勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

クロニクル / Chronicle

2013年09月27日 | 洋画(アメリカ系)
高校生の三人組が、ふとした事から特殊能力を身につけてしまい、自分に身についた特殊能力に戸惑い、翻弄されるさまを描く。

ビデオブログをアンドリューが撮影していると言う設定から、映像がハンディカメラで撮ったような雰囲気になっています。映画というより、実際に起きた出来事の記録(まさにクロニクル)と言う設定ですね。そういう観点では、『クローバーフィールド/HAKAISHA』や『SUPER8/スーパーエイト』に似た感じになっています。

普段おとなしいやつを怒らせると怖いということの典型でしょうか。アンドリューが、最後に切れてしまいます。って言うか、その端々で、アンドリューがかなり危険な伏線は有るんですが、最後に行くところまで行ってしまいました。例えが適切では無いかもしれませんが、宝くじの高額当選者には、その後の人生を狂わせないように「その時の心得」みたいな冊子を渡されるそうです。これは、思いがけない出来事に対処できない人に対した配慮なわけですが、この作品の設定も“思いがけない出来事”な訳ですから、「その時の心得」の様なカウンセリングが必要だったのかもしれませんね。それがあれば、アンドリューも人生狂わなかったかも。

“オトクロニクル”キャンペーンを実施していて、1000円で見ることが出来ます。9月27日(金)からの2週間首都圏限定公開です。

タイトル クロニクル / 原題 Chronicle
日本公開年 2013年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 ジョシュ・トランク
出演 デイン・デハーン(アンドリュー・デトマー)、アレックス・ラッセル(マット・ギャレティ)、マイケル・B・ジョーダン(スティーブ・モントゴメリー)、マイケル・ケリー(リチャード・デトマー/アンドリューの父)、アシュレイ・ヒンショウ(ケイシー・レター)

[2013/09/27]鑑賞・投稿


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