医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

やっていると言いながら

2019-05-23 06:26:02 | 薬局

ジレンマですね。

 

未だに決まらない医薬品医療機器等法(薬機法)はどうなるのか。

どうやら消費税の導入は10月になりそうな気配である。

これすらも景気の動向を見て決める話があった。

その景気がどうなのかの指標となるGDP(国内総生産)が発表になった。

不安視されていたにもかかわらず、2019年1~3月期の実質GDPは前期比0.5%増、年率にして2.1%増と、2期連続の増加となり、18年度の成長率は前年度比0.6%となったそうだ。

かなりうそ臭い数字である。

本当に景気は良くなっているのだろうか。

実感がない。

 

話を戻すが薬機法で決まるとされている薬局の機能区分がある。

既にご存知の通り「地域連携薬局」と「専門医療機関連携薬局」である。

この基準に達しない薬局は「その他の薬局」となる。

これは国民に向けて薬局の機能を知らせて、選択しやすくさせるためらしい。

 

ところで「地域連携薬局」と看板に書かれて国民は分かるだろうか。

何をしてくれる薬局なのか、もっと国民にアピールする必要がある。

これから始めるのかもしれないが国民に定着させるにはかなりの時間を要するだろう。

なぜなら先行している「健康サポート薬局」が未だに国民には認知されていない。

 

「専門医療機関連携薬局」になるとなおさら分かりづらくなる。

がんの専門医療機関との連携から始めるらしい。

となると「〇〇病院がん専門薬局」と表示していいのか。

それとも「〇〇病院がん専門連携薬局」となるのか。

これって処方箋の誘導にならないのだろうか。

 

昨日も書いたが日本薬剤師会としては、全ての薬局が「地域連携薬局」になって欲しいと話している。

実際には要件を満たすにはかなり難しさを感じる。

何と言っても全薬局の半分は1人薬剤師薬局との話もある。

1人薬剤師薬局では「地域連携薬局」になれそうもない。

 

自分の薬局が「健康サポート薬局」でも「地域連携薬局」でも「専門医療機関連携薬局」にもならなかったとしたらどうするだろうか。

私はひねくれ者だから自分が出来ないことは、良い事でも否定的に表現しがちである。

「健康サポート薬局」…そんなものは当たり前にやっている。

「地域連携薬局」…そんな認定がなくても昔から地域連携はやっている。

「専門医療機関連携薬局」…きちんとがんの服薬指導もやっている。

 

そうなると広く国民へのアピールもしなくなる。

そんな風にならないことを願っている。

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2 コメント

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ばらばらから・・・ (しろい)
2019-05-24 10:37:06
どこを受診しても極力かかりつけ薬局でフォローをするから、院外薬局の意義があるのではないでしょうか?

止むを得ない場合は薬局間の連携などで、他薬局におまかせする事もあると思います。しかし始めから苦手分野は他薬局におまかせとか、薬局のたらい回しを前提にしたような仕組みにはして欲しくないと思います。院内処方と同じようになってしまうような。
おかしい? (駒形和哉)
2019-05-26 13:00:48
かかりつけ薬剤師のキーワードは「一元的・継続的な把握」となっています。

いつもの薬は近所のかかりつけ薬局でなじみのかかりつけ薬剤師から調剤を受けて管理してもらっているのに、がんの薬だけは「がん専門医療機関連携薬局」からがんの薬をもらえって話でしょうか。

国は何を考えているのか理解に苦しむ。

今回はがんから専門医療機関連携薬局が始まるようですが、その内に糖尿病や認知症なども専門医療機関連携薬局が出来たら、かかりつけ薬剤師制度は要らなくなりますよね。

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