大きく流れが変わりつつある。
ある調査会社が2018年1月から12月までの国内医療用医薬品の売上高データを発表した。
それによると1位は「マヴィレットハイゴウ」で約1,328億円である。
2位は「アバスチン」で約1,175億円、3位が「オプジーボ」の約1,062億円で3種が1,000億円を超えている。
従来の治療薬とは適用が異なるような気がする。
しかも超高価薬である。
昨日の朝日新聞では、再発などで治療が難しい特定の血液細胞がん化した白血病とリンパ腫に適用する「CAR –T細胞療法」の製剤キムリアが春にも保険適用になるようだ。
患者数は年間に250人らしいが朗報である。
ただこのキムリアの薬価が気になる。
既にアメリカでは1回が4,000〜5,000万円だそうだ。
先日の中医協では脊髄損傷患者に用いるヒト骨髄由来葉系幹細胞「ステミラック注」の薬価が1,495万7,755円に決まりそうだ。
同じく昨日の日経新聞では「遺伝子治療薬」も保険適用になるようである。
私にはよく分からない領域ではあるが確実に医療の進化が感じられる。
MRの販促活動で売上が計上される「販促会社レベル」がある。
1位はファイザーで約5,660億円である。
ちょっと凄すぎるような気がする。
これらの費用が薬価に反映されている。
2位は中外製薬の約4,779億円、3位は第一三共の4,498億円となっている。
ただ、いずれも前年を下回っている。
ここで考えさせられるのが、こんなにMRの販促活動が必要なのかである。
ここにも大きな時代の流れを感じさせる。
そして、製薬メーカーの早期退職も急速に進んでいる。
医療用薬品市場でも2年連続のマイナス成長となっている。
全体で10兆3,374億円である。
この医薬品市場はより縮小することが予想される。
ただ、全てが後発医薬品に切り替わると、また増加すると思われる。
必要とする患者が待っている限り。
20度の焼酎は飲みやすい。
気がつくと飲み過ぎてしまう。
そして、何と言っても大声で笑え合える仲間が最高だ!
南国宮崎でした。
どうしてだろうか?
恥ずかしすぎる。