医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

勝手にあせる

2021-09-08 01:39:51 | 薬局

さすがに、そろそろ気になりだしたのか。

 

コロナ騒ぎで忘れていないと思うが、来年は薬価引き下げがあり、調剤報酬も改定になる。

薬価は確実に引き下げられる。

この影響の大きさは声がかれるくらい言い続けている。

そして価格交渉も暗礁状態になる。

薬価差益は圧縮される。

それを補う策はあるのか。

 

調剤報酬も処方箋を受け取っただけでもらえる報酬は下がる。

まさかの「調剤基本料」も「調剤料」も引き下げられる。

「調剤基本料」自体に統一化などの危うい話がある。

さらに「後発医薬品調剤体制加算」「地域支援体制加算」の要件が変わる可能性が高い。

後発医薬品の手配が難しい状況ではあるが80%を超えて85%のレベルまで引き上げたい。

「地域支援体制加算」の実績もさることながら、オンライン資格確認の体制なども求められるかもしれない。

失った時の影響は大きい。

 

全国の処方箋発行枚数が頭打ちになっている。

その獲得が難しくなってきた。

特にドラッグストアに流れている「かもしれない」では考えが甘い。

確実に流れていると思って間違いない。

 

そんな現実を会社全体で認識したい。

処方箋が減りだしたとか利益が前年を割ったなどは、まさに限りなく赤信号と考えた方がいい。

何度も言っているが2022年度調剤報酬改定に向けた準備は既に始まっている。

中医協の審議はまだ序の口だが出始めると早い。

なぜなら報酬改定の原案はすでに出来上がっていて、中医協での審議はパフォーマンスにすぎないと思われる。

厚生労働省の中ではすでに決まっているはずだ。

そのベースとなっているのが「患者のための薬局ビジョン」であり、2025年に向けた「地域包括ケアシステム」への構築となる。

 

関係する会社からオンライン社員研修のオーダーがいくつか来ている。

今は社員全体に変わることを意識させることが大事な時期になる。

人の脳は急な変化にはパニックになる。

事前にすり込まれた情報には対応可能となる。

気が付いたらもう9月じゃないか。

 

教訓 菅首相から学べ!

想定への早期対応、起きた時のA案、B案などの選択の用意、専門家の意見を待つのではなく専門家を使う。

 

などと私には出来ないことばかりなので勉強になる。

 

ちょっと不気味なんだけど急にコロナの感染が少なくなっている。

信じていいのだろうか。

 

コメント (2)
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