勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

インサイド・マン(2006年)

2006年06月17日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル インサイド・マン

---感想---
デンゼル・ワシントン、ジョディー・フォスター、クライヴ・オーウェンと、アカデミー級の役者が勢ぞろい。完璧な銀行強盗を演じるクライヴ・オーウェンと、NYPD捜査官のデンゼル・ワシントン、そして、弁護士のジョディー・フォスターの息詰まる心理戦が繰り広げられます。

デンゼル・ワシントン、年取りましたね。昔は若々しいイメージがあったんですが、何か、中年のオジサンという感じでした。それと、ジョディー・フォスター。食わせ者の弁護士役を見事に演じています。それと、NYPD ESUのウィレム・デフォー、彼はこう言う役が似合いますね。

作品中、二つの時間軸での話が流れるので要注意。一瞬混乱するかも。後半の時間軸は統一されていますが。物語自体は、心理戦と言う事もあり、静かな時間が流れていきます。これと言って、凄く盛り上がる訳では有りません。そう言う意味では、ちょっと不満の残る向きもあるかもしれません。最後も、人に依っては、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。好き嫌いの分かれる作品だと思います。

英語版HP:Inside Man from Yahoo!

日本公開年 2006年
製作年/製作国 2006年/アメリカ
監督 スパイク・リー
出演 デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスター、クリストファー・プラマー、ウィレム・デフォー

[2006/06/17]鑑賞・投稿

トリック 劇場版2(2006年)

2006年06月10日 | 邦画
タイトル トリック 劇場版2

---感想---
人気テレビシリーズの映画化作品第二段。いつものメンバーでの、あの緩~い、マッタリとした独特な世界観が再びです。

相変わらず、パクリ満載です。ある一定年齢以上の方ならわかりますが、片平なぎさの”例の”手袋を歯で取る演技も見れます。29年ぶりの映画出演らしいですが、良く笑わないで、演技しましたね>片平なぎさ。流石に女優の貫禄を感じました。

あと、ユートピアなんて、やっぱり今時の人は知らないんだろうなぁと思ってしまいます。こう言う濃いところが良いですね。

矢部(生瀬)は今回、一体何の為に出てきたんでしょうね? 今回矢部の活躍はほとんどありません。やはり『広報人』としての出演でしょうか? まぁ、『広報人 矢部謙三』と言うのもありますが、そんな緩いところが良いです。

堀北真希ですが、彼女は良いですねやっぱり。『ALWAYS 三丁目の夕日』でもいいと思いましたが。将来、大女優になりそうな気がするといっては過言でしょうか?

何時もいつも良い意味で期待を裏切ってきている”トリックシリーズ”。この次が無いとは、誰にもいえないですね。

日本公開年 2006年
製作年/製作国 2006年/日本
監督 提幸彦
出演 仲間由紀恵、阿部寛、野際陽子、生瀬勝久、片平なぎさ、綿引勝彦、上田耕一、平岡祐太、堀北真希

[2006/06/10]鑑賞・投稿

トランスポーター2(2005年)

2006年06月03日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル トランスポーター2

---感想---
2002年の第一作に引き続く第二作。”1.契約厳守”、”2.名前は聞かない”、”3.依頼品は開けない”という厳しい掟を持ったプロの運び屋のアクション作品。今回の依頼は、子供の運転手ですが、思わぬところで殺し屋から狙われてしまいます。

突っ込みどころが沢山ですが、突っ込んではいけません。上映中に、時々失笑するような、鼻を鳴らす音が聞こえましたが、そう言うものだと思ってみるべきです。ジェイソン・ステイサムが強すぎるしね(笑)。また、製作がリュック・ベッソンだからだと思いますが、日本のある武術のシーンが出てきます。ですが、これは、この武術を誤解していますね。

トランスポーターだけに、車が良いです。アウディのA8 6.0クワトロと言う、W型12気筒エンジンの高級車が使われています。役者関連では、モデル出身のケイト・ノタがイカレタ女殺し屋を演じています。本当にイカレテいる感じがよく出ていて怖いくらいです。それと、母親役のアンバー・ヴァレッタですが、最初、キャメロン・ディアスかと思ってしまいました。似てると思うのは私だけでしょうか?

先にも記しましたが、この映画はこう言うものだと思ってみるべきです。能天気なアクション映画として楽しみましょう。

英語版HP:Transporter 2 from Yahoo!

日本公開年 2006年
製作年/製作国 2005年/フランス・アメリカ
製作・脚本 リュック・ベッソン
監督 ルイ・レテリエ
出演 ジェイソン・ステイサム、アレッサンドロ・ガスマン、アンバー・ヴァレッタ、ケイト・ノタ、マシュー・モディーン

[2006/06/03]鑑賞・投稿