘイグ)、レジナルド・グリーン(ロナルド・レーガン)

[2012/03/20]鑑賞・投稿
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